多頭飼育崩壊を経験した保護犬さくらちゃん 寂しげな表情のプロフィール写真が幸せをつかむきっかけに

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2020年08月08日 16:50  まいどなニュース

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「なんて寂しそうな顔をしているの」

【写真】お父さんに作ってもらったハウスでくつろぐさくらちゃん

山形県でイタリアンレストランを経営している高橋さんは、里親募集サイトに掲載されていた、さくらちゃんのプロフィール写真を見たとき、そう思った。

寂しそうな顔をしていたのは無理もない。さくらちゃんの最初の飼い主の家は多頭飼育崩壊の家だった。不憫に思った茨城県に住む男性が、さくらちゃんをその家から引き出した。しかし、その男性も仕事の関係で、やがてさくらちゃんの面倒を見ることが難しくなり、サイトで新しい里親を募集した。

「私がなんとかしなければ」。そう思った高橋さんは、同居している両親にお願いして、昨年5月1日、山形から茨城まで車でさくらちゃんを迎えに行ってもらった。実は高橋家は元々犬好き家族。「もも」という柴犬を飼っていたが2年前の夏に病気で死んでしまった。ショックでしばらく犬を飼いたいと思えなかったが、サイト上でさくらちゃんを見たとき、いてもたってもいられなくなり飼う決心をした。

「最初はすごく不安そうな顔をしていました。体も震えていました。外に出た事がないようで、爪も伸び放題でした」(高橋さん)。しかし、1カ月も経つと、そんなさくらちゃんは高橋家の家族に気を許すようになった。高橋さんはレストランでの仕事を終え、帰宅するとさくらちゃんと一緒に毎日1時間の散歩をすることを日課とした。そしてご飯を手作り。なかでも、さくらちゃんの大好物はオーブンで焼いた砂肝だ。

高橋さんの愛情が伝わり、今ではすっかり甘えん坊犬になった。そして外遊びも好きになり、雨の日でも雪の日でも、散歩をおねだり。高橋さんは「今まで辛い想いをしてきたけど、大切に育て、さくらにこの家の家族になって幸せ、って思ってもらいたい」と話す。建築業の高橋さんの父が作ってくれたハウスが大好きで、そこで高橋さんの帰りを毎日待っている。

(まいどなニュース・佐藤 利幸)

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このニュースに関するつぶやき

  • 寂しげな表情でなくて「なにしてるの?」の顔だと思う。
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  • うちの仔の募集写真はものすごく呑気な底抜けに陽気なツラして写ってた。 他のドーベルマンはキリッとしたり、犬相(人相?)悪かったりしたが。
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