中日・福谷、6回無失点10Kの快投も…降板後に逆転され先発初勝利消滅
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2020年07月28日 20:20 ベースボールキング
◆ 京田が痛恨の走塁死、追加点奪えず…
中日の福谷浩司投手(29)が28日、広島7回戦(マツダ)で今季初登板初先発。6回81球を投げ4安打10奪三振無失点の快投を見せたが、1点リードの7回に2番手・佐藤が2点を失い、今季初勝利と先発初勝利はいずれもお預けとなった。
初回、先頭の西川に右前打を許すも、4番・鈴木誠を内角真っ直ぐで見逃し三振に仕留めるなど無失点スタート。3回から4回にかけ5者連続三振を奪うなど、真っ直ぐ、変化球の精度とも抜群だった。5回以降も危なげない投球で広島打線相手に散発の4安打。6回二死から2番・安部を空振り三振に仕留め、プロ入り後初の2ケタ奪三振となる10三振を記録した。
打線は0−0で迎えた6回、3番・阿部が特大の2号ソロを左翼席後方へ運び先制。1点リードの7回は一死一、二塁の好機で9番・福谷の打順となり、ここで与田監督は代打・遠藤をコールした。遠藤は二ゴロに倒れ、二塁封殺。一塁はセーフとなったが、ここで二走・京田が三塁ベースをオーバーランしており、挟殺プレーで憤死。追加点の絶好のチャンスを逸した。
直後の7回裏、2番手・佐藤をマウンドに送るも、安打と四球で無死一、二塁のピンチを招き、5番・松山に同点打。この時点で福谷の白星は消滅した。佐藤はさらに、7番・會澤に右前適時打を浴び2失点目。続くピンチは3番手・岡田が凌いだが、試合終盤に逆転を許してしまった。
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