『完全なる飼育』シリーズ最新作 月船さらら×市川知宏ダブル主演で公開決定

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2020年08月07日 08:11  クランクイン!

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写真映画『完全なる飼育 etude』公開決定 (C)SEDIC INTERNATOINAL,SEDIC‐DILON
映画『完全なる飼育 etude』公開決定 (C)SEDIC INTERNATOINAL,SEDIC‐DILON
 監督・和田勉×脚本・新藤兼人による1999年の第1作目からこれまで8作が公開された映画『完全なる飼育』シリーズ。この度、第9作目となる『完全なる飼育 etude』の公開が決定し、女優の月船さららと俳優の市川知宏がダブル主演を務めることがわかった。

【写真】月船さらら×市川知宏ダブル主演『完全なる飼育 etude』場面カット

 ノンフィクション作家・松田美智子の小説『女子高校生誘拐飼育事件』を原作に、孤独な少女と孤独な中年男とのゆがんだ純愛を描いてきた同シリーズ。7年ぶり9作目となる最新作は、劇中の舞台「完全なる飼育」の物語の中で繰り広げられる“飼育”と、その舞台に挑む若手俳優を演出家が稽古という名の“飼育”をする二重構造。これまでのシリーズ作品とは異なり、女性が青年を飼育するかつてない斬新な試みとなっている。

 メガホンをとったのは加藤卓哉監督。『くちびるに歌を』などの助監督を経て、『裏アカ』(2021年春公開予定)で長編映画デビュー。本作が長編2作目となる。撮影はすべて台湾で行われ、台湾ならではの美術セット、あでやかで美しい極彩色に彩られた舞台照明および衣装が、男女間のサディスティックな世界感をより一層際立たせる。

 主演として、近寄りがたい孤高の存在であり強さと妖艶さを兼ね備えた女性演出家・小泉彩乃役を務めるのは、元宝塚歌劇団月組男役スターの月船さらら。若手俳優・篠田葵役には、2008年「第21回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞した市川知宏で、本作が映画初主演となる。また、『完全なる飼育』第1作に主演し、これまでのシリーズ全8作中7作に出演した竹中直人も出演する。

 演劇界の花形だった女性演出家・小泉彩乃(月船)。ここ数年は観客動員が伸び悩み、とことん追い込むその演出スタイルは俳優からも敬遠されている。新作舞台『完全なる飼育』の公演初日を2日後に控え、サディスティックな演出についていけなくなった主演俳優が突如降板。代役のオーディションが行われたが、なかなか決まらない。諦めた彩乃が劇場を後にしようとした時、一人の青年・篠田蒼(市川)がやってくる。演技がうまいとは到底見えない蒼を彩乃は追い返そうとするが、蒼は何とかオーディションを受けさせて欲しいと懇願する。そのすがるようなまなざしに血が騒ぐ彩乃。 そして、2人きりの過酷な舞台稽古が始まる。

 月船は「この物語は『舞台』のお話です。その『舞台』こそ、私が10代の頃から人生を賭けてきた世界でした。だから『彩乃』を演じることにプレッシャーも感じましたし、彼女の『舞台への情熱』に嘘がないようにしたい。愛情や情熱が深くなるほど、それは歪み、いつか狂気に変貌するのかも知れません」と話す。

 一方の市川は「今回は『孤独』と『赦し』がテーマになっています。是非その2つに着目して観て頂きたいと思います。そして今回の作品はオール台湾ロケということもあり物語の中心となる劇場や街並み、海など全てが幻想的で素敵な場所になっています」とコメントしている。

 映画『完全なる飼育 etude』は、11月27日よりヒューマントラスト渋谷ほかにて公開。

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