乃木坂46が久しぶりに登場し「Route 246」を披露。ミュージックステーションを定点観測すると音楽の旬がわかる!

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2020年08月06日 18:10  M-ON! MUSIC

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知らない人はいないであろう音楽番組『ミュージックステーション』を、音楽ブロガー・レジーが定点観測する連載コラム「月刊 レジーのMステ定点観測」。

【動画】Mステ出演アーティストのMV

7月のMステは通常の1時間の放送が2回(3日、10日)、そして3時間半時間スペシャルという長尺回が1回(24日)。スタジオパフォーマンスにVTR企画を組み合わせるという従来型のMステのあり方が徐々に戻ってきつつあります。とはいえ、他の音楽ライブと同様に観客を入れてのステージ収録はまだ実施できていませんが、この先どうなるのでしょうか……。

まだまだ“過渡期”的な状況の続くMステではありますが、7月の当連載はMステと同じくある種の岐路に立たされている国民的グループの動向からどうぞ。

■乃木坂46:どんな“次”を見据えているのか

7月24日のスペシャル回に出演した乃木坂46。4月3日以来のMステ登場と、この番組の常連グループとしては珍しくインターバルが空きました。前回のMステは“白石麻衣の卒業前最後のMステ出演”という位置づけだったはずなのですが、コロナ禍の影響で5月に開催予定だった卒業ライブが実施されなかったことで彼女の立ち位置もやや中途半端なものになってしまうなど、グループとしてかじ取りの難しい時期が続いています。

乃木坂46が披露したのは、「小室哲哉が久しぶりに楽曲提供!」「小室哲哉×秋元 康、10年ぶりのタッグ!」とその楽曲のリリースが話題を呼んでいた「Route 246」。

リリースを報じるニュースでは齋藤飛鳥の「元々、小室さんのファンだったので、小室さんが乃木坂46のために曲を作ってくださったことが何よりもうれしく、また楽曲も“小室さん感”が溢れていて、個人的に本当にうれしかったです」といったコメントが紹介されており、歌唱前にはやはり斎藤が「小室哲哉さんが作ってくださった楽曲、我々乃木坂46が新鮮に、パワフルにパフォーマンスできたらと思います」と述べるなど、メンバーからも特別な楽曲をパフォーマンスするという気合のようなものが伝わってきます。1990年代のダンスグループをイメージしたような衣装も、普段の上品な制服スタイルとはまた異なる魅力を放っていました。

いっぽうで、かつて一世を風靡した“小室サウンド”をわかりやすく取り入れているのが今回の楽曲ですが、世の中に大きな影響を与える力を持った彼女たちのようなグループがこのタイミングでなぜ懐古主義とでもいうべき方向に進んでいるのか? については、やや釈然としないものがあります。

現在、“三密”の回避が最重要視される今の社会において、これまで乃木坂46を含むアイドルグループの活動を牽引してきたCD購入者向けの握手会を再び開催できる見込みはまったく立っていません。それはすなわち、彼女たちが同じCDを複数売ることによって積み上げてきたセールスパワーが弱まる可能性が高いことを意味します。

「Route 246」はそういった背景も踏まえて配信限定でのリリースになっているのかと思いますが、そんな逆風の状況での話題作りの一環として選ばれたアイデアが“小室哲哉楽曲”ということなのだとすると、「こういう状況だからこそ、もっと未来を見据えた新しいチャレンジが必要なのでは?」と外野としては思わざるを得ません。

もちろん、1990年代をリアルタイムで知らない若い世代にとって、globe「FEEL LIKE DANCE」に近い雰囲気を持つああいった楽曲が新鮮に響くといった側面もあるとは思います。ですが、個人的にはそういったギミックに頼ることなく今乃木坂46が歌うべき曲を考えてほしいなとブツブツ言いたくなるところです。

[前編]はここまで。[後編]では、新しい取り組みに邁進するグループの動向をご紹介したいと思います。7月7日(金)の配信をお待ちください!

TEXT BY レジー(音楽ブロガー/ライター)

【2020年7月3日放送分 出演アーティスト】
Little Glee Monster「何度でも」「いつかこの涙が」
AI「LOVE LOVE LOVE」
Hey! Say! JUMP「Last Mermaid... 」
城田 優「やさしいキスをして」
Kis-My-Ft2《WAになっておどろうプロジェクト》

【2020年7月10日放送分 出演アーティスト】
BiSH「LETTERS」
安斉かれん「僕らは強くなれる。」「come again(m-floカバー)」
山下智久「Nights Cold」
AI「ギフト」

【2020年7月24日放送分 出演アーティスト】
Sexy Zone「RUN」
Toshl「BE ALL RIGHT」、視聴者が選ぶ“カバーしてほしい女性アーティストの夏うた” 1.「世界でいちばん熱い夏」/ 2.「マリーゴールド」/ 3.「夜に駆ける」
ラストアイドル「愛を知る」
GENERATIONS from EXILE TRIBE「You & I」
乃木坂46「Route 246」
HYDE「BELIEVING IN MYSELF」
高嶋ちさ子/石丸幹二/木下晴香「美女と野獣」「パート・オブ・ユア・ワールド」「生まれてはじめて」「ホール・ニュー・ワールド」
嵐「IN THE SUMMER」「カイト」
TUBE「日本の夏からこんにちは」「―花火―」「あー夏休み」
SixTONES「NAVIGATOR」
Official髭男dism「115万キロのフィルム」「HELLO」
瑛人「香水」
いきものがかり「きらきらにひかる」

このニュースに関するつぶやき

  • 当時から小室の曲はどれも同じで面白みが無く、今回も同じでガッカリした。乃木坂に合ってないと俺は思った。ファンなら受け入れるのかな?
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