暑い夏こそ活用したい! スマホで温度湿度を表示、家電の自動起動(要ハブ)もできる温湿度計を試す

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2020年08月04日 11:22  ITmedia PC USER

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写真「SwitchBot 温湿度計」。Bluetoothでスマホと連携し、温度および湿度のデータをグラフ表示できる
「SwitchBot 温湿度計」。Bluetoothでスマホと連携し、温度および湿度のデータをグラフ表示できる

 「SwitchBot 温湿度計」は、その名の通り、室内の温度と湿度を計測するデバイスだ。見た目は何の変哲もない温湿度計だが、Bluetoothでスマートフォンと連携し、計測データをスマホに転送できる他、温度などをトリガーにした家電の自動起動も可能だ。実機を使って使い勝手をチェックしてみよう。



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●スマホからデータが参照可能な温湿度計



 本製品の使い方は至って簡単だ。背面に単4形乾電池×2本を入れ、デスク上に置くか、適当なスチール面に貼り付けるだけだ。液晶画面に部屋の温度や湿度を表示するだけであれば、たったこれだけで済んでしまう。難しい知識は何もいらない。



 とはいえ、本製品の真骨頂はこれではなく、測定した温度や湿度のデータをスマホに転送して管理できることにある。そのためには、スマホに「SwitchBot」アプリをインストールし、Bluetoothでペアリングを行う必要がある。



 温度や湿度のデータは4秒ごとに取得される。これらは本体内に最大36日分保存されており、スマホ側から参照可能だ。グラフ表示にも対応しており、時間/日/週/月/年とこまめに切り替えて表示できる。データはCSVでのエクスポートも可能なので、PCに書き出してデータを加工できるなど、汎用(はんよう)性も高い。



 続いて、家電との連携を試してみよう。



●ハブとの連携でエアコン起動のトリガーとして使える



 以上、見てきただけでも十分に有用なのだが、本製品はSwitchBotの「Hub Plus」もしくは「Hub Mini」と連携させることで、家電製品を起動させる際のトリガーに使える。例えば「室温が30度を超えたら部屋のエアコンを入れる」といった具合に、SwitchBotハブ経由で家電製品の自動運転が行える。



 利用にあたっては、SwitchBotアプリを開いて本製品の設定画面で「クラウドサービス」を有効化する。有効化したら、アプリのメニューから「シーン」を開いて条件設定を行う。



 ちなみにこの時点では、Google HomeアプリやAlexaアプリ、さらにはSiriとは連携しておらず、本製品とSwitchBot Hub Plus、スマホアプリがあればよい。



 ここでは「室温が30度を超えたら天井のシーリングファンを回す」という設定を指定した。アクションの設定は、特定の条件を満たした時(室温が30度を超えた時)に、指定のアクションを実行する(天井のシーリングファンを回す)というIF-THEN方式なので、IFTTTなどで類似の設定をした経験があれば簡単だ。



 なお、上記のシーンの設定を行うにあたっては、事前にSwitchBot Hub Plusのスマートリモコン機能で、天井のシーリングファンを操作できるように設定しておく必要がある。エアコンを操作する場合も同様で、設定にあたってはこれらの手間がかかることは考慮しておきたい。



●Google HomeやAlexaとの連携はまだまだ形だけ?



 最後になったが、本製品は各社音声アシスタントとの連携も可能だ。例えばGoogleアシスタントと連携させておけば、「ねぇGoogle、リビングルームの温度は?」と尋ねることで、部屋の温度や湿度をリモートで確認できるようになる。



 対応サービスは、本稿執筆時点ではGoogleアシスタント、Alexa、IFTTT、Siri、LINE Clovaとされている。これらとの連携は、スマートデバイスの設定では一般的なデバイス追加のフローなので、過去にスマートリモコンなどのセットアップ経験があれば問題なく対応できるだろう。以下に、Googleアシスタント(Google Homeアプリ)を例に流れを紹介する。



 今回はGoogle HomeおよびAlexaと連携させてみたが、Google Homeでは温度と湿度どちらも返答してくれるのに対して、Alexaは湿度には対応していないようで、返答するのは温度だけとなる。おそらくAlexa側の制限だろうが、このあたり、少々もったいない印象だ。



 また、現時点ではGoogle Homeのルーティン、Alexaの定形アクションには登録できず、家電製品をコントロールするには、前述のようにSwitchBotアプリ側で直接行うことになる。Alexaの場合、本体に温度センサーを内蔵した「Echo Plus」を使えば室温をトリガーにエアコンなどを起動できるだけに、本製品もトリガーに使えるようになってほしいものだ。



●税込み1980円とリーズナブル、過剰な期待をしなければ買い



 以上のように、単体でも温度湿度のデータをスマホで閲覧できたり、ハブを追加すれば家電製品との連携も行えたりと、なかなか面白い製品だ。



 グラフの表示など詰めが甘いと感じる箇所は随所にあり、Google HomeやAlexaとの連携はまだまだこれからといった印象だが、実売価格が税込み1980円とリーズナブルであることを考えると、十分に健闘していると感じる。



 何せ、あまり見かけないタイプのデバイスであり、スマートホームに興味を持つユーザーにとっては(過剰な期待をしなければ)活用のしがいはあるだろう。個人的には、本製品の競合となる製品が今後続々と登場し、切磋琢磨(せっさたくま)して機能が磨かれていくことを期待したい。


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