阪急電鉄・阪神電気鉄道・東急電鉄「SDGsトレイン 2020」同時運行

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2020年08月06日 19:32  マイナビニュース

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阪急阪神ホールディングスと東急グループは、国や自治体・企業・市民団体等と連携し、「SDGs」(持続可能な開発目標)の達成に向け多様なメッセージを発信するラッピング列車「SDGsトレイン 2020」を9月8日から同時に運行すると発表した。

「SDGsトレイン 2020」は、阪急電鉄、阪神電気鉄道、東急電鉄の最新の省エネ車両を使用するとともに、走行にかかる電力はすべて(実質的に100%)再生可能エネルギーで賄われるという。

阪急阪神ホールディングスグループでは、2020年5月に「阪急阪神ホールディングスグループ サステナビリティ宣言」を出し、持続可能な社会の実現に向け、SDGsへの取組みを進めている。従来から取り組んできたグループの社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」の10周年を機に、2019年5月から「SDGsトレイン『未来のゆめ・まち号』」を運行している。

東急グループでは、「美しい時代へ」というスローガンの下、鉄道事業を基盤とした「持続的なまちづくり」を通じて社会課題の解決と事業成長の両立に取り組むとともに、「公益財団法人東急財団」をはじめとするさまざまな社会貢献活動を行っている。今般、「SDGsトレイン」の取組みに東急グループが新たに加わり、ラッピング列車「美しい時代へ号」を運行開始する。

阪急電鉄、阪神電気鉄道、東急電鉄が共通テーマを掲げたラッピング列車「SDGsトレイン 2020」を東西で協働運行することにより、「SDGs」の認知度向上を図るとともに、「SDGs」の達成に向けた取組みを広く社会に普及させ、これにより持続可能な未来を創造していくきっかけになればと考えている。

阪急阪神ホールディングスの「SDGsトレイン『未来のゆめ・まち号』」は、阪急電鉄の神戸線・宝塚線・京都線と相互直通区間、阪神電気鉄道の本線・阪神なんば線と相互直通区間で運行。阪急電鉄の車両は神戸線・宝塚線1000系、京都線1300系の各1編成(8両編成)を使用。阪神電気鉄道の車両は1000系1編成(6両編成)を使用する。

東急グループの「SDGsトレイン『美しい時代へ号』」は、東急電鉄の東横線・田園都市線と世田谷線、相互直通区間で運行。使用車両は東横線が5050系4000番台1編成(8両編成)、田園都市線が2020系1編成(10両編成)、世田谷線が300系1編成(2両編成)となる。

「未来のゆめ・まち号」「美しい時代へ号」は共通デザインのヘッドマークやドアステッカー・車内吊りポスターを掲出する。「SDGsトレイン2020」の運行期間は2020年9月8日から2021年9月上旬までを予定している。(木下健児)
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