F1第5戦70周年記念GP予選トップ10ドライバーコメント(2)

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2020年08月09日 19:01  AUTOSPORT web

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2020年F1第5戦70周年記念GP ルイス・ハミルトン(メルセデス)&ニコ・ヒュルケンベルグ(レーシングポイント)
2020年F1第5戦70周年記念GP予選でポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。

■ルノーDPワールドF1チーム
ダニエル・リカルド 予選=5番手
 5番手は僕らにとって素晴らしい結果だと思うので、とても満足している。とてもいいラップを走った。マシンの限界までプッシュして、今日はほとんどすべてを引き出すことができたと思う。後悔とか、チャンスを逃したような感覚は一切ない。レースに向けて、良い位置につけることができた。ミディアムタイヤをうまく使えたことにも満足だ。

 明日のレースは面白くなるだろうし、戦略も分かれる。僕らのマシンはレースで強さを発揮してくれる。でも、日曜日にチャンスを得るためには、予選でもっと上に行く必要があるね。明日はベストを尽くし、力をすべて出し切るつもりだ。

■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=4番手
 4番手スタートというのは完璧とはいえないが、僕より上位のマシンは速かった。Q3では風の状態が変化したことでバランスが崩れ、対応するのが楽ではなかった。

 決勝をハードタイヤでスタートすることにこだわった。今週末は(先週のイギリスGPより)一段階ソフト寄りのコンパウンドに変更されたため、ここでのミディアムは先週のソフトに当たる。このタイヤは決勝ではあまりよくなかったし、今週末の方が気温が高い。だからいい選択をしたと思っている。ハードタイヤでQ3に進めるかどうかだけが問題だったけれど、無事に通過できた。

 ハードタイヤでスタートすることで明日何がもたらされるのかは分からない。1周目がどういう展開になるのか、セーフティカーが出動するのかに左右されるだろうが、プラスに働くといいね。少なくともトップ10の他のドライバーたちとは違う戦略で走ることになる。

 レースは長いし、僕らの場合、通常(予選よりも)レースペースの方が優れているので期待している。僕らにはメルセデスのような予選モードがないんだ。

 スタートをクリーンに決めて、そこからいいレースをしたい。目標はいつもと同じ、表彰台だ。

(セルジオ・ペレスの代役で出場し予選3番手を獲得したニコ・ヒュルケンベルグについて語り)ニコは本当によかったね。速さを見せつけるチャンスをつかんだ。

(予選後の会見で語り)ハードタイヤでスタートすることによって、スタートの蹴り出しで少しロスするかもしれない。それでも全体的に見るとファーストスティントは(ハードでの方が)うまくいくと思っている。先週、(ミディアムタイヤでの)僕のスタートは、周囲のソフトを履いたマシンと比べて、悪くなかった。だから明日もまたうまくやればいい。正直言って、後ろのグループに悩まされることはないと思っている。

■BWTレーシングポイントF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=3番手
 先週復帰することになってからいろんなことが起きて、本当にとんでもない一週間だった。その後で、3番グリッドから決勝にスタートできるなんて、なんて素敵なクライマックスだろう!

 先週走ったことは、今週末の準備として役に立った。それでも今日の予選は大きな挑戦だったよ。Q2では自分で自分の首を絞めるようなことをしてしまい、もしかしたらマシンにダメージがあるかもしれないと思った。でもQ3進出を決めた後は、冷静に全力を注いで、最高のラップタイムを出すことに集中するだけだった。

 今は満面の笑みを浮かべているけれど、まだ土曜日だ。本当に重要なのは明日なんだ。(今年になってから)レーススタートの動きを経験していないし、しばらくホイール・トゥ・ホイールの戦いもしていない。マシンについても学習の最中だから、レースは大きな挑戦になる。それでも強力な結果を確実につかむために全力を注ぐつもりだ。この予選結果を喜んではいるが、気持ちはレースに集中しているよ。

■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
ルイス・ハミルトン 予選=2番手
 今日はバルテリが素晴らしい仕事をした。彼はQ3の重要な場面で素晴らしいラップを走ってポールを取ったんだ。

 僕に関しては、Q3最初のラップはよかったが、2回目のアタックラップはそれほどいい出来ではなかった。うまくまとめあげることができず、終盤、いくつかミスをした。その代償を払ったわけだ。

 今日はコース上の風向きが変わったことによって、少し苦労した。でもそれは誰にとっても同じことだから、言い訳にはならない。

 このコースでは他のマシンの後ろについて走るのが楽ではないけれど、ソフト寄りのタイヤ選択と気温の高さによって、明日、チャンスが生まれることを願っている。エキサイティングなレースになるはすだ。

 どの部分を改善できるか、今夜は懸命に仕事にあたる。明日はバルテリを倒すために全力を注ぐよ。

(予選後、Sky Sportsに語り)結局は僕がいい仕事ができなかったということだ。でもかなり僅差だし、別に世界の終わりというわけじゃない。バランスの面で少し苦しみ、1周を完璧に決めるのが簡単ではなかった。昨日の方がずっとうまくいっていた。

 少し違うセットアップにしたから、それが明日、どう機能するのか確認してみよう。

■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス 予選=1番手
 ポールを取ることができて、ものすごくうれしい。このとても速いマシンをドライブできるのは名誉なことだ。こういう展開の予選は大好きだよ。すごく楽しかった。

 先週末のセッティングに微調整を加えて、その結果、パフォーマンスが大幅に改善した。Q3での2回目のランで、さらにタイムを縮めるチャンスがあると分かっていた。各セクターをうまくまとめ、自分からもマシンからもすべてを引き出すことができた。

 今週末使用しているコンパウンドでは1回ストップは難しいだろう。チームは明日に向けてあらゆる選択肢について調べてくれるはずだ。レースペースは優れているから、先週末のようにいいスタートを決めてレースを始めたい。

 レースに向けていいポジションを手に入れたが、ポイントが与えられるのが日曜日であることも承知している。

(予選後の会見で語り)先週末から今週末にかけて、マシンを改善するためにあらゆる部分に取り組んできた。同時にドライバー側も、パフォーマンスを上げるために努力したんだ。それでセットアップとドライビングに関し、少しパフォーマンスを見つけることができた。先週末は予選で少し足りない部分があった。方向性の部分でね。今、予選と決勝の両方に関して最適化されたのではないかと思う。

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