モラハラ夫が浮気、主婦の“ドロ沼”離活ストーリーに反響 「悩む女性の助けになれば」

1

2020年07月24日 09:30  ORICON NEWS

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

写真衝撃のモラハラ発言続出! ドロ沼離婚を描いたカコマツさんの作品
衝撃のモラハラ発言続出! ドロ沼離婚を描いたカコマツさんの作品
 妊娠中に夫が浮気。さらに相手の女性は妊娠、中絶までさせていた…! そのほかにも信じられないほどのモラハラ行為を繰り返す夫と、調停、裁判を経てついに決別。泥沼エッセイ漫画家・カコマツさんが自らのドロドロ離婚体験を綴った漫画『離活のすべて』が、Instagramで大きな話題を呼んでいる。今すぐ役立つ離活の具体的なHOW TOを、苦しんでいる女性たちにシェアしているカコマツさんに漫画に込めた思いを聞いた。

【漫画】浮気相手の妊娠が発覚! モラ夫とのドロ沼離婚ストーリー

■不倫相手を妊娠、中絶までさせていた

──元ご主人のモラハラの数々にはドン引きしましたが、離婚を決意した決定打は?

【カコマツさん】まだ私のお腹に子どもがいた頃に不倫が発覚したんです。それだけでも十分ショックだったのですが、相手とのLINEのやりとりを見たのが決定打になりましたね。

──お相手を妊娠、中絶させたうえに、ひどい内容を送っていたとか。

【カコマツさん】そうなんです。堕胎手術の当日にその方が「つらい」と送ってきたLINEに対して、「パチンコしてるよ〜」とか会話が成立しない能天気な返信をしていたんです。それ以前から元夫のゲスっぷりにはウンザリしていましたが、ここまでひどかったとは…と愕然としました。

──本来なら相手の女性に慰謝料を請求するべきところですが。

【カコマツさん】相手の女性は4人のお子さんを育てているシングルマザーで、中絶費用を捻出するのも厳しいことがLINEのやりとりからわかりました。何よりお子さんたちには罪はない…などといろいろ考えてしまい、結局、わが家の家計から中絶費用をお支払いすることにしたんです。

──相手の方に同情してしまったんですね。

【カコマツさん】相手の方は私が妊娠中だということもご存じだったんです。だから「同じ妊婦なのに、なぜ私にだけ中絶を迫るの?」といったLINEを見たときには、慰謝料請求なんてできないと思ってしまいました。

■絶対に譲歩できない! 離婚までの日々

──カコマツさんが誠実に相手と向き合う一方で、元ご主人はひたすら逃げの姿勢で。

【カコマツさん】支離滅裂な理由をつけては「自分は悪くない」の一点張り。相手の女性とのお金のやりとりもすべて私に任せきりでした。それ以前も不信感はありながら「お腹の子の父親には代わりはない」と我慢をしていたのですが、この出来事があって「この男と一緒に暮らすのは、子どものためによくない」と完全に意識が切り替わりましたね。

──その後、別居を経て家庭裁判所に離婚を申し立てます。

【カコマツさん】元夫が慰謝料などの離婚条件に合意しなかったため、調停離婚の手続きを取らざるを得ませんでした。別居して心身ともにすっきり、子どもの表情も明るくなったのですが、そこからまたストレスフルな日々が始まりましたね。

──ご自身の“離活”を振り返って、もっとスムーズにできたかも…と感じる部分はありましたか。

【カコマツさん】はい。1つは離婚調停委員に期待しすぎたことです(苦笑)。元夫のモラハラ行為についてはメモや録音にも残していたのでもっと親身になってくれるというか、味方になってくれると思ったんですね。

──ところがそうではなかった?

【カコマツさん】結局、調停委員というのは中立の立場のため、どちらの言い分にも耳を傾けるんですね。また元夫も調停委員を丸め込もうとウソにウソを重ねて。それでも私の離婚の意思は固かったため、調停委員から「だったら養育費や慰謝料は相手の条件を受け入れなさい」と何度も説得されました。

──そこで心が折れて、言いくるめられてしまう女性もいるでしょうね。

【カコマツさん】たくさんいると思います。ただ私は子どもとの生活を守るために絶対に譲歩はできなくて、1度目の調停は不成立に終わりました。やはり1人で戦うのは限界があると感じたため、婚費調停と離婚裁判では女性弁護士の方を依頼したのですが、これが大正解。まさに勝利の女神でしたね。

■女性が生きやすい社会になれば

──費用をかけてでも、弁護士はつけたほうが有利に離活を進められるのでしょうか。

【カコマツさん】私の場合はそうでした。費用については不安だったのですが、その弁護士の方が法テラスを利用して分割払いするなど、最も安く済む方法をアドバイスしてくださったんです。

──経済的な不安から、離婚に踏み込めない女性も多いと聞きます。

【カコマツさん】私も経済的なゆとりはまったくありませんでした。ただ元夫のように安月給で浪費家、育児もしない夫と我慢しながら暮らすよりも、離婚して児童扶養手当、養育費などをもらいながらフルタイムで働いたほうが経済面でもメンタル面でも人生が豊かになると思います。

──SNSで漫画を発表後、どのような反響がありましたか?

【カコマツさん】同じように苦しんでいる方から「勇気が湧きました」「私も離活を始めます」という声をいただきます。ただ、一方で、マウンティングをかけてくる人もいます。世の中にはシングルマザーがイキイキしているのがイヤな方もいるようで、私が楽しんでいる内容のSNSとあげると、それを見た友人がLINEで妙な絡み方をしてきました。ただその方によくよくお話を聞いてみると、「本当は離婚したいんだけど踏み切れない」という事情をお持ちでした。

──つまりその女性も苦しんでいたと…。

【カコマツさん】私の身内にもけっこういるんですけど(苦笑)、自分が我慢してること、不安を抱えていることから目を背けるために人を攻撃してしまう方って少なからずいるんだろうなと思いました。自分のほうがマシだ、じゃないですけど。

──そうした女性にこそ、カコマツさんの体験を参考にしてもらいたいですね。

【カコマツさん】近年は養育費に関する法律もかなり改善されていて、それはやはり女性たちが自分の経験から声をあげたからだと思うんですね。私も微力ながら、女性が生きやすい社会作りの一助になればという思いを込めて漫画を描いています。

──読者の体験を漫画化されることも増えていますね。

【カコマツさん】はい。中には漫画化するのも苦しいほど悲惨な体験談をいただくこともあって…。今は主にネットで漫画を発表していますが、こうした女性たちの苦しみをもっと広く社会に知ってもらうために、いつか自分の漫画を書籍化することを目指しています。

    あなたにおすすめ

    オススメゲーム

    ニュース設定