帰省警察続出!コロナ禍のお盆 実家から「帰ってこないで」と帰省を拒否されるのは…村八分が怖いから

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2020年08月11日 19:50  まいどなニュース

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写真帰省した先には何が待っているのでしょうか(oka/stock.adobe.com)
帰省した先には何が待っているのでしょうか(oka/stock.adobe.com)

新型コロナウィルスの影響で、今年の夏休みは帰省できない人が多いのではないでしょうか。感染を懸念し「帰っていいかわからない」とタイミングを伺う声がある一方で、「今年は帰ってこないで」「感染者としてニュースになったら大変」と、そもそも地方に住む両親などからNGが出たという人も多いようです。

【写真】お盆「それでも帰りたい」…無症状でも自費でPCR検査

帰省してほしくない理由は感染よりもニュース報道が怖い!?

先月もあるTwitter投稿が話題になっていました。地方に住む父に「そろそろ帰っていいかな」と軽く言ってみたところ「絶対に帰ってくるな」「感染したらニュースになる」と返事がきたという内容です。

同じように実家から拒否されたという話をちらほら聞きます。毎年、夏休みにおじいちゃん、おばあちゃんの家に行くのを楽しみにしたのに、「今年は帰省NG」と言われ、しょんぼりしている子どもも多いでしょう。

30代の働いているある女性は、帰省をやめた理由を「もし感染したらニュースになって、自分や家族に迷惑がかかるだけじゃなく、会社名も報道されるかもしれない」と言っていました。実家から「今年はダメ」と言われた人に聞いてみると、感染そのものより、陽性になったらニュースになる、ネットで叩かれる、誹謗中傷される、実家が村八分に会うということのようでした。

ニュースに過度に振り回される人たち

毎日のように流れる感染者のニュース。地域、年齢、家族構成、感染ルートまで書いてあり「ここまで報道されてしまったら誰か特定できるんじゃないの」と思うことが多々あります。小さい市町村なら「あれって誰それさんだよね」とあっという間に広まり、大人でも病んでしまうでしょう。

もちろん報道することで「ニュースになったら大変だから夜の繁華街で会うのはやめておこう」とか「クラスターが発生しそうな場所や行動を避けよう」いう抑止力になるのはわかります。

ですが、もはや誰が感染してもおかしくない状況なわけで、「コロナ陽性になったら悪」のようなイメージは払拭されるべきじゃないでしょうか。特に幼稚園、保育園のような場所は「行かない」という選択はなかなかできませんし、子どもなら尚更、感染しないようにするのは難しいでしょう。

年に一度の楽しみのお盆帰省をグッと我慢している人がいる一方で、ネットを見ればGo Toキャンペーンの広告。「旅行と高齢者がいるお盆の帰省ではリスクが違う」とか「旅行なら、人が少ないところを避けて行けるし、濃厚接触も注意できる」と言う人もいますが、旅行先にも高齢者はいますし、注意しながらの帰省もできます。やっぱり矛盾しているように思います。

Go Toキャンペーンの結果、万が一地方の飲食店や観光地でコロナ陽性が出たときの報道がどうなるか心配です。コロナそのものよりも、周りの目や人が怖いと感じている今日この頃。もう少し冷静さになり、村八分やいじめが増えないことを願うばかりです。

◆くま ゆうこ デジタルハラスメント対策専門家。株式会社マモル代表取締役社長。自身の強みであるWebマーケティングのノウハウを活かし、 いじめや組織のハラスメントを未然に防ぐシステム「マモレポ」を開発する傍ら、学校コンサルティング、いじめ・ハラスメントのセミナー登壇、執筆を行う。

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このニュースに関するつぶやき

  • 朝の5時なら交通機関も絶対空いてると思い、子どもたちが寝てる間に実家に寄らずに墓参りしてきた。ここ数ヵ月の帰省はそんな感じ。
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  • 不謹慎は承知で内心ガッツポーズの「お嫁さん」多数。
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