バイエルンが8ゴール圧勝でCLベスト4進出!…大敗のバルセロナは12季ぶりの無冠

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2020年08月15日 05:58  サッカーキング

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バイエルンがバルセロナに圧勝 [写真]=Pool via Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝が14日に行われ、バルセロナとバイエルンが対戦した。

 バルセロナはリーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、スーペルコパのタイトルを逃したが、CLでは13シーズン連続でベスト8進出。今季唯一の可能性を残しているタイトル獲得を目指す。対するバイエルンは2020年に入って無敗を誇り、現在18連勝中。今季すでにブンデスリーガ8連覇とDFBポカール2連覇を達成しており、7シーズンぶりの3冠を狙う。なお、新型コロナウイルスの影響によりCL準々決勝以降はポルトガルのリスボンで集中開催され、シングルレグの一発勝負で行われた。

 試合は立ち上がりから動いた。バイエルンは4分、左サイドを抜け出したイヴァン・ペリシッチがマイナスにクロス。トーマス・ミュラーがペナルティエリア前で受けると、ロベルト・レヴァンドフスキとのワンツーでエリア内に進入し、左足でゴール左隅に流し込んで先制点を挙げた。

 だが、バルセロナも7分、左サイドを飛び出したジョルディ・アルバが中央へ折り返すと、ダヴィド・アラバのオウンゴールを誘発し、試合は振り出しに戻った。追いついたバルセロナは9分にルイス・スアレス、20分にリオネル・メッシがそれぞれ決定機を迎えたが、どちらもGKマヌエル・ノイアーのセーブに阻まれた。

 バイセルンは22分、ペリシッチがセルジュ・ニャブリのパスでエリア左に抜け出し、フリーで左足シュートをゴール右隅に叩き込んで勝ち越しに成功。すると、勢いづいたバイエルンは28分、レオン・ゴレツカがダイレクトで浮き球パスをエリア内に送ると、抜け出したニャブリが右足で沈めて追加点。31分にはジョシュア・キミッヒが右サイドからクロスを送り、ニアに飛び込んだミュラーが合わせて4点目を奪った。

 3点ビハインドで折り返したバルセロナは57分、スアレスがペナルティエリア前でJ・アルバの折り返しを受けると、キックフェイントでDFをかわして左足シュート。これが決まり、望みをつなぐ1点を返した。

 しかしバイエルンは63分、左サイドのアルフォンソ・デイヴィスが華麗なステップと持ち前のスピードでセメドをかわし、ゴール直前まで切り込んで決定的なパス。これをゴール前に走り込んだキミッヒが合わせてリードを3点に戻した。

 さらにバイエルンは82分、古巣戦のフィリペ・コウチーニョがエリア左からクロスを上げると、ゴール前フリーのレヴァンドフスキが頭で合わせて6点目。容赦ないバイエルンは、コウチーニョが85分と89分に立て続けにゴールを決めて勝負あり。

 バイエルンがCL決勝トーナメントでは史上初の8ゴールを挙げて圧勝。2シーズンぶりのCLベスト4進出を果たし、2012−13シーズン以来となる2度目の3冠にまた一歩近づいた。一方、ベスト8敗退となったバルセロナは2007−08シーズン以来、12シーズンぶりの無冠が決まった。

 勝ち抜いたバイエルンは19日に行われる準決勝で、マンチェスター・C対リヨンの勝者と対戦する。 

【スコア】
バルセロナ 2−8 バイエルン

【得点者】
0−1 4分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
1−1 7分 オウンゴール(ダヴィド・アラバ)(バルセロナ)
1−2 22分 イヴァン・ペリシッチ(バイエルン)
1−3 28分 セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
1−4 31分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
2−4 57分 ルイス・スアレス(バルセロナ)
2−5 63分 ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)
2−6 82分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
2−7 85分 フィリペ・コウチーニョ(バイエルン)
2−8 89分 フィリペ・コウチーニョ(バイエルン)

このニュースに関するつぶやき

  • 不慣れな2トップが全ての原因。2人が開いたところに飛び込むはずのデヨングがまたダメダメでヴィダルにそれを求めたら中盤で守備できる選手がいなくなった。不協和音が多いチームならこうなっても仕方ない。
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