ラオックス1〜6月期は139億円の最終赤字、インバウンド事業と生活ファッション事業が大幅減収

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2020年08月14日 19:52  Fashionsnap.com

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写真ラオックスが出店している「イグジットメルサ」外観
ラオックスが出店している「イグジットメルサ」外観
 ラオックスが、2020年12月期第2四半期(2020年1月1日〜6月30日)の連結業績を発表した。インバウンド事業と生活ファッション事業の大幅減収が響き、売上高は379億円4400万円(前年同期比37.5%減)、営業損益は28億1300万円の赤字(前年同期は23億8700万円の赤字)で減収減益となり、親会社株主に帰属する四半期純損益は139億8700万円の赤字(同31億2900万円の赤字)に沈んだ。

 インバウンド事業では、新型コロナウイルスの影響で2月以降は主要顧客である中国をはじめとする訪日旅行客数が大幅に減少し、売上高は前年同期比83.5%減の37億1500万円と振るわなかった。不採算店舗の見直しや家賃交渉といったコスト圧縮を推進しているものの、減収による影響が大きいため営業損益は12億1900万円の赤字(前年同期は9億2700万円の黒字)となった。生活ファッション事業では、マスクや消毒液といったヘルスケア商品、冷凍食品などの自家需要商品の販売を強化。売上高は213億5000万円で前年同期から26.6%の減収となったが、不採算事業の整理などの構造改革が功を奏し、営業損益は10億3900万円の赤字(前年同期は16億2800万円の赤字)と赤字幅を縮小した。
 グローバル事業とエンターテインメント事業は前年よりも好調だった。グローバル事業は、越境ECにおいて需要が急増したマスクや消毒液などの売上が堅調に推移したほか、中国のグローバルECにおける大型セールスイベント「618」での売上が増加。根強い人気のある化粧品や家電製品の販売も好調だったため、売上高は83億8800万円(前年同期比6.1%増)、営業利益は1億2900万円の黒字(前年同期は1700万円の黒字)と増収増益だった。エンターテインメント事業においては、不動産売買および仲介事業で大型物件を含む複数件の不動産売却や仲介案件の成約が寄与し、売上高は44億9000万円(前年同期比283%増)、営業損益は9500万円の赤字(前年同期は8億3700万円の赤字)と大きく改善した。
 今四半期は、店舗固定資産の減損損失および在庫の評価損、希望退職者への特別退職金など86億9200万円の特別損失を計上。なお、2020年12月期通期(2020年1月1日〜12月31日)の連結業績予想は、新型コロナウイルスの影響が継続するものと想定し、売上高は900億円(前年同期は1295億2000万円)、営業損益は43億円の赤字(同31億300万円の赤字)、経常損益は45億円の赤字(同36億8400万円の赤字)とした。
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