「この世界の片隅に」NHK特番“#あちこちのすずさん”にのん&細谷佳正ら出演! ナレーションを担当

1

2020年08月06日 19:23  アニメ!アニメ!

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

アニメ!アニメ!

(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
映画『この世界の片隅に』から派生した、2020年8月13日放送の特集番組「#あちこちのすずさん 〜教えてください あなたの戦争〜」で、主人公・すず役ののん、夫・周作役の細谷佳正、義理の姉・径子役の尾身美詞がナレーションを担当することとなった。

「#あちこちのすずさん 〜教えてください あなたの戦争〜」は、戦争中でも毎日を懸命に暮らしていた『この世界の片隅に』主人公・すずのような人を探すキャンペーン「#あちこちのすずさん」の特集番組だ。
視聴者から寄せられた「お弁当の思い出」「空襲の下の青春」など、ごく普通の人たちのエピソードをアニメにし、そのナレーションをのん、細谷佳正、尾身美詞が務める。

「#あちこちのすずさん 〜教えてください あなたの戦争〜」は、NHK総合にて8月13日22時〜23時13分に放送。
また、本特番に先立ち、映画『この世界の片隅に』がNHK総合にて8月9日15時50時〜17時56分に放送される。

<以下、コメント全文掲載>
のん

私は、すずさんを演じさせていただくまで戦時下にあった日本の状況を、違う世界のお話のように感じていました。
映画やドラマなどでは触れたことはある。頭では本当にあったことだとわかっていながら、実感が沸かなかった。

けれど、このあちこちのすずさんでは、当時を生きていた方達の嬉しい日常やお茶目な風景を覗かせてくれる。お洒落をしたり恋をしたりロマンチックな思い出を見せてくれる。
そういう、日常を楽しくさせる気持ちは今を生きる私達と同じ。その気持ちに共感して、私の中であちこちのすずさんがリアルに動き出しました。

直接会ったことはないけれど、私達とあちこちのすずさんは繋がっている。途端に愛情が湧いて思い入れができると、戦争があったことが心の奥深くにズシンと重く落ちてきました。
自分の今いる日本で起きたことなのだと心で感じられたことで、やっと目を背けずに考えられるようになりました。あちこちのすずさん達の思い出を、大切に読ませていただきたいと思います。

尾身美詞

私が担当したのは、75年前にも私と同じように宝塚歌劇団という夢に向かい、人生への希望を持っていた女の子がいたけれど、空襲の1日ですべて変わってしまったお話です。

何かを失って、何かを得る。苦しい出来事でも、言葉では表現できないような巡り合わせにつながっていく姿に人生の不思議さを感じました。

戦争で犠牲になった人たちの後ろには、1つ1つの人生があったことを感じながら、8月を過ごしていただければうれしいです。自分たちと何ら変わらない1人の人間が歩んでこられた75年の日々を想像してみてください。

(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

    ランキングゲーム・アニメ

    前日のランキングへ

    オススメゲーム

    ニュース設定