夫とコロナに関する考え方が合わず、家庭内別居中…どうすれば?【お悩み相談】

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2020年07月28日 06:42  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外出自粛で家族が自宅で同じ時間を過ごすことが増えています。そんな中、夫婦仲が悪化したというお悩みはよく耳にします。

夫との時間が長い…何話せばいい?「夫婦の会話」盛り上がるコツ

多かれ少なかれ、心当たりがあるという家庭もあるのでは?

例えば、あるママはこんな悩みを抱えています。

「新型コロナで外出自粛になってから!夫との考え方・意識の違いに愕然としています。

うちには3歳の子どもがいるので、親としては外からウイルスを持ち込まないように十分注意する必要があるのに、夫は大好きなゴルフに行けないことがストレスのようで、緊急事態宣言が出されても、週末は決まってゴルフの打ちっぱなしに行っていました。

『打ちっぱなしも自粛したら?』と伝えても『俺はいいんだ』『人とは接触しない』などと言って聞く耳を持ちません。

コロナによって夫の子どもへの愛情の薄さなどの本性を知り、ショックです。いまは家庭内別居同然の暮らしをしています。

緊急事態宣言が解除されても、夫との仲は改善されていません。今後どうすればいいですか? 子どものためにも考えたいです」(39歳のママ・兼業主婦)

このお悩みに対して、DV防止啓発活動を行う一般社団法人Turn to Smile(たんとすまいる)の代表理事で、心理カウンセラーの宗像美由(むなかた・みゆ)さんにアドバイスをいただきました。

宗像美由さん(以下、宗像)「緊急事態宣言の中、3歳のお子さんのために細心の注意を払い過ごされていらっしゃったとのこと、お疲れさまでした。

小さな子どもは元気いっぱい。せっかくの新緑の季節にもかかわらず、お外に行けないお子さんの心と体のケアをすることがどれだけ大変だったかと思うと、頭が下がる思いです。

自粛は解除されたとはいえ、コロナがなくなったわけではないので、まだまだ予断を許せず、先行きの見えない日々が続きそうですので、新しい日常に慣れるまでには人それぞれ時間がかかりますね」

■夫の自分勝手な行動、どうとらえればよい?

夫が家族への感染リスクを考えずに自分勝手な行動をしていることについては、どのようにとらえるといいでしょうか?

宗像「コロナウイルスの感染リスクは、外出することで高まるといわれていますので、夫が出かけることで、不安な気持ちが強くなりますよね。また、大黒柱である夫が感染することによって経済的な不安がありますし、もし自分に感染したら、子どものお世話を誰がするのか?という不安、そして何よりも大切にしている子どもへの感染も心配ですね。

“人の行動には、目的がある“といわれているので、夫さんの行動にも何か目的があるのでしょうね。

自粛生活では、多くの人がストレスを感じやすくなっています。そのストレスを家庭内に向けることで、コロナDVやコロナ離婚、コロナ虐待が増えています。夫さんの打ちっぱなしが、自分のストレス解消で、それを家族に向けないための一つとして役立っていると考えることもできるのではないでしょうか」

■理想の家庭に近づくために自分にできることを

家庭内別居同然の状況や今後のことについて、どうすれば良いでしょうか。

宗像「緊急事態宣言解除後も、家庭内別居同然の状況が続いていて、世界で一番くつろげるはずの家庭がそうなっていないことに、悩んでおられるということですが、今後どのような家庭の状況を望んでいますか?

離婚という方法を望まないのであれば、まずは、理想とする家庭に近づけるために、自分にできることを行動に移してみましょう。

夫がどんな行動をするかはさておき、自分と子どもにとって良い環境、過ごしやすい日常のためにできることはあります。そうすることで、夫の気持ちや態度も自然とやわらいでくる可能性もあります。

家庭内別居状態となると、相手を否定的に見る傾向がどうしても出てきてしまいます。そんなときは、自分の心の高さはどのくらいなのか、一度自分と向き合ってみることもできますね。

子どもたちは言葉になっていなくても、家の中の空気や雰囲気を感じ取ることはできます。子どもは親を通じて社会や世界を学んでいきます。

自分の言動や、夫との関係を通じて、お子さんにどんな大人を見せたいですか? どんな夫婦や家族を感じてもらいたいでしょうか? 親は子どもにとって、大人代表、母親代表、父親代表、世界代表です」

■関係を修復したいなら相手の良さを思い出して

やはり、願うのは夫との関係修復。それを目指すなら、妻自身はどんなことができるでしょうか。

宗像「人は、自分に余裕があると、優しい言葉をかけるなど、思いやりのある行動を選ぶことができますよね。しかし、そうでないときは、自分のことが手いっぱいで、なかなか相手のことまで気づかいをすることがむずかしくなります。

家庭内別居をやめて関係を修復したいと思うなら、一時垣間見えた夫の一面がすべてと思うのではなく、相手との関係の中であった、嬉しかったこと、楽しかったこと、感謝したいと思ったことなどを振り返ってみると、忘れてしまっていた、もしくは気づかなかった夫の良さを改めて感じることができると思います。

相手の大切さについて気付いたら、自然と接し方も変わってくるものです。まずは、自分のほうから相手に譲歩していくという気持ちを持てると素敵ですね」

コロナにより、夫の新たな一面が見えて、この相談者と同じように夫婦仲に不安や不満を抱えている場合には、参考になりそうです。
コロナをきっかけにより良い夫婦に成長して、子どもにも良い影響を与えたいものですね。

【取材協力】宗像美由(むなかた・みゆ)さん

一般社団法人Turn to Smile(たんとすまいる)代表理事 心理カウンセラー
「子どもたちの笑顔を安心して見続けるための未来をめざして」大切な人とのより良い関係を構築するための“DV加害更生プログラム”、“被害回復プログラム”、“面会交流支援”の3つを全国唯一の活動を行っている。

このニュースに関するつぶやき

  • (39歳のママ・兼業主婦)←言っていることは分かるけど、、勤務中に3歳の子供はどうしているのか気になる。。
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  • 初心に戻れたら良いですね。人は忘れる生き物ですね。
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