ローラ、バラエティ疎遠とLA移住の裏に貫く信念「自分に嘘をつきたくなかった」

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2020年08月10日 08:40  ORICON NEWS

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写真LA移住を機に大きく変わった価値観を語ったローラ(画像提供:STUDIO R330)
LA移住を機に大きく変わった価値観を語ったローラ(画像提供:STUDIO R330)
 モデル・ローラが『しゃべくり007』(日本テレビ系)のゲストとしてテレビに初出演してから早10年。翌年には年間200本以上の番組に出演し国民的人気者へと成長したが、4年前に突如ロサンゼルスに移住。今年6月には環境に配慮したライフスタイルブランド『STUDIO R330』を立ち上げた。その背景には、「自分の気持ちに正直でいたい」というまっすぐな彼女の信念があった。海外に拠点を移した理由、そして新ブランドに込められた思いとは。「今の方が日本が好き」と語るローラに聞いた。

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■「眠れなくなったことがあった」日本のレギュラー番組15本のオファーを断っていた

 ローラが監修する『STUDIO R330』では、リサイクル素材を使った運動向けアイテムを皮切りに、環境に配慮した商品開発やコンテンツを発信していく。ブランド名の“R”には、”リユース”、“リサイクル”、“リデュース”の意が込められている。地球にも人にも優しい素材にこだわり、準備に約2年もの時間を費やした。

「環境に配慮しながらライフスタイルをポジティブにするようなブランドに出来たらいいなと思って色々考えたの。だから自分が考えたアイデアに共感してくれたり、手に取ってくれた人がハッピーになってくれたら嬉しいなって。あと、日本にはまだ運動の文化が浸透していないなって思っていて、私自身もLAに来て運動を日常生活に取り入れたことで、ポジティブになって自分を大切にすることに繋がったから、この素晴らしいことをみんなにシェアしたいなって思ってる」

 LAでの生活は「いつもスペシャルに感じて、1日1日がすっごく楽しい!」と活き活きと話すローラだが、幼い頃から育った日本を離れたのはなぜなのだろうか。
 
「日本にいた時もすごく楽しかったんだけど、私がお仕事をしすぎちゃったのかな?自分の時間をつくれてなくて、実は眠れなくなっちゃったことがあったの。そこで、自分の心や身体を大切にしなくちゃって気づいたんだよね。それで自分のやりたいことを見つめ直したときに、世界中の人とコミュニケーションをとったり、知らない文化に触れたり、いろんな経験したいっていう思いがずっとあったから、これはいいタイミングだと思って、一度日本を離れることにしたの」

 画面が華やぎ、発する一言一言に笑いが起きる彼女にオファーは止まなかった。モデル、歌手、女優と年々活動の幅を広げ、レギュラー番組のオファーは15本に及んだ。しかし、ローラはすべて断った。

「きっと日本を離れたらたくさんお仕事を失ってしまうけどそれでもいいや、って。やっぱり一度しかない人生たくさん経験したいし、自分のやりたいことを大切にしたいなって思ってチャレンジしてみたの。だからね、全然後悔してない!」

 LA移住を機に、本格的に英語の勉強をスタートしたローラ。5月に出演したテレビ番組では、友人だという世界的歌手のカーリー・レイ・ジェプセンと肩を並べて、堂々と英語で雑談する様子が放送されていたが、彼女の向上心は留まるところを知らない。今でも、週に5回オンラインレッスンを受けているというのだ。「最初の頃は英語喋れなくて、覚えるのも遅かったけど、ちゃんと続ければ出来るんだ!ってちょっと自分に感動してる!あとね、私日本語もちょっと子どもっぽいけど、英語も何だか子どもっぽくて面白いって言われるの(笑)。どんな言語でも自分らしさって残るんだって思ったら何も怖くないなって!」と楽しそうに話す彼女に、“何事も始めることに遅いことはない”と改めて感じさせられた。

■年間200本出演の国民人気者の葛藤「いつもありのままの自分でいたかった」

 そんなローラにも「眠れなくなった時期があった」とは少し意外だった。あまりの多忙さに、いつも笑顔で元気な姿を求められることが大変だったのかと聞いてみると、「それは全然なかった!」と即答だった。「昔から面白いことが大好きで、テレビに出てたときはすっごい楽しかった!どんなに忙しくても、疲れた、大変っていう気持ちはほとんどなかったんだよね」

 我々が癒されていたローラの笑顔に1つも嘘はなかった。しかし、いつも自分らしく正直でいたいと、人一倍ピュアでまっすぐな心を持つ彼女は少なからず葛藤も抱えていた。

「いつもありのままで、自由でいたかったから台本を読まなかったし、こういう風に言ってほしいっていう指示があっても、できるだけ自分らしくしてたのね。でも、全部やらないでいると、その人にも番組にも失礼になっちゃうっていう葛藤があって。実際その通りに言って番組が放送されたら、私がすごい変な人みたいに見えたことがあって、すごいショックだった。でもそれも自分で選択したことだから、全然後悔してないんだけどね」

 その後様々な出来事が重なり、いつもハッピーだったローラが「もう誰も信じられない」と思ってしまうほど深く落ち込んでいた時期があった。そこから脱却できたのは、誰のせいにするのでもなく、自分自身に目を向けられたからだという。

「自分の心や身体を大切にできて初めて、誰かを助けたり大切にしたりすることができるんだなって学んだんだよね。身体に良い物を食べたり、運動したり、瞑想をしたり、自分の心と身体のケアをしっかりしていったらどんどん昔の自分の気持ちになっていって。むしろ昔の自分よりパワーアップしているのを感じて。だから今は毎朝起きると感謝でいっぱいで楽しい気持ちになってる。昔こんなこと言えなかったのに、今は言えるの」

■「悲しんだり苦しんだりしている人たちを救いたい」離れて強まった日本への思い

 “essentials for a good life”(良い生活に欠かせないもの)をスローガンに掲げた『STUDIO R330』。初の発売アイテムが環境に配慮した素材を使ったスポーツウェアなのは、運動をきっかけに前向きになれたことで、自然や地球への感謝の気持ちが沸いてきたというローラ自身の経験が反映されているのだ。

「私、悲しんでたり苦しんだりしている人と会うとすぐ分かるの。最近は色々あるし、そう感じてる人が多いなっていうのを感じるから、もっともっと自分を大切にしたり、リラックスできたりするようにアドバイスをしていきたいな。自分の経験から学んだことをSNSを通じて伝えて、たくさんの人がポジティブになったりチャレンジしたい気持ちになったりしてくれたら嬉しい」

 自分自身としっかり向き合うことで、自分の本当にやりたいことが明確になり、それを行動に移して実現したことで心に余裕ができた。すると、他者への思いやりだけでなく、生活する環境、存在する地球全体にまで視野が広がった。今まで気にしてこなかった、自分の使っている物や行動が環境を汚してしまっている可能性についても考えるようになった。

「昨日も運動のために登山したんだけど、ゴミがいっぱい捨てられててそれ全部拾ったの。昔は道にゴミが落ちてるって思った時にこれを取ると、いいことしてる人に見られるかなとか、変って思われるかなとか戸惑ってる自分がいたのね。でも、このゴミは捨ててあげなくちゃ海に行っちゃうって思って。今ではもう何も気にしない。誰かのワンちゃんがうんちしちゃって飼い主さん片付けてない。じゃあ私のうんちバックで片付けちゃおう、とか積極的にやるようになった。ゴミ袋も毎日持ち歩いてるの。なんかそっちの方が気持ちがいいんだよね」

 物事を地球規模で考えるようになったローラ。今彼女の目に、日本という国はどう映っているのだろうか。

「日本は心から優しくて真面目な人がたくさんいて、古くからの素敵な文化や言葉がたくさんある。でも、リスクを恐れずチャレンジする人がまだ少ないのかなって。色んな経験をすることで違う新しい世界が見えるようになれば、もっと日本を愛せるようになるんじゃないかなって思うんだよね。私は日本に住んでいた時よりも、今の方がもっと日本を好きになったの。日本のニュースを見てるともっとポジティブなニュースがあったらいいのになとか、世界のこういった問題を発信していったらいいのになって思うこともあって。“助けたい”とか“伝えたい”とかそういう気持ちが強くなってきてる。でも強くなりすぎるとお母さんみたいな位置になっちゃうから、ほどほどにバランスを見ないとなって(笑)」

 次々と仕事が舞い込んできた日本を離れ、1からオーディションを受け、誰にも頼らず異国の地で自ら道を開いた。LAでは、芸能人も自分で仕事を取りに行き、何があっても会社でもなく事務所でもなく自分の責任。だからこそ、今では自由に自分を表現できている彼女の表情はとても清々しい。

 まだまだ日本に足りない部分や必要なことにたくさん気づいているのだろうと、最後に、次に日本に来たらやりたいことを聞いてみると、それまでの真剣なトーンから途端に無邪気な一面が飛び出した。

「出川哲郎さんに会いたい!もう出川さん大好き!すごい気が合うの。あとはやっぱり家族みんなに思いっきりハグしたい。それから、コロナの影響で古くからあるお店が大変なことになってるって聞いてるからぜひサポートしたいし、あとは日本食が一番好きだから美味しいご飯も食べたいかな。やりたいことはいっぱいある!」

 目指すは「愛でいっぱいな人」。インタビュー中にも「守りたい」「助けたい」という言葉が何度も出てきた。その思いは人だけでなく、動物や環境にまで及ぶ。数年前から保護犬・保護猫に関する情報を発信するプロジェクトにも取り組んでいる。深く落ち込んでいた時期を乗り越えて、一皮むけたと語るローラ。屈託のない笑顔と明るいキャラクターで日本のお茶の間に元気を届けてくれていた彼女は、今日もまた地球の裏側で誰かの元気を守るための方法を考えている。


(取材・文=鈴木ゆかり)

このニュースに関するつぶやき

  • 初めて、こいつを称賛できる! 二度と日本に来るなよ外人! https://mixi.at/ad4ohdE
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  • 色々あったけど…(大変だったよね…)持ち上げられて浮足立って自分そっちのけで周囲に流され飲み込まれちゃうより、どこかで方向転換して自分を取り戻せたのなら…これからの彼女が新天地で頑張れますように!
    • イイネ!72
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