中日・ロドリゲス、初登板は7回途中2失点 6回まで快投も初勝利はお預け

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2020年08月09日 16:30  ベースボールキング

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中日のヤリエル・ロドリゲス
中日 2 − 2 巨人
<9回戦・ナゴヤドーム>

 中日の育成出身ヤリエル・ロドリゲス投手(23)が9日、巨人戦(ナゴヤドーム)でプロ初登板初先発。7回途中2安打2失点と好投したが、来日初白星はお預けとなった。

 3日に支配下登録されたばかりのキューバ出身右腕。首位を走る巨人打線を相手に、初回、2番・坂本を二ゴロ、3番・丸は遊ゴロに退けるなど3者凡退スタートを切った。

 その裏、中日は3番・阿部の右越え4号2ランで先制。援護を受けたロドリゲスは2回、先頭の4番・岡本に右翼ポール際へ大ファウルを打たれるも、最後はフルカウントからの低めスライダーを振らせ空振り三振。続く大城は二飛、ウィラーは遊ゴロに仕留め2回までパーフェクト投球を展開した。

 3回は先頭の7番・パーラに鋭いライナーを打たれるも、三塁・高橋がジャンプして好捕。二死後、代打の陽に四球を与えたが、1番・吉川尚を遊ゴロに退けた。4回は2つの四球で初めて得点圏に走者を背負うも、二死後、ウィーラーを遊ゴロ斬り。5回は下位打線を3者凡退に抑え勝利投手の権利を得た。

 6回は先頭の吉川尚を縦に大きく曲がるスライダー、続く坂本は横に大きく曲がるスライダーで連続の空振り三振に仕留めるなど、投球フォームにも変化をつけながら上位打線を3者凡退に退けた。

 6回までノーヒットピッチングで来たが、2点リードの7回に一死から、5番・大城に三塁線を破られる二塁打を許した。続くウィーラーには、スライダーが甘く入り左翼線を破られる適時二塁打。連打を浴び1点を失ったところで降板となった。

 一死二塁で登板した2番手・岡田だったが、パーラに四球を与え打者ひとりで降板。一死一、二塁で3番手・祖父江に火消を託したが、代打・北村に右前打を許し満塁としたあと、同じく代打の亀井に同点となる中犠飛を許した。

 ロドリゲスは6回1/3で86球を投じ、2安打2失点、8奪三振3四球の内容。デビュー戦白星とはならなかったが、今後に期待を抱かせる投球を披露した。

 試合は延長10回で決着がつかず、今季の特例により2−2の引き分け。中日は同一カード3連勝とはならなかったが、首位・巨人との3連戦を2勝1分けで終えた。

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  • ロドリゲスはよく投げたけど与田采配のおかげで負けに等しい引き分け。ただでさえ貧打線なのになぜスタメンで加藤使うのよ?たまたまの振り遅れがヒットになるのを期待してるの?
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