のん、林遣都に恋する“崖っぷち”ヒロインに 綿矢りさ氏『私をくいとめて』実写映画化

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2020年07月22日 07:00  ORICON NEWS

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写真映画『私をくいとめて』で共演する(左から)のん、林遣都(C)2020『私をくいとめて』製作委員会
映画『私をくいとめて』で共演する(左から)のん、林遣都(C)2020『私をくいとめて』製作委員会
 2004年に『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞した綿矢りさ氏の小説『私をくいとめて』が、女優で創作あーちすと・のんと俳優・林遣都の初共演で実写映画化されることが22日、発表された。31歳のおひとりさまヒロイン・のんが、林演じる年下営業マンに恋をする“崖っぷち”ロマンスが描かれる。今冬公開予定。

【写真】林遣都演じる多田くんのティザービジュアル

 のんが演じるのは、独身生活が板についてきた黒田みつ子。彼女がひとりでも楽しく生活できる理由は、脳内に相談役「A」がいること。何かに迷ったとき「A」はいつも正しい答えを導き出す。独身生活が続くと思っていたある日、みつ子は、年下営業マン・多田くん(林)に恋をしてしまう。両思いだと信じて、ひとりの生活に慣れたみつ子は、20代のころのように勇敢になれない自分に戸惑いながら、一歩前へ踏み出していく。

 メガホンをとるのは、『勝手にふるえてろ』(2017年)で「第30回東京国際映画祭」コンペティション部門・観客賞などを受賞し、テレビ朝日系ドラマ『時効警察はじめました』などを手掛けている大九明子監督。

■のんコメント
・林との初共演について
肌が白くてうらましかったです。うらましすぎて、いつも以上に念入りにお肌のお手入れをしてました。林さんの役に対するアプローチも、とても魅力的だったので負けられない、と気合いが入りました。あと、林さん直々に並んで買ってきてくださったおすすめのクッキーサンドを現場で配っていらっしゃって、すごく優しい方なんだなと思いました。クッキーサンド、おいしかったです。

・脚本を読んだときの感想
面白かった。楽しいセリフがたくさんで、シリアスなシーンでも皮肉なユーモアがにじんでいて、どうやって解釈しようか…とうれしくてニヤニヤしながら読みました。一番胸を打たれたのは、この作品のテーマであり、みつ子が大切にしているおひとりさま。
おひとりさまって、ひとつの生き方として結構普通になってきている気がします。脳内に相談役としてAの存在を作り出すことも、楽しく生きていけるならありだなって思える。世の中の幸せは多様化している、そんな風に感じました。触れられない相手と触れられる相手の間でどう揺れ動いていくか、演じていてとても楽しかったです。考えすぎて自分で行き詰まっていく不器用なみつ子が、とても愛おしい。早く皆さんに見ていただきたいです。

■林遣都コメント
・のんとの初共演について
お芝居をしてるときと普段のギャップが大きい方という印象でした。人との距離の縮め方がきっと自分に近く、短い撮影期間ではあまりお話することはできませんでしたが、お芝居をしている時は常に役を通してお互いの心を探り合い、心地良い会話をさせていただけたと思ってます。よーいスタートで目の色が変わり、極めて繊細な表情で相手を引き込む力がある方で、お芝居の中で驚かされた瞬間がたくさんありました。ご一緒できて楽しかったです。

・脚本を読んだときの感想
綿矢りささん、大九監督お二人の世界観を演じることを楽しみにしていました。不器用な人間同士のピュアな心の模様を大九さんがどのような演出で繋げていくのか。あまり特徴が多いとは言えない自分の役どころにどのような膨らみが生まれるのか、楽しみな要素がたくさんありました。大九監督の人間の弱い部分に寄り添った心理描写、苦しいシーンもどこか温かく微笑ましい空間に変えてしまう演出をもっと味わいたいと思いながら気付いたら撮影を終えていました。完成を心待ちにしています。

■大九明子監督コメント

のんさんは怒りの表現が見事で、あんなに柔らかい空気を漂わせていながら、内側に高温のマグマみたいなものを持ってる人だと思います。のんさんはいっぱい質問してくれます。その対話の中でこの映画の核を再確認できたように思います。林遣都さんは以前からご一緒してみたかった方です。振り幅が素晴らしく、少し話すと芝居がどんどん変わるので、とても楽しかったです。急に変なことお願いしてもすぐに「はい」と言ってやって下さってすてき。

■綿矢りさ氏コメント
映画化のお話をうかがったときは、大九監督の魔法によって、どれだけキャラクターが生き生きとよみがえるんだろう、とまず最初に思いました。以前に自著を映画化していただいたとき、主人公だけでなく、物語上のすべてのキャラクターたちが、本当に実在するようにリアルで、それでいてコミカルに描かれていたのが、驚いて忘れられなかったからです。本作は想像力のたくましい女性が主人公の話で、彼女はたくさんの人と関わることを無意識に恐れています。
映画化の台本を読むと、彼女の実は色鮮やかな内面が、イイ味出してる周囲の人たちとのふれあいにより、より濃く輝いてるなと感じました。現実ではさりげなく過ぎていくけど、実は心は激しく動いている。こんな場面を、のんさんと林遣都さんという、最高の方々に演じていただけると思うと、もう喜びを隠せません。お二方の過去の出演作品を見ながら「こんなすてきな方々が、あのけっこう地味な、いやかなり地味な、みつ子さんと多田くんになるなんて」と信じられない気持ちでいます。

このニュースに関するつぶやき

  • のんが出ていれば何でもいい。というレベルで、若くしてレジェンドになってる感。
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  • 以前の能年玲奈でフツーに仕事、ってのは叶わぬ夢なのね。でもまだオファーが続々来るのはスゴイ。頑張ってください。
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