「夫には、私を愛する義務がある…」歪んだ女王様気質で夫を支配する妻

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2020年07月23日 22:22  All About

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写真夫を「束縛」したがる女性の根本にあるのは愛情なのだろうか、支配なのだろうか。夫が仕事と家庭以外の時間を過ごすことを極端に嫌がり、浮気疑惑の腹いせにダブルワークを強いている女性に話を聞いた。
夫を「束縛」したがる女性の根本にあるのは愛情なのだろうか、支配なのだろうか。夫が仕事と家庭以外の時間を過ごすことを極端に嫌がり、浮気疑惑の腹いせにダブルワークを強いている女性に話を聞いた。

夫には私を愛する義務がある……妻の過剰な束縛

夫を「束縛」したがる女性の根本にあるのは愛情なのだろうか、支配なのだろうか。はたまた、自分は大事にされる価値があるから、「私の目の届かないところで勝手なことをするのは許せない」と思い込んでいるのだろうか。

夫が仕事と家庭以外の時間を過ごすことを極端に嫌がり、浮気疑惑の腹いせにダブルワークを強いている女性に話を聞いた。

夫は私を愛し続けて当然

都内在住のシオリさん(38歳)は、9年前、5歳年上の男性と結婚した。彼からの熱烈アプローチに根負けする形でつきあい始め、さらなる情熱的なプロポーズを受けて、「本当に私を幸せにしてくれる人」だと信じたからだという。

「最初の数年は、本当に幸せでした。すぐに子どもができたので夫は私を労ってくれて、家事育児を一生懸命やってくれた。私は夫にとっての『お姫様』が一生続くと信じていたんです」

3年後、ふたりめの子ができてしばらくたったころから、夫の様子が変わってきた。仕事が多忙になって出張も増え、家事に割く時間が減っていったのだ。挙句、ときどき酔って帰ってくるようになった。

「夫は接待だからしかたがないと言うんですが、なんだかアヤシい言動もあって。私は今も浮気だと思っています。あんなに私を愛しているはずの夫が、他の女性に目を向けていることが、どうしても許せなかった」

子どもを連れて実家に戻ったこともある。夫はすぐに駆けつけてきてシオリさんや親の前で土下座した。

「正直言うと、不安でした。あんなに私を熱烈に欲していた彼の気持ちが、どんどん薄まっていく。私たち、職場結婚なんですよ。他にもつきあってほしいと言ってくれる男性はたくさんいたし、もっとエリートの人もいた。だけど私が夫を選んだのは、私をずっと愛し続けてくれると約束したから。そうでなかったら、夫みたいな“そこそこの人”は選ばなかった」

シオリさんは、目鼻立ちの整った美しい人だ。そんな彼女が激しい怒気を含んだ表情になると、正直言って少し怖い。そんな妻と、妻の両親の前で土下座させられた夫が、その後も妻を愛せるのだろうか。

夫はダブルワーク

夫は献身的だった。朝早く起きて朝食を作り、下の子を保育園に連れていってから出社する。上の子が小学校に入ってから、シオリさんも心身共にラクになったので短時間のパートに出るようになった。仕事が楽しいというよりは外に出ると気分が変わった。

「大人としゃべれるのがうれしかったですね。夫もまた、私がいちばん、家族がいちばんという生活に戻りつつあったのでホッとしました」

ところがどんなに忙しくても、人は時間を作り出すものなのかもしれない。夫が高校時代の同級生と会っていることを、彼女は1年ほど前、夫の携帯から知ってしまったのだ。

「久しぶりに夫が寝ているときに、夫の指をよいしょっと当てて指紋認証して携帯を見たら、どうやら高校時代の女性とたまに会っているみたいで。男女の仲を匂わせるやりとりがあったんです。カッと頭に血が上って、夫をたたき起こしました」

夫の関心が自分以外に向くと、彼女はとたんに胸が苦しくなるのだという。かしずかれないと満足できない女王様体質なのだろうか。

時間があるからいけないのだと、彼女は夫にダブルワークを命じた。夫の給料がなかなか上がらないことにも業を煮やしていた。

夫は反論もせず、週末は自宅から3キロほど離れたコンビニで働き始めた。シオリさんはときどき、夫の様子を見に行った。浮気が続いているのではないか、気が気でならなかった。もっともそのころには内緒で夫の携帯にGPSを導入してもいた。

どこまでも束縛したのは、夫に愛されなければならないと思ったから。夫が自分を愛して当然だという上から目線が、彼女のプライドでもあったのかもしれない。

今年になって、夫は突然、家を出て行った。

「僕もひとりの人間だよ。もう我慢の限界だって。びっくりしました。私が夫を棄てることはあっても、夫が私を棄てていいはずがない。今、家庭裁判所に調停を申し立てています。こんなことになるなんて思ってもみなかった」

シオリさんははらはらと涙をこぼす。強気なのか弱気なのかよくわからないのだが、こういう女性は少なからずいる。おそらく、夫に対してだけ強気なのだ。それは彼女の“自信のなさ”の表れなのかもしれない。大事に育てられすぎて、どこか歪んだ自我が育ってしまったのだろうか。

夫は離婚を望んでいるようだが、彼女は絶対に離婚しないと決めている。なぜなら、「夫は私を愛する義務があるから」だ。
(文:亀山 早苗(恋愛ガイド))

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  • 個人のこうした行き過ぎもそうだが、「男は女を守るべき」という「義務」が、不変・普遍で色濃く残っているからねぇ。「女は男を守るべき」も無ければ、違った「義務」もナシ。全く大した男女平等社会だよ(呆
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