メラニア夫人、ホワイトハウスのバラ園修繕企画で大炎上「お前はマリー・アントワネットか!」

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2020年07月29日 11:52  Techinsight Japan

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“マリー・アントワネット”にたとえられてしまったメラニア夫人(画像は『First Lady Melania Trump 2020年7月8日付Instagram「Informative Summit @WhiteHouse today on Safely Reopening America’s Schools with @POTUS, @VP, @SecondLady, State & local leaders, health professionals, parents & teachers.」』のスクリーンショット)
昨今のパンデミック影響下で日本のファーストレディが世間知らずな行動で大炎上してきたが、ドナルド・トランプ大統領(74)の妻メラニア・トランプ夫人(50)も「なんでこの時期に?」と言われてしまう行動で大バッシングを浴びてしまった。

米国では新型コロナウイルスによる死者が14万9000人を超え、多くの人々が経済不況で職を失い生活に困窮している。同時に白人警察官による黒人の暴行殺害事件から抗議デモが勃発し、まさに大混沌の最中だ。その一方でファーストレディのメラニア・トランプ夫人は、この世間の雰囲気を明るくしようと彼女なりに考えて取った行動かも知れないが、国民から怒りを買ってしまった。

現地時間27日、メラニア夫人はホワイトハウスが通知した「ホワイトハウスのバラ園修繕計画発表」のニュースをツイートし、「この大変な時期でも、ホワイトハウスのバラ園は“強さ”と“持続性”のシンボルとしてここにあります。これらのバラの美しさと歴史を残していくため、この象徴的な場所のリニューアル計画を報告できることを嬉しく感じています」と記した。

ホワイトハウスの通知によると、このバラ園修繕はまもなく取り掛かろうとしているようだが、世間が昨今の影響で苦しんでいる中このような計画を後押ししたメラニア夫人には批判の声が殺到してしまった。

カリフォルニア州選出の元下院議員ケイティー・ヒルさんは「マリー・アントワネットようなクソみたいな考えね」と痛烈批判し、貧困で苦しむ国民に向かって「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」と述べてフランス革命下に処刑された世間知らずの王妃にたとえたのであった。(実際は王妃が発言した内容ではないとも言われており、世間一般で知られる彼女の印象として挙げている。)

すると便乗するように「アメリカの新型コロナウイルス感染者が何百万人という状況で、人々が家賃を払えず苦しんでいるのにマリー・アントワネット(メラニア夫人)はバラ園を修繕するみたいよ。なんて素敵。ベストを尽くしてね」と皮肉を込めてツイートする者もいれば、マリー・アントワネットの顔の部分をメラニア夫人の顔で合成した画像も見られた。

『New York Times』では、このバラ園修繕はトランプ大統領の選挙キャンペーンの一環と報じているが、国民が生活に苦しんでいる中でこのような計画を発表することは明らかにタイミングが悪かったに違いない。大統領選まで残り100日を切ったが、このバラ園計画はトランプ大統領夫妻の最初で最後の悪あがきとなるのであろうか。

画像は『First Lady Melania Trump 2020年7月8日付Instagram「Informative Summit @WhiteHouse today on Safely Reopening America’s Schools with @POTUS, @VP, @SecondLady, State & local leaders, health professionals, parents & teachers.」、2020年7月27日付Instagram「Even in the most difficult times, the @WhiteHouse Rose Garden has stood as a symbol of strength & continuity.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MIE)

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  • …国民から吸い上げた税金を造園業者に潤沢に回して、何が「こうやってお金を使わないと」なんだろうな…?オレオレ詐欺グループが騙した金で「お金を回してる」ってのと同じで、市場に回らんだろ?
    • イイネ!1
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