「大荒れ」続きのレパードS。穴党記者が本当は教えたくない穴馬4頭

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2020年08月08日 06:11  webスポルティーバ

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 3歳馬によるダート重賞、GIIIレパードS(新潟・ダート1800m)が8月9日に行なわれる。

 2009年に創設された同レース。当初は比較的堅い決着が多かったものの、最近は「夏の荒れる重賞」のひとつに数えられている。

 とりわけ過去3年は、10番人気以下の馬が5頭も馬券圏内(3着以内)に入っており、3連単の配当は3年連続で10万円超え。2017年には80万円超え、2018年には60万円超えの高額配当となっている。さらに馬連も、2017年が9万5320円、2018年が2万3100円、2019年が5220円と、かなりオイシイ配当が続出しているのだ。

 重賞ゆえ、すでにオープンクラスで実績を挙げている面々がこぞって参戦。当然、それらに人気が集中するが、近年ではそういった馬たちの凡走が目立つ。それが、ここ数年の波乱の要因のひとつになっている。

 そして今年も、オープン特別や重賞で好走している馬が何頭か出走するが、勢いのある2勝クラスが多数登録。そのうち、13頭もの馬が抽選で除外になったこともあって、何かが起こりそうなムードが高まっている。再び、あっと驚くような結果が待ち受けていたとしもおかしくない。

 そんなレースを前にして、日刊スポーツの木南友輔記者はこう語る。

「大量の除外馬が出るのは仕方がないことですが、JRAが8月6日に発表したJPNサラブレッドランキングの3歳ダートにおいて、オープン特別の伏竜S(3月28日/中山・ダート1800m)で2着となって、レーティング100を与えられたテーオーケインズさえも除外。同馬を有力視していたこともあって、何かモヤモヤした感じがあります。

 それはそれとして、3歳ダートの頂上決戦でもある今年の地方交流GIジャパンダートダービー(7月8日/大井・ダート2000m)では、GIIIユニコーンS(6月21日/東京・ダート1600m)を圧勝したカフェファラオが7着と惨敗。代わって、オープン特別の鳳雛S(5月24日/京都・ダート1800m)で14着だったダノンファラオ、2着だったダイメイコリーダがワンツーを決めました。さらに、ユニコーンSで5着だったキタノオクトパスが3着入線を果たしました。

 こうした結果からして、今年の3歳ダート界は『(実力差がなく)競馬場が変われば、着順が変わる』と考えたほうがいいでしょう。レパードSでも、その辺りをどう読むかが、予想の肝となります」




 そこで、木南記者がまず注目するのは、距離延長が嫌われて、人気の盲点となっている3勝馬だ。

タイガーインディ(牡3歳)です。短距離ばかりを使われてきた馬ですが、先行力があって、いかにも新潟向き。これまで、距離延長組は苦戦傾向にあるレースですが、よくよく見てみると、そうした馬のサンプルが少なく、実は大した馬が出走していない、という実情がありました。となれば、そのデータをそこまで気にする必要はありません。

 また、同馬を管理するのは、GIジャパンカップダート(チャンピオンズカップの前身)を勝っているニホンピロアワーズなどを育て、ダート戦に強いイメージがある大橋勇樹厩舎。距離を克服する自信があるのでは? と期待しています」

 木南記者はもう1頭、密かに期待している馬がいるという。前走で2勝クラスの日野特別(6月28日/東京・ダート1600m)で、1番人気に推されながら馬群に沈んだ(11着)ニュートンテソーロ(牡3歳)だ。

「ニュートンテソーロは今回、初めてブリンカーを着用します。その効果なのか、追い切りでは唸るような動きを見せていました。

 そして、その追い切りでは、戸崎圭太騎手が騎乗。レースでは、戸崎騎手が他の馬に乗るため、北村友一騎手が手綱を取るのですが、そんなところからも『巻き返したい!』という厩舎サイドの執念が感じられました」

 一方、中日スポーツの大野英樹記者は、前走のオープン特別や重賞で苦杯をなめてきた馬たちの逆襲に期待を寄せる。

「1頭は、メイショウダジン(牡3歳)です。デビュー2戦目の1勝クラス・ネモフィラ賞(1月19日/小倉・ダート1700m)では、大きく出遅れながらも僅差の3着。今回のレースでも上位人気になりそうな1着ミヤジコクオウ(牡3歳)と同じ上がりをマークして、出遅れさえなければ......という内容でした。

 その後、1勝クラスのくすのき賞(2月1日/小倉・ダート1700m)は実力どおりに快勝。そこから芝レースに矛先を変えても、GIII毎日杯(3月28日/阪神・芝1800m)で5着、GII京都新聞杯(5月9日/京都・芝2200m)で6着と、大きく崩れませんでした。

 ただ、追ってしぶとい末脚は、やはりダートでこそ。ダート戦に戻った前走の鳳雛Sでも、前有利の流れのなか、しぶとく4着まで差を詰めてきました。相手強化のここでも、息の長い末脚は十分に通用するはずです」

 大野記者が期待するもう1頭は、ユニコーンS3着のケンシンコウ(牡3歳)だ。

「前走のユニコーンSでは、スタートの芝部分で行き脚がつかず、後方からの競馬を強いられました。加えて痛かったのは、3〜4コーナーの勝負どころで仕掛けて上がっていこうとした時に、前が壁になり、進路がなくなってしまったことです。普通なら、そのまま下がってしまうような状況でした。

 ところが、ケンシンコウは粘って、直線半ばを迎えて、2着となったデュードヴァンが大外から猛追してくると、それに合わせて奮起。再び盛り返して伸びたあたりに能力を感じました。

 まだ伸びしろはありそうですし、ここに来て落ち着きが出てきたのは好材料。ユニコーンSの好走も11番人気だったため、フロック視されている感がありますが、この相手でも差のないレースができるのではないでしょうか」

 大荒れが続くレパードS。今年はどんな馬が波乱の立役者となるのか。ここで、穴党記者がこっそり教えてくれた4頭がその候補となる可能性は大いにある。

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