マリナーズ菊池、6回途中4失点で今季初勝利ならず 内野ゴロ2本で逆転許し1敗目

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2020年08月08日 14:02  ベースボールキング

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本拠地でのロッキーズ戦に先発登板した菊池雄星
● マリナーズ 4 − 8 ロッキーズ ○
<現地時間8月7日 Tモバイル・パーク>

 マリナーズの菊池雄星投手(29)が7日(日本時間8日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に先発登板。初勝利を目指し今季3試合目のマウンドに上がったが、6回途中6安打4失点で降板し、1敗目(0勝)を喫した。

 この日は初回の先頭打者に四球を与えるなど、コントロールにバラツキがありながらも、カットボールを軸に2回まで5つのゴロアウトを奪う立ち上がり。

 しかし、先制点の援護を貰った直後の3回、先頭の8番・オーイングス、9番・ディアスに連打を浴びて二・三塁のピンチを招くと、続く1番・ハンプソンの打球が菊池のグラブを弾いて遊ゴロとなり、この間に同点の走者が生還。さらに一死三塁で2番・ストーリーを内角いっぱいのカットボールで三ゴロに打ち取るも、打球が弱かったために三塁走者が間一髪ホームイン(記録は野選)。内野ゴロ2本で逆転を許してしまう。

 菊池は続く4回、5回とゼロを並べるも、6回に3番・ブラックモンと5番・ケンプの安打で二死二・三塁とされ、6番・マーフィーの打球が右寄りにシフトを敷いていた二塁手の脇を抜ける2点適時打に。5回2/3・95球を投げ4失点。最後は3点差に突き放されて降板し、今季の防御率は「5.28」となった。

 マリナーズは菊池が降板した直後の6回裏に5番・ノラの2ランで一時1点差に詰め寄ったが、リリーフ陣が3被弾するなど踏ん張りきれず2連敗。アメリカンリーグ西地区最速で今季10敗に到達した。

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