英時間27日、ケンジントン宮殿がSNSを更新し、ウィリアム王子がデヴィッド・ベッカムを含む著名なサッカー選手らとビデオ通話を行ったことを伝えた。「英国王室基金(The Royal Foundation)」は2016年にメンタルヘルスへの偏見をなくすチャリティ団体「Heads Together」を設立したが、2019年にはサッカーを通じてメンタルヘルスへの偏見をなくす議論を進め啓発活動をするキャンペーン「Heads Up」を、ウィリアム王子が指揮を執る「The Football Association」と「Heads Together」がローンチした。
このたび「Heads Up」の一環として行われたビデオ通話では、イングランドサッカー協会(The Football Association)の会長も務めるウィリアム王子が、元イングランド代表主将のデヴィッド・ベッカム、イングランド代表でマンチェスター・シティWFCの女子主将ステフ・ホートン(32)、イングランド代表でアストン・ヴィラFC所属のディフェンダー、タイロン・ミングス(27)、イングランド代表のミッドフィールダー、アンドロス・タウンゼント(29)、欧州屈指の名監督カルロ・アンチェロッティ(61)の5人と対話した。
BBCは去る5月28日に、およそ50分にわたるウィリアム王子のドキュメンタリー『Prince William, Football and our Mental Health』を放送した。王子は番組中で「我々は、サッカーにおけるメンタルヘルスがいかに重要であるかをプロモートするため、サッカーコミュニティ全体からサポートを得ることに成功しました。これがファンやサポーターを通じて社会全体にも広がることを期待しています」と語っていた。
画像は『Duke and Duchess of Cambridge 2020年7月27日付Instagram「Thank you to David Beckham, Steph Houghton, Tyrone Mings, Andros Townsend, and Carlo Ancelotti for joining in on the #HeadsUp discussion」』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 寺前郁美)