「親に感謝できない」私は人として失格? 親子関係

13

2020年08月02日 17:11  ノーツマルシェ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ノーツマルシェ

「親に感謝をしましょう。親は大変な思いをして、あなたを産んで育てたのだから」…そんな言葉を言われたことはありませんか? たしかに妊娠出産、そして子育ては大変。女性にとって妊娠出産は命がけ、生まれた後も要求の多い赤ちゃんの世話。自分の自由時間や睡眠時間もままなりません。しかし、「親に感謝をしましょう」というのは、画一的な価値観のように思えます。この価値観を押し付けられ、悩み苦しんでいる人がいるのも事実です。


 


■全ての親が、いつでも子どもの味方とは限らない


子どもらしい伸び伸びした幼少期を送った人にとっては、親への感謝は当然かもしれません。しかし、誰しもが幸せな幼少期を過ごしたわけではありません。お酒を飲むと父親はいつも暴力を振るった。常に親の管理監督の下、友人も自由に選べず、友達との交換日記まで親に見られた。「お前は何をやってもダメだ」と貶された。このように心身ともに傷つけられて育つ子もいます。全ての親が、いつでも子どもの味方ではない。これは虐待報道を見ても明らかです。


 


■感謝は自然とするもの


相手が親に限らず、感謝は自然とするものです。感謝の気持ちは強要されずとも、自然と心から湧き出すもの。あなたが親に感謝できないのなら、それはあなたが問題なのではなく、相手に問題があります。あなたは間違っていません。人として失格でもありませんよ。他人から何を言われようが、感謝できないのなら、感謝なんてしなくてもいいのです。暴力暴言を浴びせ、あなたの人格を踏みにじる人を批難こそすれ、感謝をする道理はありませんよね。その相手が親であると、「たった一人の親なのだから」と情状酌量の余地が生じるのはなぜでしょうか? 相手が誰であれ、あなたの尊厳を傷つけることはできないはずです。


 


「育ててもらったのだから感謝をしないと」それは1つの価値観ですが、その価値観が万人に当てはまるとは限りません。画一的な価値観で世の中は計れません。周りが何を言おうと、まずはあなたの感情を尊重してください。親に感謝ができないのなら、しなくてもいい。親が憎かったら、憎んでもいい。それでも、周りの人の言葉に心が痛む時は、心のケアの専門家である筆者のようなカウンセラーやコーチを活用してください。あなたの思いの行き場はここにあります。安心してご相談ください。


このニュースに関するつぶやき

  • 良い反面教師になってくれて、今は感謝してるけどね。そもそもわたしも親の端くれだが、子等に感謝してほしいなんぞ一度も思った事が無い。産まれて来てくれ元気に育ってくれ、感謝はこちらがしてるよ。
    • イイネ!1
    • コメント 0件
  • 無理して感謝する必要ないんじゃないか?虐待親だっているしな。ただ楽しいことがあった時、それでも親が自分を産んだから楽しい経験が今できてるのは確かだ。良いことに目を向けて日々楽しく生きるが吉。
    • イイネ!11
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(11件)

ランキングライフスタイル

前日のランキングへ

ニュース設定