歌の合間に“謎の声”が聞こえる都市伝説 ケツメイシ『歩いてく』を専門家が解析

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2020年08月07日 16:52  Techinsight Japan

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写真ケツメイシ、2020年新年会にて(画像は『ケツメイシ【公式】 2020年1月22日付Instagram「ご無沙汰ですー!!!!」』のスクリーンショット)
ケツメイシ、2020年新年会にて(画像は『ケツメイシ【公式】 2020年1月22日付Instagram「ご無沙汰ですー!!!!」』のスクリーンショット)
オフコースの代表曲の1つ『YES-YES-YES』(1982年)で歌の合間に「ねぇ、わたし…」と女性の声が聞こえる。レベッカの9枚目シングル『MOON』(1988年)の表題曲に「先輩〜」という謎の声が入っている。そのようなヒット曲の音源にまつわる都市伝説はたくさんある。8月5日放送の教養バラエティ番組『世界の何だコレ!?ミステリー』では、ケツメイシの『歩いてく』に謎の声が入っているという噂の真相を本格的に分析した。

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オフコースの『YES-YES-YES』に女性の謎の声が入っているという噂については、小田和正が音楽雑誌で「レコーディングスタジオに来ていた男女のデュオグループの女性に急きょお願いして『ねぇ、わたしのこと…』というセリフを言ってもらった」という趣旨を語っている。果たして『歩いてく』にも何らかの事情があるのだろうか。


ケツメイシの4枚目アルバムCD『ケツノポリス4』(2005年)の収録曲『歩いてく』は、イントロが始まって18秒頃に女の子のような声で「おにいちゃーん」と聞こえるという都市伝説がある。番組で音源を流したところ、そのように聞こえた観覧客からは「えーー」とざわめきが起きた。

実は2015年8月20日放送のラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)の『サカナLOCKS!』で、山口一郎(サカナクション)が「夏の怖い音源」を特集した際にこの『歩いてく』を取り上げている。

山口はケツメイシの『歩いてく』を流して「聞こえましたね」と噂の声を確認すると、今度はその声の部分をイコライザー(EQ)でクローズアップ。「確かに『お兄ちゃん』って聞こえますね」と半ば認めつつも、音響の関係で楽器などの音が入り込んだのではないかと仮説をたててもう一度聴き「うーん。ギターっぽいけど…これは…先生にも分かりません」というところまで迫った。

このたびの『世界の何だコレ!?ミステリー』では本格的に日本音響研究所・鈴木創所長に依頼したところ、『歩いてく』のイントロを聴いて「確かに聞こえますね」、「人の声のように聞こえるけど、調べてみますね」と音の波長をグラフィックで表すコンピュータを使い解析した。

鈴木所長は「人の声ではないです」と見解を示して、「お」の部分はベースの音、「にいっ」のように聞こえるギターの音、そこにドラムのシンバルっぽい音が「シャーン」と入り「ちゃん」のように聞こえる。偶然それが重なって「おにいちゃーん」と人の声のように聞こえたのではないかという。

他にも岩崎宏美の『万華鏡』や中島美嘉の『LIFE』、19(ジューク)の『以心伝心』など“謎の声”が聞こえるという都市伝説はたくさんあるが、もし本格的に解析したら真相に迫ることはできるのだろうか? 気になるところだ。

画像は『ケツメイシ【公式】 2020年1月22日付Instagram「ご無沙汰ですー!!!!」、2019年9月14日付Instagram「10/2発売のツアーDVD&Blu-ray「ケツの穴…しまらへん」より「覚悟はいいか」を公開!!」、2020年6月18日付Instagram「梅雨ニモマケズいよいよ楽曲制作も本格スタート!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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