◆ 「プロ野球選手としてもっと成長」
ソフトバンクは28日、所属する周東佑京選手(24)が広島県出身の30歳・一般女性と入籍していたことを発表した。
東農大二高から東農大北海道オホーツクを経て、2017年の育成ドラフト2位で入団したプロ3年目の内野手。昨年の開幕直前に支配下登録を勝ち取ると、持ち前の脚力を活かし、代走の切り札として一軍定着。102試合の出場で打席数は114と代走がメインの出場ながら、チームトップの25盗塁を記録した。
また、この男の名前を世間に知らしめたのが、オフに行われたプレミア12だろう。稲葉篤紀監督からも代走の切り札として高い評価を受け、いきなり侍ジャパンのトップチームに抜擢されると、ここぞの場面で試合を決定づける好走塁を連発。チームの世界一に大きく貢献して見せた。
今季も一軍に定着し、盗塁はここまで2つに留まっているが、24試合の出場で打率.314とバットの方でもアピール。スタメン出場の機会も増やしており、プロ3年目のさらなる飛躍に期待がかかる。
そんな中、野球選手としてだけでなく、私生活の方も充実。自粛期間が明け、ようやくプロ野球が開幕を迎えた頃、6月20日に年上の一般女性と入籍していたことが明かされた。
「お相手は、育成選手時代からいつも隣で支えてくれた、料理上手で笑顔が素敵な女性です」と周東。
人生における大きな決断を追い風にして、自身の勢いを加速させていくことができるか。「プロ野球選手としてもっと成長して、幸せな家庭を築けるようこれからも頑張っていきたいです」と意気込みを語った。