F1第5戦70周年記念GP予選トップ10ドライバーコメント(1)

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2020年08月09日 18:51  AUTOSPORT web

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2020年F1第5戦70周年記念GP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2020年F1第5戦70周年記念GP予選で6番手〜10番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。

■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 予選=10番手
 正直言って、悪い予選ではなかったと思う。10番手は最高のポジションには見えないかもしれないが、現実的に見て今週末は、ここが僕らにとって適正な位置だと思う。今日は風の影響を受けるだろうことは分かっていた。

 ダニエル(・リカルド)のルノーはかなり速かったし、彼らのマシンに競争力があることは明らかだった。レーシングポイントの2台は、うまくパフォーマンスを引き出していたし、それは(アレクサンダー・)アルボンも同じだ。

 僕らは予想どおりの位置にいると思うので、それほどがっかりしてはいない。マシンにこれ以上の力があったとも思わないしね。あと少しはあったけれど、Q3初めと2回目のランの時に風の状態が変わってしまい、Q2の時より苦労した。

 簡単ではなかった。マシンがうまくはまっていなかったんだ。今週末は風のコンディションのせいでドライビングが難しかった。でも明日に向けて悪いポジションではないよ。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 予選=9番手
 いい感触を持ち、Q3最後のランまではうまくいきそうだった。Q3ではミディアムからソフトに履き替えたところ、マシンバランスが一変した。それまではマシンの感触がよかったから、自信をもって最後のアタックに臨んだのに、完全に変わってしまった。風の影響かもしれない。もちろん、9番手には満足していない。

 他のチームのなかにはソフトタイヤをうまく機能させることができるチームもあるけれど、僕らは今日は苦労したので、理由を探る必要がある。ドライバー側にタイムを向上させる余地があることは分かっているが、それにはマシンをもっと一貫し、快適に乗れる状態にする必要がある。

 明日は戦略面でさまざまな選択肢があるので面白くなりそうだ。先週末は優れたレースペースを発揮できたし、ポジションを上げていける速さがあることが分かったので、明日はレースペースを最大限に活用し、ポジションアップし、いい仕事をしたい。

■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 予選=8番手
 今日の自分の仕事には満足している。マシンから最大限の力を引き出したと思うからね。ただ、それでも十分でなく、8番グリッドスタートになった。この位置を喜ぶわけにはいかない。

 これまでのところ先週末より苦労している。アグレッシブなダウンフォースレベルにしているため、決勝ではさらに苦労することになるだろう。他の皆より(ダウンフォースが)低いから、タイヤマネジメントが簡単ではないんだ。

 ミディアムタイヤでの走行については、昨日よりもずいぶん進歩し、今日は強さを発揮することができた。それでミディアムでQ3に進むことができたんだ。でも、昨日ソフトタイヤでよかった部分を多少失ったように思う。

 ソフト寄りのコンパウンドでのデグラデーションを考えると、僕らにとっては先週の日曜日よりもさらに厳しいレースになるだろう。

(予選後の会見で、8番手という結果に驚いたかと聞かれ)驚きはしない。これが現実的な位置だと思うからね。(前戦イギリスとは違って)表彰台など期待できないよ。僕らはタイヤマネジメントの面でよくないから、決勝では苦労すると思う。

■スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー 予選=7番手
 最高の土曜日だ。この予選結果には大満足だよ!

 昨日は少し苦しんだけれど、チームが土曜に向けてマシンに正しい変更を加えてくれた。そのおかげで限界までプッシュできるようになったんだ。

 Q2では4番手で、Q3では7番手。フェラーリ2台、マクラーレン、レッドブル1台よりも前の位置だ。これ以上の結果は望めないほどの最高のリザルトだよ。

 でも気持ちをレースに集中させよう。うまくポジションを上げ、全力を尽くして戦い、チームのためにいい結果を持ち帰りたい。その準備はできているよ。

■BWTレーシングポイントF1チーム
ランス・ストロール 予選=6番手
 2台揃ってQ3に進出し、チームにとって素晴らしい一日になった。ニコは見事な仕事をして予選3番手を獲得した。彼は週末を通していい走りをしてきたし、チームも、彼が快適に走れるようにサポートし、両方のマシンがペースを出せるように力を注いだ。

 僕の話をすると、今日はすべてをうまくまとめ上げることができなかった。予選の間、正しいバランスを見つけ出すことができず、いろいろ試していた。マシンのリヤが少しばかり不安定だったんだ。クリーンなラップを走ることができなかったのも、よくなかった。

 タイム差は小さいので、もっと上のグリッドからスタートできないことは残念だけど、スタート位置としては悪くない。明日はすべてをかけて走るよ。改善できる領域があることは分かっているが、ニコがこのマシンにどれだけのペースがあるのかを証明してくれたので、それはとても前向きな要素だ。

 明日のレースでは戦略が重要な役割を果たす可能性があるから、強力な結果を出すために、すべての要素を最大限に生かす準備をしておこう。

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