レアル・マドリードは、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアとスペイン代表MFダニ・セバージョスを来季のチームに復帰させる考えのようだ。11日、スペイン紙『マルカ』、『アス』が報じている。
クラブを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦での敗北を機に、来季に向けたミッドフィールドの再編を決意した模様。しかし、このポジションは当初の補強プランには含まれていなかったため、多額のコストはかけたくないと考えている。そして、そんな指揮官が目をつけたのが、今季評価を上げている2人のローンプレーヤーだ。
その2選手とは、レアル・ソシエダに在籍したウーデゴーアと、アーセナルに在籍したセバージョスだ。ウーデゴーアは、その正確な左足を武器にプレーメイカーとしてソシエダの攻撃の中心を担うと、公式戦7ゴール9アシストという数字を記録。レアル・マドリードでプレーする姿を待望する声も聞かれていた。
一方のセバージョスは、ミケル・アルテタ新監督がシーズン途中に就任してから尻上がりに調子を上げ、アーセナルの中盤でクリエイティビティを発揮。FAカップ制覇にも大きく貢献し、アーセナルとの新契約を結ぶのではないかとの噂もある。
レンタル先で着実に力をつけた2選手が、来季は白いシャツを纏ってジダン監督を助けることになるのだろうか。