マンチェスター・Cに所属する元スペイン代表MFダビド・シルバの父親フェルナンド・シルバ氏が、同選手の移籍に言及した。7日、スペインのポッドキャスト『El Transistor』が伝えた。
現在34歳のダビド・シルバは、2010年夏にバレンシアからマンチェスター・Cへと完全移籍し、公式戦434試合に出場。4度のプレミアリーグ制覇などに貢献してきたが、今シーズン限りでの退団を表明しており、新天地に注目が集まっている。
これまで、ラツィオやMLSのインテル・マイアミ、UAEのアル・アハリといったクラブがD・シルバ獲得に関心を示していると報じられてきた。その中でも、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を持つラツィオは、先月から継続的に交渉を行っていたとされ、新天地の最有力に挙げられている。
そんななか、息子の去就に言及したフェルナンド氏は次のようにコメントし、同選手がイタリア挑戦を望んでいることを明かした。
「私とダビドにとって、シティとともに今シーズンのチャンピオンズリーグで優勝することは、イングランドでの10年間の集大成になるだろう。長い間、彼は10年間シティでプレーしたいと語っており、その後は一つのサイクルが終わることを望んでいた」
「私個人としては、彼にヨーロッパでのプレーを続けてもらいたいね。彼はセリエAが大好きで、そこに行きたいと思っている。彼はイタリアでなら40歳までプレーできると私に話していたよ。現時点では多くのオファーが届いている。私は彼がラツィオと契約を結ぶことは歓迎するよ。スペインに戻るのは非現実的だ。彼は常々、バレンシア復帰以外の選択肢は除外していたからね」