レッドブル・ホンダF1のフェルスタッペン、混戦のイギリス2戦目を期待「数える羊の数が減るといいね!」

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2020年08月06日 08:01  AUTOSPORT web

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2020年F1第4戦イギリスGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、2020年F1第5戦70周年記念GPでは、レースのほとんどを単独走行するのではなく、バトルのある展開になることに期待している。

 イギリスGPで、フェルスタッペンはメルセデス2台には迫ることができなかったものの、後方には大差を築いたため、レースの大半を単独で走行、「退屈で羊の数を数えた」と後に語った。最後の数周、メルセデスのふたりがタイヤトラブルに見舞われたため、フェルスタッペンは2番手に上がり、首位を行くルイス・ハミルトンを追ったが、優勝には一歩届かなかった。

 3戦連続での表彰台を獲得したことについてフェルスタッペンは、「毎週末、最大の結果を出していると思う」と語った。

「この2戦は2位フィニッシュという、最大以上といっていいような結果を出した。彼ら(メルセデス)とのペースの差はまだとても大きい。特に予選ではかなりの差をつけられているし、シルバーストンでは決勝に関してもそうだった。そのため、彼らと優勝をかけて戦うことはできずにいる。それでもプレッシャーをかけ続けていくつもりだ」

「とにかく表彰台に立てたのはよかった。今週末に何が起こるのかは予想できない。前戦では終盤にとんでもない展開になったからね! 今週末は一段階ソフト寄りのタイヤコンパウンドが選ばれており、気温も上がる見通しだ。前回とは違う戦略で走ることになるかもしれない。どうなるのか楽しみだよ」

「シルバーストンですでに1回レースをしたから、誰もが状況を把握している。このマシンへの理解をさらに深めて、改善を進めることができるかどうか、確認しよう」

 同一サーキットで2週連続でレースをすることは、RB16への理解を深める助けになるとフェルスタッペンは考えている。

「同じサーキットで走る場合、マシンについていろいろなことを連続してテストし、確認できるという、いい面がある。コンディションは変化するかもしれないので、そのへんは注意する必要があるけれど、(同一サーキットでの連続開催は)いいことだと思うよ。エンジニアはそういうデータを集めたがっているはずだ」

 持ち込まれるタイヤコンパウンドが一段階ソフト寄りになることで、前戦のような1回ストップ狙いにはならないものと思われる。イギリスGPとは異なり、単独走行でのレースにならないことを期待しているか、という問いに対し、フェルスタッペンは、「そうだね。前戦よりも数える羊の数が減るといいね!」と答えた。

 イギリスGPでメルセデスのバルテリ・ボッタスはタイヤトラブルのためにノーポイントに終わり、そのため、ランキング2位の彼と3位のフェルスタッペンのポイント差は6点に縮まった。

「バルテリのタイヤがパンクして、彼がポイント圏外に落ちたことは、僕らにとってラッキーだった。これからも今までどおり、毎週末プッシュし続ける。まだたくさんのレースが残っているし、プレッシャーをかけ続けることができたらいいね」とフェルスタッペン。

「ただ、ペースの点で自分たちがどの位置にいるのかについては、現実を見つめる必要がある。今の時点では、通常の状況では、彼らとレースで優勝を争ったり、タイトルをかけて戦うことはかなり難しい。それでも、マシンは次第によくなってきており、予測不能な部分が減った。彼らについていくことができれば、いつだってチャンスはある。ギャップを縮めるために努力し続けるよ。そして、彼らを苦しめ、楽に勝たせないようにする」

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