東京メトロ有楽町線・副都心線の新型車「17000系」公開 何がすごい? どこが変わる? 利用者目線で早速チェック

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2020年08月13日 13:54  ねとらぼ

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写真公開された有楽町線・副都心線向け新型車「17000系」
公開された有楽町線・副都心線向け新型車「17000系」

 東京地下鉄(東京メトロ)が8月11日、有楽町線・副都心線に導入する新型車両「17000系」を報道公開しました。今回はこのピッカピカの新車17000系の「変わったところ」「よさそうなところ」を利用者目線でじっくり見ていきましょう。



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●日常の「使いやすさ」「心地よさ」を高めた、有楽町線約14年ぶりの新型車両



 17000系は、最も古いもので46年が経過している「7000系」の更新を目的に、2021年2月に有楽町線・副都心線で営業運転を開始する予定の新型車です。



 デザインはやや丸みを帯びた先頭形状に、有楽町線の「ゴールド」と副都心線の「ブラウン」のラインカラーを配色し、7000系と10000系の特徴でもあった丸目(やや楕円)のヘッドライトを継承して採用しました。



 色味は以前よりも少し明るい印象。ちょっと目尻を上げ、やる気を感じさせる顔立ちのいい表情です。



 車内はモノトーンを基調に、同じく有楽町線と副都心線のラインカラーをアクセントに差し入れてオシャレに仕上げています。連結部の貫通引き戸や座席横の袖仕切り、荷棚に透明の強化ガラスを採用し、開放感を高めました。車内が明るく広く感じます。



 シートの「座り心地」にも快適に向けたひと工夫。座席幅は460ミリ。7000系(座席幅430ミリ)と比較すると、プラス30ミリ広げられます。幅460ミリは10000系や山手線の最新車両「E235系」と同じ。7人がけでも過度に窮屈な思いをせず座れそうです。



 腰掛け内部はソファーやベッドなどに使われるSバネを組み込んだ仕様で、座面に適度なクッション性を持たせています。表地はアラミド繊維で、表面の強度と耐久性向上も図っています。



 実際に座ってみたところ、柔らかすぎず硬すぎず、ちょうどいい感じ。長時間座ってもお尻への負担は少なそうです。



●やさしい「使いやすさ」「安心」の工夫もいろいろ



 ドア上部には17型ワイドの案内情報表示ディスプレイを2画面搭載し、多言語案内にも対応。セキュリティカメラも1両につき4台設置し、車内の安心・安全性を高めています。



 E235系などのように、シート上にもデジタル広告用ディスプレイが何枚も並ぶハイテク感や先進感はないかもしれませんが、落ち着いた印象でこちらも安心して乗れます。



 床面の高さは1140ミリ(10000系と同じ)。7000系と比べて60ミリ低くなります。新たにドアの下部をホーム側へ約10度傾斜させた構造を採用し、車両とホームの段差がより少なくなります。



 また、全ての車両に車いすやベビーカー、大きな手荷物のある乗客に配慮したフリースペースを設けます。併せてフリースペース付近のドアは、ドアレールに切り欠きを設けたひと工夫も。



 この切り欠きは日比谷線の「13000系」から導入したもので、ベビーカーなどの車輪を浮かせることなく通過できるようになっています。



 裏で働く安全運行のためのシステムはハイテクで最先端です。東京メトロ丸ノ内線で2019年2月にデビューした「2000系」と同様に、17000系にも三菱電機製の「車両情報監視・分析システム(TIMA)」を搭載します。



 TIMAは走行中の車両機器の動作状況を指令所や車両基地でリアルタイムに確認し、万一時の故障発生時にも迅速な対応が可能。また蓄積したデータにより故障率の低減にもつなげます。



 10000系の導入以来、約14年ぶりの新型車両となる有楽町線・副都心線の17000系は、2020年9月から乗務員訓練、10月から日中の時間帯で試運転を開始し、以後2021年4月までに10両編成60両を、2022年度内に8両編成120両を搬入する計画です。



 営業運転開始は2021年2月。登場が楽しみです。



(大泉勝彦)


このニュースに関するつぶやき

  • 14年 も経っていたのだ。私も年老いた。コロナが過ぎたら地下鉄乗るわ。
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  • これは、機会あれば、乗ってみたいです。
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