名古屋が圧巻のゴールショー!…前田直輝の4得点などで浦和に6発大勝

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2020年08月08日 20:02  サッカーキング

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浦和戦で4ゴールを記録した前田直輝(写真は3節G大阪戦) [写真]=三浦彩乃
明治安田生命J1リーグ第9節が8日に行われ、5位名古屋グランパスと7位浦和レッズが対戦した。

 ホームの名古屋は9分に先制する。金崎夢生のシュート性のスルーパスに反応した前田直輝のフィニッシュは相手GK西川周作に阻まれたが、前田はこぼれ球にすかさず反応。ゴール前での落ち着いたコントロールから、2度目のチャンスを確実に仕留めた。

 すると10分、名古屋が追加点を獲得する。巧みなパス回しで左サイドを攻略し、金崎のスルーパスからマテウスが一気に抜け出す。マテウスがグラウンダーで折り返すと、飛び込んだ前田が再びネットを揺らした。18分には、名古屋が3点目を獲得。左サイドのショートコーナーからガブリエル・シャビエルが折り返すと、空中戦を制したジョアン・シミッチが頭でゴール右に突き刺した。

 名古屋の勢いは止まらず、38分には4点目を獲得する。寄せてきた相手DFを華麗なターンでかわしたG・シャビエルのスルーパスに、前田が反応。右足でのトラップから左足での2タッチ目でゴール左下隅へと流し込み、自身初のハットトリックを達成。37分53秒間のハットトリック達成は、2015年シーズン以降のJ1リーグでは、佐藤寿人の34分35秒(2015年6月広島対山形戦)に次いで2番目に早い数字となった。

 名古屋はさらに45分、右サイドを突破したG・シャビエルが自らゴール前まで運んでネットを揺らした。データサイト『Opta』によると、2015年シーズン以降のJ1リーグで、前半を5得点で折り返すのはリーグ史上初のこととなる。

 5点のビハインドで後半を迎えた浦和は48分、レオナルドがゴール前で相手DFに囲まれながらも強引にボールを運び、最後は無人のゴールに押し込んで1点を返す。しかし50分、名古屋がカウンターから6ゴール目を獲得。G・シャビエルのパスを受けた金崎の折り返しから、またも前田が沈め、この試合自身4得点目を記録した。

 浦和は76分、関根貴大がグラウンダーで折り返すと、レオナルドがトラップから強烈な一撃を放って自身2ゴール目を獲得する。しかし、浦和の反撃も及ばず、試合はこのまま終了。名古屋はJ1リーグ2試合ぶりの勝利を収め、浦和はリーグ戦3試合ぶりの黒星を喫した。次節、名古屋は15日にアウェイでFC東京と、浦和はホームでサンフレッチェ広島と対戦する。

【スコア】
名古屋グランパス 6−2 浦和レッズ

【得点者】
1−0 9分 前田直輝(名古屋)
2−0 10分 前田直輝(名古屋)
3−0 18分 ジョアン・シミッチ(名古屋)
4−0 38分 前田直輝(名古屋)
5−0 45分 ガブリエル・シャビエル(名古屋)
5−1 48分 レオナルド(浦和)
6−1 50分 前田直輝(名古屋)
6−2 76分 レオナルド(浦和)

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