日本ハム・バーヘイゲンがチームトップタイの3勝目「チームがCSに進めるように」

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2020年08月01日 18:50  ベースボールキング

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日本ハムのバーヘイゲン (C) Kyodo News
○ 日本ハム 3 − 1 オリックス ●
<11回戦・札幌ドーム>

 日本ハムのドリュー・バーヘイゲン投手が1日、本拠地のオリックス戦で7回無失点と好投し、杉浦稔大、玉井大翔と並ぶチームトップの3勝目をマーク。本拠地・札幌ドームでは今季3試合目にして初白星を手にした。

 初回こそ三者凡退も、2回以降は走者を背負いながら粘りのピッチング。相手先発の田嶋大樹も譲らず、スコアレスの緊迫した投手戦が続いたが、6回に「バギーも頑張っていて、なんとかして援護したい場面でした」と、6番・渡邉諒が均衡を破る先制打を放ち、新助っ人に勝利投手の権利が舞い込んだ。

 バーヘイゲンは7回も続投し、モヤ、T−岡田、若月を三者凡退。150キロ超のツーシームと大きく曲がるスライダーのコンビネーションは最後まで威力十分で、7回96球を投じて4安打、1四球、無失点。14ものゴロアウトを奪い、最後まで三塁ベースを踏ませなかった。

 試合後のヒーロインタビューでは「北海道の皆さん、はじめまして。バーヘイゲンです」と地元ファンに日本語で挨拶し、「まだ満員とはいきませんが、皆さんの声が僕に届いていましたし、大きな力になりました」と、札幌ドームに駆けつけたファンに感謝の言葉を続けた。

 また、今季の個人目標について問われると、「数字を決めるのはあまり好きじゃない。チームの勝ちにつながるような投球ができるように、クライマックスシリーズに進めるような投球ができれば。それが一番の目標」と、あくまでフォアザチームを宣言。

 日本ハムは試合終了時点でリーグ5位にいるが、この1勝で借金を「2」に減らし、2位・楽天まで2.5ゲーム差。混戦模様のパ・リーグとあって、一気に上位浮上の可能性も秘めている。すでに先発ローテの柱となりつつある新助っ人が、どれだけチームを勝利に導けるか。今後も長身右腕の投球から目が離せない。

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