安倍政権を支持しない国民が6割超え、不祥事やコロナ対策のお粗末さが次々と露呈

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2020年08月04日 00:03  日刊サイゾー

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写真「週刊文春」(文藝春秋)2020年8月6日号より
「週刊文春」(文藝春秋)2020年8月6日号より

今週の注目記事・第1位「『菅VS.小池』暗闘の裏に『湘南美容』コロナ利権」(『週刊新潮』8/6号)

同・第2位「厚労副大臣と政務官が溺れるコロナ不倫」(『週刊文春』8/6号)

同・第3位「三浦春馬『遺書』の核心『僕の人間性を全否定する出来事が』」(『週刊文春』8/6号)「『三浦春馬』動機は家族問題―もう親の顔は見たくないと一人息子は言った」(『週刊新潮』8/6号)

同・第4位「コロナ拡大を恐れる必要がないこれだけの根拠−実は3人に1人は感染済み」(『週刊新潮』8/6号)「日本のコロナは他の国とは別物/一日1000人感染でも怖がってはいけない」(『週刊現代』8/1号)「『日本人は死なない』を徹底検証」(『週刊文春』8/6号)

同・第5位「『安楽死教を作る』ALS<殺人医師>たちの本性」(『週刊文春』8/6号)「嘱託殺人の被害者が私に吐露した『生き地獄』―安楽死契約の日本人女性激白」(『週刊新潮』8/6号)

同・第6位「10・25“GoTo”解散総選挙 289小選挙区&比例区『完全当落予想』」(『週刊ポスト』8/14・21号)

同・第7位「二階俊博独占インタビュー安倍、麻生、菅、石破、小池 俺がいまやっていること、教えてやるよ」(『週刊現代』8/1号)

同・第8位「トランプ姪本予想外の面白さ」(『ニューズウイーク日本版』8/4号)

同・第9位「テレワークで始まる大量クビ切り時代−生産性向上の大嘘、人を育てられない」(『週刊新潮』8/6号)

同・第10位「海老蔵が松竹社長に怒りの直訴! 歌舞伎役者の困窮を訴えるも」(『週刊文春』8/6号)

同・第11位「池田エライザが大人気ユーチューバーと超高級マンションで半同棲中」(『フライデー』8/14号)

同・第12位「長瀬智也が母に『これで終わりじゃない』<裏方転身>の真相」(『週刊文春』8/6号)

同・第13位「病身『池江璃花子』を五輪で酷使する大人の正体」(『週刊新潮』8/6号)

同・第14位「安倍総理が官邸で毎晩ひとり飯『豪華弁当』の値段」(『週刊現代』8/1号)

同・第15位「驚きの報告!漢方薬が『コロナ』に劇的効果!?―-中国で新薬開発」(『週刊新潮』8/6号)

同・第16位「『とくダネ!』小倉智昭が3月打ち切りを容認した理由」(『週刊文春』8/6号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 早速いこう。

 フジテレビの朝の『とくダネ!』が、来春3月で打ち切りになると文春が報じている。フジが制作費を削減するため、高額なギャラの安藤優子を切り、次は小倉智昭(73)に引導を渡したのだという。

 22年目になる今年、小倉は東京五輪を楽しみにしていたが、それもなくなったので、この辺が潮時と考えたのであろう。

 フジテレビの退潮ぶりは安藤や小倉を斬ることにも表れているが、遠藤社長のガバナンスにも厳しい批判が噴き出ているようだ。

 メールマガジン・今井照容責任編集【文徒】(8月3日)では、こんな情報が載っている。

――「YAHOO!ニュース」は8月1日付で「ニュースソクラ」が7月31日付で発表した「フジテレビ遠藤社長 スタッフ感染の放送中止を命令」を公開している。

《感染者がでたのは、同局の昼時のバラエティ情報番組バイキング。全国的に新規感染者数が増え続けていることもあって、同局では公表を強化する方針を固めたばかりだった。

関係者によると、30日午後にスタッフの感染が報告され、幹部が夕方の報道・情報番組での公表を決めた。しかし、その後、遠藤社長が直接、報道局長などがいるフロアーに現れ、「そこまで認めていたたわけじゃない」と強い姿勢で、放送での公表を止めるよう求めた。その後、報道局長なども加わって協議し、放送での開示は取りやめ、ホームページで番組名は伏せる形で、いわば「こっそり」(局関係者)と公表した。》―–

 貧すれば鈍すとはこのことだ。

 同じようなことがテレビ朝日でも起きている。

 テレビ朝日労組が民放連を脱退するというのである。その理由は、表向き組合費が高いというものだったが、そうではなく、『報道ステーション』の派遣社員切りに社内で批判が起こったことを、テレビ朝日の“天皇”がお怒りになったからだというのである。

やはり【文徒】(同)から。

――志葉玲は「YAHOO!ニュース」は7月31日付で「【スクープ】激白!テレ朝の闇―セクハラ隠蔽、労働争議へ報復、民放労連脱退の『真相』とは」を掲載している。

《匿名のテレ朝関係者は「MICの行動がテレ朝経営陣を激怒させ、テレ朝労組にも抗議した」のだという。「経営陣側は”集会を開いたら週刊誌に載る、スポンサーがまたそれを嫌がる。集会は絶対だめだ”と、テレ朝労組に言っていたのです」(同)。つまり、テレ朝労組が民放労連から脱退したのは「報ステ社外スタッフ支援集会への報復」であり、それが民放労連の高木委員長のMICに対する非難めいた発言にも現れているというのである。》

《派遣切りされた社外スタッフ達は、中東情勢や沖縄の基地問題、原発や災害、事件報道などに精通。森友・加計問題や「桜を見る会」関連の報道にもかかわっていたなど、まさに番組の中核を担っていた。そのため、派遣切りされる当事者である社外スタッフだけでなくテレ朝社員含めて報ステの現場は、皆、派遣切りには否定的だったという。それにもかかわらず、前出のテレ朝関係者は「誰も逆らえませんでした」と言う。「それは、テレ朝幹部含め社内で皆が”報ステ派遣切りは8階の意向”と解釈していたからです」(同)。

 テレ朝本社ビルの8階には、早河洋・テレビ朝日会長兼CEOの部屋がある。つまり、報ステ派遣切りは早河会長兼CEOじきじきの指示であると、テレ朝社内ではみなされていたのだ。》―-

 いまさら、テレビにジャーナリズムはないといっても始まらないが、国民をバカにするテレビを一生懸命作っていたら、自分たちがバカになってしまったということである。

 新潮は、中国の漢方がコロナに劇的に効き目があるとも報じている。国家中医薬管理局が今年2月に発表したところによると、中国の10省57病院で、コロナ患者701例に、漢方の「清肺排毒湯」を処方したら、130例が治癒・退院し、51例は症状が消失、他も改善、悪化しなかったというのだ。

 まあ、2月に出されたことを今さらやっているところを見ると、中国のフェイクニュースということもあり得るがね。

 私はこういう記事が好きだ。

 安倍首相は、毎晩、官邸の自室で出前の弁当を食べてから自宅に帰ると、現代が報じている。

 なぜ自宅で夜食を食べないのか。妻の昭恵は料理下手で知られているが、それなら「出前館」でデリバリーしてもらったらいいのではと、下々は考える。

 よほど、昭恵の顔を見て飯を食うのが嫌なのだろう。

 ほとんどが孤独の一人飯だという。さすがに食べるものは、官邸に近いホテルニューオータニにある「なだ万」から取り寄せているらしい。

 6500円の「野立弁当」を基本に5種類をローテーションしているという。

 寂しくかきこんでから、公用車で家に帰るそうだ。日本一孤独な夜食という図である。早く退いて、たまには「すき家」でうな牛でも食べてみたらどうや。おいしくてほっぺが落ちるで。

 さて、白血病と闘い続ける池江璃花子が、東京五輪組織委員会の記念イベントに出たことが物議を醸していると新潮が報じている。もちろん彼女への批判ではない。

 ようやく退院して、現役復帰のためにこれからという時、大人たちが彼女の善意を利用したのが許せないというのだ。

 彼女の語りは素晴らしかった。私も感動した一人である。だが、延期されても東京五輪開催は無理だし、日本人も再延期か中止やむなしという意見が大半である。池江は、今は浮世の義理を捨てても、無理しないで療養に専念してもらいたい。

 文春は、ジャニーズを離れ、独立した長瀬智也が母親に語った言葉を掲載している。

 長瀬はジャニーズに入る時、母親に「絶対弱音を吐かない」と約束したそうで、普段から愚痴めいたことはいわないという。

「今後のことはこれから考えるんじゃないでしょうか。裏方に回るという報道が出ていますけど、そんなことはないと思います」

 退所発表後に母親が、「今までお疲れ様」とLINEを送ると、「これで終わりじゃないから、まだまだ親孝行するよ」と返ってきて、母親はホロッとしたという。

 ジャニーズ事務所を離れると、みんないい顔になる。離れた喜びが顔に出るのだろう。

 またユーチューバーが女優と半同棲中だとフライデーが報じている。

 雑誌『CanCam』のモデルとして知られ、最近では女優として活躍している池田エライザ(24)が、「水溜りボンド」のカンタ(26)なる人気ユーチューバーと、月額賃料150万〜350万円でコンシェルジュ付の超高級マンションで、ほぼ一緒に暮らしているというのだ。

 そんなことは私にはどうでもいいが、なぜそんなところに住めるのかね。カンタのチャンネル登録者数は435万人、5年以上毎日動画を投稿して、総再生回数は約32億回。フライデーによると、推定される月収は500万円以上だそうだ。二人組だそうだから取り分は半々か。

 池田のほうも超売れっ子というわけではないようだから、2人で月200万円(推定だが)のマンションにどうして住めるのだろう。素朴な疑問である。

 みみっちい私事で恐縮だが、某オンラインで月に3回、拙い原稿を書いているのだが、そこで某タレントの不倫について書いたものが100万PVを超えたというので、加算金をもらった。安倍首相について書いたものも50万PVを超えたそうである。

 なるほど、PVでカネを稼ぐというのはこういうことかと、遅ればせながら思い知ったのである。

 ところで、当代随一の人気歌舞伎役者、市川海老蔵(42)がカンカンに怒って、迫本淳一松竹社長に直訴したと、文春が報じている。

 松竹もコロナ禍で、役者たちの給与補償を、海老蔵のようなトップスターはゼロ、名題と呼ばれる看板に名前が載る役者は5割、その他のヒラ役者は8割と決めたという。

 だが、トップは20人ほどの弟子をとっている者もいるから、これでは食べてはいけない。

 中には、Uber eatsでアルバイトをする歌舞伎関係者もいるという。

「歌舞伎役者の多くが、最大百万円を支給される持続化給付金の申請をしており、名前のある中村獅童や尾上松也ですら代理店ルートを使って、『どんな仕事でも受けます』と営業をかけているそうです」(松竹の現役社員)

 そんな窮状を見かねた海老蔵が、「今の状況をどうにかしてほしい」と7月2日、迫本社長に詰め寄ったが、「それは知らない。歌舞伎をやると赤字になるから」とニベもなかったという。

 そのためか、8月の「花形歌舞伎」に海老蔵の名はないという。海老蔵対松竹社長、この喧嘩、見物である。

 さて、テレワークがコロナ感染拡大で図らずも普及しているが、これにはメリットもあるがデメリットも大きいと、新潮が報じている。

 富士通や日清食品ホールディングスは、緊急事態宣言解除後も、出社率を25%に抑える考えを発表している。

 テレワークになれば、交通費は支給せず、環境整備費用などの名目で支給するそうだ。

 だが、これまでのような「オレの目を見ろ何にもいうな」式のコミュニケーションができず、結果、成果主義にならざるを得ないため、ただ会社に来ているだけの人間には、厳しい時代になることは間違いない。

 私は、首切りが簡単に行えるために、不要不急の社員が大量に切られると思う。これまでは、一人一人呼んで、顔を見ながらクビにするため、切る方もやや良心の呵責があっただろうが、これからは、社員のPCに、「お前はクビ」と、ボタン一つ押せば切ることができる。

 問答無用である。ますます働く者に辛い時代になるのではないか。

 このところ、トランプ大統領批判の本が次々に出版されている。

 多くは、トランプの無能ぶりを批判したものだが、彼の姪のメアリー・トランプが書いた本『トゥー・マッチ・アンド・ネバー・イナフ』(うんざりだがやめられない)が凡百のトランプ本とは違って、面白いという。

 彼女は、罪を問われるべきは、ドナルド・トランプを病的な男に育てた祖父、ドナルドを増長させた家族と親族、彼をのさばらせたメディア、彼を金儲けの天才であるかのごとく扱った銀行、彼を担いだ共和党、今なお彼の妄想を膨らませ続けている側近たちであるとしているという。

 つまり、トランプがどんなに失敗しようが、それを覆い隠し、世間から隔離されていたため、彼の本当の姿が晒されてこなかったというのである。

 そして今も、「ドナルドは『ホワイトハウス』という『施設』に収容されているため、精神鑑定をしたくても手が出せない」と主張しているそうだ。

 ちなみに彼女は、臨床心理学の博士号を持っている。

 最近、引きこもりがちで、表に出てこない安倍首相も、彼女に精神鑑定してもらったらどうか。

 現代が、二階幹事長をインタビューしている。こんな人間に何を聞きたいのか? どうせ本音なんかしゃべりはしない。

 読んでみたが、案の定である。行間をすかして読めば、二階は、安倍が4選したいなら選挙で勝てと考えているようだ。

 そしてポスト安倍の本命は、菅官房長官と見ているようだ。

 こういう「狸」といわれる政治家は、昔はいっぱいいた。今は二階ぐらいだから面白がられるのだろうが、「狸」を演じているだけの、ただのボケオヤジだと思う。

 安倍は二階に替えて岸田文雄を据えたいようだが、今の安倍では、そこまでやりきる力は残っていないだろう。

 安倍と岸田、二階と菅、石破は世論頼みというところか。私は、睨み合いが続けば、石破が漁夫の利を得るような気がしているのだが。

 TBSNEWS(8/3(月) 7:35配信)が、ショッキングな数字を発表した。

――最新のJNNの世論調査で、安倍内閣の支持率は35.4%と最低を記録しました。また、「GoToトラベル」キャンペーンについて聞いたところ、「使いたいと思わない」と答えた人が77%にのぼりました。

 安倍内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より2.8ポイント減って35.4%でした。一方、支持できないという人は2.4ポイント増加し、62.2%でした。

 JNNでは2018年10月に調査方法を変更したため単純に比較はできませんが、先月に続いて第二次安倍政権発足後、最低の支持率を記録、不支持率が6割を超えたのも初めてです。

 新型コロナウイルスの感染防止に向けた政府のこれまでの取り組みについて、「評価する」は26%と、今年2月以降で最低の数字となりました」

 安倍政権を支持しないという国民が6割を超えたというのである。

 数々の不祥事や、新型コロナウイルス感染対策のお粗末さに、さすがおとなしい日本人も、堪忍袋の緒が切れたのである。

 そこにポストが、解散総選挙をやれば、自民党は壊滅的な敗北を喫すると報じたのである。

 安倍の任期から見ると、投開票日は10月25日しかないという。

 総選挙を主張している麻生太郎は、消費税を5%に引き下げるという公約を掲げろと、安倍に進言しているそうだ。

 どうせ、元に戻すのはオレじゃない。そう開き直れというのだろうが、今度ばかりは、年寄りだけではなく、若者たちも怒っている。

 彼らが投票に行けば、集票力が落ちている公明党では支えきれない。一方の野党も、選挙区の候補者が重ならないように調整できているから、今回は、解散するなら受けて立つと待ち構えているというのである。

 結果、自民党は284議席を216議席に落とすと、ポストで政治ジャーナリストの野上忠興が読んでいる。

 野党は、152議席から225議席に躍進するそうだ。

 たらればではあるが、世論調査で出た数字なら、多くの国民は安倍政権に怒り、倦んでいる。

 あとは、有権者を投票に行かせる「キャッチフレーズ」を、野党側が考え出すことだ。

 棄権、白票は、安倍を支持したことになってしまう。日本を変えるには、投票に行くことだ。

 ところで台湾の李登輝元総統が亡くなった。享年97。日本統治時代の台湾で生まれ、京都帝国大学(現京都大)に学んだ。日本が好きで、日本語も達者だった。彼は台湾に総統直接選挙を導入し、初代の総統に就任して民主化を推し進めた。

 だいぶ前になるが、私は1度だけ、李登輝にインタビューをしたことがある。台湾の総統選挙の雑誌取材班の団長として、彼の自宅で会った。ほとんどが日本語だったが、込み入った話になると中国語になる。訳してくれたのは同行した週刊現代の近藤大介だった。

 背は高く大らかで、大局から台湾の将来を語れる人だった。大人(たいじん)というのはこういう人のことである。

 戸田ツトムが亡くなった。まだ69歳だ。毎日新聞の誌面を刷新したことで知られる有名なグラフィックデザイナーである。

 私が週刊現代の編集長になった時、表紙はもちろんのこと、記事ページからグラビアまで、彼に現代の完全リニューアルを頼んだ。水曜日と木曜日は編集部に詰めてもらって、特集のレイアウトもやってもらった。毒々しい誌面がすっきりしたが、週刊誌の持つ迫力は失われなかった。

 ITについての知識と技術は、当時の最高峰の一人だった。優しい人で、私の無理難題を、「やってみましょう」と嫌な顔もせず見事に実現してくれた。Web現代時代も、彼の青山のオフィスへ行って、相談に乗ってもらった。あの笑顔にもう会えないのかと思うと寂しい。

 さて、ALS患者、林優里(51)を死に至らしめた「嘱託殺人容疑」で、京都府警が大久保愉一(42)と、共犯の山本直樹(43)を逮捕した。林は、同志社大を卒業後、アメリカに留学して建築を学び、帰国後、都内の設計事務所に勤務していたが、ALSを発症してしまった。

 これだけの経歴を残している女性が、動けず、飲食も独りではできず、ヘルパーに24時間介護を受ける辛さは、私などが想像できるものではない。

 次第に、死を望むようになっていった彼女は、「ドクターキリコになりたい」とツイッターで発信し、安楽死をさせることを謳っていた大久保と、ツイッターのダイレクトメッセージで連絡を取り合うようになった。

 彼女から、合計130万円が、共犯の山本の口座に振り込まれていたという。新潮で、20年以上も神経系の難病を患い、両足や手首から先は動かせないユーザーネームくらんけは、スイスで安楽死を受ける権利を獲得したそうだ。そのくらんけは、大久保が100%悪いとは思わないという。

「しかも、林さんは生きることに絶望していた。ふたりの気持ちを考えたら、先生を有罪にしてしまって本当にいいのでしょうか」

 難しい問題である。新潮がいうように、安楽死をタブーにして、議論さえ封じる日本では、いずれ同じような事件が起こる可能性はある。コロナで死が身近に感じられる今こそ、安楽死について議論を始めるいい機会なのかもしれない。

 新型コロナウイルス感染拡大が止まらない。7月31日に発表された感染者数は1301人で、東京は463人である。

 東京都医師会は30日、会見を開いて、感染拡大防止に向けて国が金銭的な補償を伴う休業要請を行い、応じない場合は罰則を適用できるよう特別措置法の改正を政府に求めた。

 バカなことをと、私は思う。それでなくとも、警察権力を使って感染者を多く出している歌舞伎町のキャバクラやホストクラブを取り締まろうという考えを、菅官房長官が口にし始めている。

 こんなどさくさに、権力側に都合のいいように特措法を改正したら、今以上に国民の手足を縛ることになる。論議はコロナが終わってからにするべきだ。

 そのコロナについて、最近は恐怖を煽る『モーニングショー』(テレ朝系)派よりも、恐るるに足らず派が多くなっているようだ。現代では、「日本のコロナは他の国とは違う」「日本だけが生き残るかもしれない」と謳えば、新潮は「実は3人に1人は感染済み!」だから恐れる必要はないと説く。

 もちろん、文春がいうように、致死率3%台は「大いに恐れる数字である」(文春)ことは間違いないし、コロナに罹ると辛い後遺症が残るといわれるから、単なる風邪の一種と考えることはできない。いつもいうことだが、正しく恐れることだ。

 三浦春馬ロスが治らない。30歳で死を選んだ彼は、心の中にどのような闇を抱えていたのか。文春と新潮が闇の核心に迫る。

 文春で、三浦と親しい関係にあった知人がこう明かしている。

「そこ(自室に残された三浦の日記=筆者注)には『死にたいと考えた』『どう死ぬべきか』といった自身の死ついての考え方が長々と綴られており、遺書というべき内容です。これを読めば彼がいかに思い詰めていたかが、よく理解できます」

 死について突き詰めて考えたのは、8月15日に放送される予定のドラマ『太陽の子』(NHK)で、太平洋戦争末期、神風特攻隊の一員だった石村裕之役を演じたこともあったからではないかと、その知人は見ている。

 病のため一時帰郷した石村は、仲間が次々に死んでいく中で、引き延ばされた自分の命と向き合い、家族には何事もないかのように振る舞った。三浦は“遺書”でこう書いているという。

「散る運命を背負いながら、家族の前では気丈に振る舞おうとする気持ちを考え、胸が痛んだ」

 三浦は、18年にイギリスへ短期留学をするが、その前後から、自身の生き方に疑問を持ち始めたそうだ。そして彼に“事件”が起こる。

「僕の人間性を全否定するような出来事があり、たちまち鬱状態に陥り、自暴自棄になった」そうだ。

 人間性を全否定とは何を指すのか。なぜそれが死を考えるまでに彼を落ち込ませたのか。

 文春も新潮も、そこに家族、特に母親との関係の悪化を指摘している。

 小学生の頃に母親が離婚し、母親が通っていたホストクラブのオーナーと再婚する。三浦が二十歳の誕生日を祝ってもらったのは土浦市内のカラオケスナックだったが、その頃の家族関係は良好だったという。

 だが7年ほど前、事あるごとに相談を持ち掛けていた学校法人を運営する母方の大叔父に「助けてください」といってきたそうだ。大叔父は、三浦が「プレイベートでトラブルが起きた」といったという。

 新潮はプライベート=母親との問題だとして、芸能関係者のこんな証言を紹介している。

「稼ぎは母への仕送りに充てるなど、三浦自身の金銭感覚はしっかりしていて、購入したSUVは10年ほど乗り続け、服もあまり自分で買わず、“貰ったモノなんです”と言って、スポンサーから提供されたものを愛用していた。放蕩することもなく、“土浦に戻って、町工場でも何でもいいから人目につかないところで普通に生きたい”って漏らすことすらあってね。何度も芸能界から抜けようとしていたけど、母親からこの家はどうなるのといった説得を受け、思いとどまってきたようです」

 さらに新潮は、母親は息子が小さい頃からマルチまがいのハーブティーの販売に熱を上げていて、息子が有名になると「春馬も飲んでいます」を売り文句にして、友人たちにも購入を持ち掛けていたと報じている。

 そうしたこともあったのだろうか、母親には携帯の電話番号も教えず、断絶した状態だったという。

 頭から死が離れなくなった頃に、実父と20年ぶりに再会したと、文春が報じている。心臓の緊急手術を受けて助からないかも知れないというので会ったという。先の“遺書”にはこう書いてある。

「母と離婚した理由を教えてくれた」「実父との再会が人生を見つめ直し、自分と向き合うきっかけを与えてくれた」

 先の知人が、実父との交流が三浦の人生の転機となり、それまでは義父の名字だったが、約3年前に籍を抜き、三浦姓に改称したそうだ。

 新潮で、一家を知る地元住民が、「(三浦がauのスマホのCMに出てから=筆者注)それまでは田舎の素朴な奥さんという風情だったのに、会う度に着るモノも変わり、仕立ての良い服を着るようになった」と語っている。

 息子が芸能界で成功すると、親がパラサイトして、稼いだカネを我がもののように浪費するという話はいくらでもある。だが、それを苦にして息子が自殺するというのは聞いたことがない。

 母親との関係が三浦の心に暗い影を落としていたのは間違いないようだが、そこから自死を選ぶまでには、さらなる何かがありそうな気がする。

 さて、文春トップは永田町不倫のお話。

 当人同士は地味で華やいだ雰囲気はないが、2人の父親は有名政治家である。橋本龍太郎元総理と自見庄三郎元郵政大臣。橋本の次男で、現在4期目の橋本岳厚労副大臣(46)と、自見の次女で参議院議員の自見英子厚労省政務官(44)である。

 普段なら、文春もこの2人を張り込んだりはしないだろう。「勝手にやれや」というところだろうが、このコロナ禍で、普段から「強制労働省」「拘牢省」と揶揄されるほどのブラック官庁なのに、職員はコロナ対応に追われ過労死寸前まで働き続けているのだ。

 そのナンバー2が、時期もわきまえずに不倫三昧ではということで、文春砲の出番と相成ったのだ。

 7月17日。この日東京の新規感染者数は過去最多の293人(7月30日には367人)になった。だが岳副大臣、午後8時過ぎに厚労省を出て公用車に乗り込み、10分足らずで赤坂のBizタワーへ着くと、トイレで「濃紺の地味なポロシャツに着替え」(文春)、高級スーパーで2人分の食料を買いこんだ。

 ちなみに岳議員は、衆議院赤坂宿舎で、子供4人と住んでいる。奥さんとは別居中だそうだ。

彼はその後、自見の住む参議院麹町宿舎に向かった。それも通称「裏口」といわれる前でタクシーを降り、バッグからカードキーを取り出し、施錠センサーにかざしたのである。

 ということは、誰かがキーを渡していたということになる。これが事実なら副大臣辞任どころか、議員辞職ものである。

 そこから岳議員が出てきたのは約7時間後の午前3時55分ごろ。辺りを気遣いながらタクシーに乗り込み、子供らの待つ宿舎へご帰還したそうである。

 7月10日は赤坂の居酒屋。12日は丸の内のレストランで、自ら「三密は避けろ」といっているのに、2人はお構いなしに食事をした後、腕を組んだり肩を揉んだりと濃厚接触し放題。

 岳議員は妻子持ちだが、英子参議院議員は未だ独身。失礼ないい方になるかもしれないが、彼女はオヤジさんにそっくり。岳議員も、オヤジと比べると、男前はやや見劣りがする。

 2人が親しくなったのは、今年2月、集団感染が発生したダイヤモンド・プリンセス号に、2人が派遣されたことがきっかけだったという。

 現場は混乱し、役立たずの人間が来てもと、ダイニングという作業場に待機させられることが多かったそうだ。しかも、今一人は、和泉洋人首相補佐官と不倫していると文春が報じた大坪寛子厚労省大臣官房審議官だった。

 文春は、2人でいる時間が長かったので、親しくなったと書いているが、私は、そうではないと思う。不倫で名高い大坪を見ていて、「それじゃ私たちも」と肝胆相照らしたのではないか。

いわば職場不倫というわけだが、2人はどう答えるのか。まず岳議員は、17日の件は、「記憶にありませんね」。奥さんと別居中でも不倫になるのでは、「違いますね」。離婚が成立したら自見と結婚するのか、「それは神のみぞ知ることです」。禅問答のようだ。

 自見議員は、橋本と交際している? 「実は私、別にお付き合いしている方がおりまして、誰にも言ってないんですけど、岳先生にお伝えしております」。17日に岳議員が泊まったのでは? 「岳先生がどんな用事でどこに来られたかは存じ上げないです」。付き合っていることは否定しない? 「まあ付き合っているって言われても仕方ないのかな」。女のほうが肝が据わっているようだが、別に付き合っている男がもしいたら、どう思うのだろうか。

 この程度の人間がコロナ対策を指揮しているのでは、お粗末なアベノマスクや「Go To」トラベルキャンペーンが出て来るのは必然なのだろう。

 さて、今週の第1位は久々の新潮に捧げたい。

 他のメディアはほとんど扱っていないが、ようやく菅官房長官に出たスキャンダルである。それもコロナ感染の患者を、美容整形の病院に任せようというだから、呆れてものがいえない。

新潮が続けてきた小池百合子都知事批判だが、今週は一転して、小池の天敵である菅官房長官批判へと大転換した。

 読む限り、このネタは小池筋から出たものであろう。簡単にまとめると、菅のポチといわれる和泉補佐官が、お台場にある機動隊のオリンピック用の宿舎を、中等症患者向けの臨時医療施設として活用するといい出したというのである。

 さらに和泉は、こういい放った。

「プレハブで医療行為にあたる運営主体は、菅官房長官の意向により、『湘南美容クリニック(SBCメディカルグループ)』に既に内定している」「『湘南美容』の創業者でグループ代表の相川佳之氏の内諾も取れている」というのである。

 何で美容整形にコロナの対応を任せるのか? 誰しもが抱く疑問である。

 最近、ここは保険適用の一般医療の分野に進出したいと、病院を買収したそうだ。だが、ここは十分なエビデンスもないのに、高額な「がん免疫療法」を行っていると批判されているという。そんな怪しげなところを競争入札もせずに、“お友だち”というだけで指定するのは、安倍の加計学園問題と同じで、許されるはずはない。

 都側は当然ながら猛烈に反発した。「国立病院か、もっとましな医療法人にしてくれ」。当然である。だが和泉は、国立病院は独自の役割があるからダメ、他の医療法人は人員を出す余裕がない」と拒否したそうだ。質が悪いとはこういう人間のことをいうのである。

 感染が落ちついたということで、この計画は宙に浮いているというが、計画自体は生きていて、いつまたゴリ押ししてくるか予断を許さないそうだ。

 人命にかかわること、ましてやコロナという感染力の強いウイルスと戦わなくてはいけない時に、美容整形グループという実績も何もないところに任せられるはずがない。

 菅も、ポスト安倍などといわれてのぼせ上がり、その時のためにカネを増やそうと、すり寄ってくる人間にいい顔をして、事の軽重が分からなくなっているようだ。

 こんなことでは、ポスト安倍どころか、幹事長だって回ってはこないだろう。菅の器の小ささがこういうところに出たということだろうが、あまりにもふざけた話である。(文中敬称略)

【巻末付録】

ポストからいこう。

「桜庭ななみ『いつか100点満点の自分に』−海外でも活躍する国際派女優」「三谷紬、初グラビア『矢部さん、私のグラビアどうですか?』」。三谷はナインティナインの矢部の元愛人かと思ったら、矢部と同じ番組をやっているだけなのね。ここまでが巻頭。

 袋とじは「ファノレALLSTARS全裸天国」。「あの頃のわたし/奥菜恵−魔性的な美、過去から見るか?現在から見るか?」

「あの頃のわたし/1990年の酒井法子−秘蔵カットを本人が振り返る」「阿部華也子、満天の微笑み−日本一のお天気お姉さんの素肌に接近!」「夏本あさみハイレグ女王9変化−ハイレグが日本一似合うグラドル総選挙1位」

 今一つの袋とじは「バカ売れヌード写真集BEST10 高橋しょう子、大島優香、岩本和子、吉高寧々、畑中葉子」。一杯ある中で、やっぱり光るのは酒井法子だ。ぜひ、フルヌードに挑戦してくれと、酒井に頼んでくれないかな。いいアイデアがある。酒井のフルヌード写真集をつくるために、クラウドファンディングをやったらいい。私も1万円ぐらいは寄付するから。

 お次は現代から。

「よみがえる発禁本−わいせつか、表現の自由か、その歴史<昭和の雑誌編>」「熊切あさ美、感激ヒップ−久々に挑んだグラビアが大反響」「渡辺万美、世界を驚かせたヌード−『あまちゃん』女優、もはや敵なし」

 そして袋とじは「藤田ニコル、カリスマモデルの美尻を見よ」

 両誌ともに決め手不足というところか。今週は引き分け!

このニュースに関するつぶやき

  • ほう、8月4日の当時には斯様な記事が踊っておったか。後継した菅内閣の支持率が、いくら御祝儀相場とはいえ7割にもなったことを思えば、これはまた滑稽な感が免れぬな。それにしても無駄に長いな、この記事。
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  • ネトウヨ涙。
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