浮気の報復か 見知らぬ男に接着剤入りの帽子を被せられた女性、頭皮を火傷(スペイン)

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2020年08月03日 21:12  Techinsight Japan

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被害に遭う前、黒髪が美しい31歳女性(画像は『The Sun 2020年7月30日付「RANDOM ATTACK Woman suffers horror burns after stranger slaps glue-filled hat on her head in brutal doorstep attack」(Credit: Newsflash)』のスクリーンショット)
このほどスペインで不審な男に接着剤入りの帽子を突然被せられた女性が、頭皮に火傷を負い髪の毛を全て剃り落とす羽目になってしまった。被害にあった女性によると、このような攻撃は夫の浮気相手に対して嫉妬する女性が仕掛ける場合が多いと話している。『The Sun』『New York Post』などが伝えた。

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スペインのバレンシアで美容クリニックを営むマルセラ・タスコンさん(Marcela Tascon、31)は、先月23日に自宅玄関前で見知らぬ男から攻撃を受け、頭皮に火傷を負ってしまった。

マルセラさんは8歳の息子と一緒に自宅にいたところ、午前9時頃に玄関のドアをノックする者がいたという。マルセラさんは玄関前に設置してあるセキュリティカメラを確認したところ、花束と赤い帽子を持った男がそこにいた。

男は「贈り物を届けにきた」と話したため、マルセラさんはドアを開けた。すると男はマルセラさんの息子が見ている前で突然「この畜生めが!」と叫び、マルセラさんの足元に花束を投げつけ、赤い帽子を彼女の頭に被せてその場から逃げ去っていった。

男が被せた帽子の中は接着剤で満たされており、マルセラさんの頭にはべっとりと接着剤が付着してしまった。彼女は息子に「警察か(マルセラさんの)友人に電話するように」と告げ、接着剤を落とすためにすぐに洗面所に向かった。しかし強力な接着剤は頭皮に絡みついたままで、病院に行くこととなった。


地元メディアによると、マルセラさんの頭皮に付着したものは接着剤と研磨剤が混合した物質で、彼女は頭皮とおでこに化学物質による軽度の火傷を負ってしまい、接着剤を取り除くために髪を全て剃る羽目になってしまった。

マルセラさんは今回の攻撃について、処置した医師から「この手の攻撃はコロンビアで一般的に“シャンプーする(doing the shampoo)”と呼ばれる攻撃だ」と教えられたそうだ。

それは夫や恋人の浮気や不倫相手、または何らかの理由で相手に恨みを抱いた女性が起こす攻撃だという。マルセラさんは思い返すと、自分の周りに最近不審な点があったことに気づいた。

自宅と同じ建物内に美容クリニックを経営しているマルセラさんは、実はコロンビア出身で事件の1か月前に見知らぬ女性からクリニックの予約をするために住所を聞かれたことがあった。その女性はコロンビア訛りだったと言い、その2週間後に自宅近くに携帯電話を持った不審な男がいたそうだ。

そして事件当日の朝、コロンビア訛りの女性と同一と思われる人物から「施術するためクリニックを予約したい」と電話を受けた。するとその数分後に接着剤で満たした帽子を持った男が現れたとのことだ。マルセラさんは電話をかけてきたこの女性に依頼された男が攻撃を仕掛けたのだろうと推測している。

バレンシアの治安警察は事件について捜査中とのことだが、幸いにもマルセラさんの頭皮の火傷は治りつつあるという。ちなみにマルセラさんはメディアのインタビューで、嫉妬を買うような行動があったかどうかについて問われたものの、警察が捜査中のためコメントを拒否している。

画像は『The Sun 2020年7月30日付「RANDOM ATTACK Woman suffers horror burns after stranger slaps glue-filled hat on her head in brutal doorstep attack」(Credit: Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

このニュースに関するつぶやき

  • 復讐にしてもこんな攻撃は外道の極み。まして対象を間違えた誤爆攻撃だったとしたら犯人は生きる資格すらない。
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