東出昌大と離婚した杏を、佐々木希と比較して悪意的に報じる「週刊女性」

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2020年08月05日 00:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

「週刊女性」8月18・25日合併号(主婦と生活社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

なんで、なんで? 国会を開かず、まともに国民にまともに発信もせず。コロナ拡大の中、この国のトップは何をしているのか……。

第517回(7/30〜8/4発売号より)
1位「杏が突き進む『修羅の女の意地』」(「週刊女性」8月18・25日合併号)
2位「石田純一 福岡出張で連夜の濃密宴会」(「週刊女性」8月18・25日合併号)
3位「工藤静香 『殺害予告』『芸能界の母』『キムタク』をも黙らせた『人誑しの魔術』(「週刊女性」8月18・25日合併号)
※「女性セブン」は合併号休み

 世間を騒がせた夫・東出昌大の不倫発覚から半年以上たった8月、ついに杏と東出の離婚が成立した。が、これを報じた「週刊女性」記事は何なんだ! だってものすごく杏に対して悪意的だから。

 まず、東出の浮気の発端について。

「’16年5月に双子の女の子が生まれてからというもの、東出さんは“家庭内に温もりのようなものがなくなった”と、周囲に不満をこぼしていたそうです」

 いや、双子の育児は大変だから、妻と一緒に育児をするのは当然だろう。なのに「自分をないがしろにした」だって。まるで東出の不倫を擁護するかのような印象を与えるような言い草だ。

 しかし、これは序章にすぎない。なぜか渡部建の不倫と対比させ、渡部の妻・佐々木希は「一度の過ちなら」と不倫を許したが、杏は夫の不倫発覚直後に、それを許さないと決意したなどと記されていく。不倫を許した佐々木を「さっぱりした性格」などと持ち上げ、不倫を許したことを美談のように記す一方、杏は寛容さがない、たった一度の不倫さえ許さない怖い女だと言わんばかりに、だ。さらに、不倫発覚から半年以上、東出と別居していたのは「ひとりで3人の子どもの面倒を見ているという“同情票”を集めるためだったのだと思います」という、あぜんとする芸能プロ関係者のコメントも。

 さらに、さらに、東出と子どもたちを時折テレビ電話させていたのも、杏が冷酷だと思われるのを回避する“計算”なのだという“珍説”まで。

 記事に掲載されている杏の写真も、怖さをイメージさせるようなもので、そこにさえ悪意を感じてしまう。また離婚とは全く関係ない杏と実母との訴訟も蒸し返す。と、何から何まで杏に悪意的なもの。要するに、一度の不倫を絶対に許さない怖い女、離婚を自分に有利なように自己イメージを演出している女、実母さえも訴える非情な女――そんな杏を貶めるトーンの記事なのだ。

 確かに女性週刊誌といえども、ミソジニー感あふれる記事は数多あるが、今回はひどい。唖然呆然。

 渡部の“多目的トイレ不倫”に比べ“マシ”というこれまた驚くべき理由で、オファーが殺到していると報じられた東出だが、この記事も離婚を機に、東出サイドが巻き返しを計ろうとする一環的な記事なのだろうか。それにしてもひどい。

 またしても石田純一が物議を醸している。「週刊女性」が報じた福岡出張。記事によると7月18日、北海道から福岡入りした石田は、男女集団と福岡のバーに行き、その後パワーストーン販売会社社長宅に移動し、シャンパン宴会をしたという。ついでに21日にはゴルフも。

 まあ、長距離の移動とはいえ、宴会もゴルフも石田にとっては仕事のうちなのだから、と思う。コロナ感染で多くの仕事を失った石田。スポンサーだというこの社長や、宴会を仕切っていた代理店業の男性に頼るしかなかった、と記事にはある。イベントなどの“営業”は石田の主な収入源。それがほぼなくなり、スポンサーに挨拶し、酒を飲みゴルフをする。みんな生活のためだ。すでにネットなどでは批判の声もあるが、石田の行動はある意味仕方ない。石田も「週女」の直撃に「誰がメシを食わせてくれるんですか。スポンサーさんに誘われたら、ゴルフでも“3密”と言われている食事会でも、そりゃ行くでしょ」と答えている。

 コロナ禍では、仕方がないと思う。生活がかかっているから。それは誰にとっても、だ。もし責めるとしたら、そんな場をもうけたスポンサー社長や代理店の男性だろう。いくらスポンサーといえども、あまりに配慮がなさすぎる。バーに行く必要がある? 自宅での3密? 打ち合わせなら喫茶店とかで十分じゃない。断れない石田を、コロナ感染から復帰したばかりで連れまわす必要がどこにある。

 しかし、問題はそこではない。それが福岡での石田の不倫疑惑だ。記事には石田が社長宅で地元の25歳の女性と、ずっと手をつなぎ話し込み、一緒に石田の宿泊先のホテルへ! しかも時間差で! というのだ。これはまずいでしょ。

 “不倫は文化”と言っていたのは遠い昔。現在の妻である理子は許さないだろう。コロナ感染を巡り理子との間に亀裂が入ったと自ら語っていた石田だが、この記事を読んで理子はどうするのか。絶体絶命!?

 「週刊女性」前号に掲載された工藤静香特集。夫・木村拓哉と2人の娘のプロデュース能力を検証するという前後編の特集記事だが、今回は後編。前編では工藤の男遍歴から工藤のプロデュース能力を探るというすごい切り口だったが、今回はいよいよキムタク編。SMAP騒動の際、夫の独立を阻止したのが工藤だったことは有名だが、それ以前のメリー喜多川への食い込みがすごかった。長女が生まれた時、自分やキムタクの親より先にメリー氏に報告し、駆け付けたメリー氏に赤ちゃんを抱っこさせた――。知らなかった。工藤静香、最強だ。

このニュースに関するつぶやき

  • 東出さんはまだ唐田さんに未練を持っていますからね。
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