ハイキング中クマが至近距離に迫るも、冷静すぎる女性たち(メキシコ)<動画あり>

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2020年07月20日 21:12  Techinsight Japan

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Techinsight Japan

女性のすぐ後ろで臭いを嗅ぐクマ(画像は『Alex Trysthän 2020年7月19日付Twitter「Oso: Si salimos bien la selfie???」』のスクリーンショット)
メキシコ北東部ヌエボ・レオン州サン・ペドロ・ガルサ・ガルシアにあるチピンケ自然公園で、ハイキング中の女性3人がクマと遭遇した。クマは3人のうちの1人に執着し、至近距離で臭いを嗅ぐなどしていたが、女性たちは始終冷静に対応し無事だった。

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ハイキングコースが充実し、週末になると多くのハイカーで賑わうメキシコのチピンケ自然公園で今月18日、3人の女性がクマと出くわした。その様子は動画で捉えられ、SNSに投稿されると『TMZ』『The Sun』などが伝えて注目を浴びている。

動画では3人の女性が道の端に立っており、クマは1人の女性の脇に立つとひたすら臭いを嗅いでいる。その後、クマは女性の太腿を両手で抱えて引き寄せているが、女性は体勢を崩しつつもあくまでも冷静だ。

いじられている女性のすぐ前に立っている女性は前を向いたままじっとしており、少し離れて立っている3人目の女性はクマをチラチラみながら警戒している。また動画を撮影している男性は「ノー、ノー」と言ってクマの注意を引こうとしているようだが、クマの耳には届かない。

するとここで、いじられている女性が大胆な行動に出た。後方から撮影した動画ではわかりにくいが、女性はクマが自分の背後に立つと、左手をすっと上げて携帯電話でクマと一緒にセルフィーを撮影したのだ。その後クマは女性から一度離れたが、再び近づくと女性の右脚を軽く噛んだ。そして足で女性を2度ほど叩くと、気が済んだのかその場を後にした。

なお専門家はクマと遭遇してしまったら刺激せずに静かにし、母クマと子グマの間には立たないこと、近づいたりエサをあげたりしないこと、目を合わさずにゆっくりと後ずさりをすること、最悪の場合はクマ撃退スプレーを噴射することなどを対策としてあげている。一方で走って逃げたり、大声を出したり、写真を撮ることはNGで、動画の女性については「運がよかったのでしょう」と話している。

ちなみにこの動画には、「うわ、こんなに近くにいるのによく冷静でいられたね」「よくセルフィーなんか撮る余裕があったね。何事もなくて良かったよ」「クマも足が速いからね。これだけ近づいたら、もう逃げられないね」「クマも人間に慣れている気がする」「まだ若いクマだね。このあたりにはよくクマが出るらしいよ」「きっと誰かがエサを与えたことがあるんだよ」といった声があがっている。



画像は『Alex Trysthän 2020年7月19日付Twitter「Oso: Si salimos bien la selfie???」』『Mario 2020年7月20日付Twitter「Actually, the bear also bit her in her afterwards」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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  • ある日 森の中 熊さんに 出会った…。
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