電動自転車の試運転で大怪我したサイモン・コーウェル「乗る前にはマニュアルを読んで」

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2020年08月15日 12:52  Techinsight Japan

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背骨を骨折する大怪我をしたサイモン・コーウェル(画像は『America’s Got Talent - AGT 2019年9月18日付Instagram「Your vote can change lives.」』のスクリーンショット)
米オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』などの名物審査員で知られる音楽プロデューサー、サイモン・コーウェル(60)が電動自転車の運転中に転倒し、背骨を骨折する大怪我をした。6時間近くに及ぶ手術が行われ、今後は集中的なリハビリを受ける予定だという。『アメリカズ・ゴット・タレント』に出演できないサイモンの代役は、米オーディション番組『アメリカン・アイドル』の初代優勝者ケリー・クラークソン(38)が務めることになった。

現地時間8日、米ロサンゼルスのマリブにある自宅庭で電動自転車の試運転をしていたサイモン・コーウェルが誤って転倒し、病院で手術を受けた。新しい電動自転車を試乗中にウイリー状態になり、コンクリートの床に背中を叩きつけてしまったという。事故はサイモンのパートナー、ローレン・シルヴァーマンさん(43)の10代の息子アダムくんと、サイモンとローレンさんの息子エリックくん(6)の目の前で起こった。

搬送先の病院にはローレンさんが付き添ったが、サイモンは背骨3本を骨折していたことからおよそ6時間近くの手術が行われた。怪我はあと1cmほどで脊髄に届くところだったという。

『The Sun』の情報筋は「本当にひどい転倒だったが、これだけの怪我で済んだのはラッキーだった」と述べ、このように語っている。

「もしサイモンが脊髄を負傷していたら、今後の人生を車椅子で過ごすことになっていたかもしれません。医師達のおかげで、彼は完全に回復できると期待していますよ。」

サイモンは10日に自身のツイッターを更新し、看護師や医師への感謝とともにフォロワーに向けてメッセージを伝えた。

「いくつかの良いアドバイスだ。もし電動自転車を買ったら、初めて乗る前にマニュアルを読もう。私は背中の一部を骨折してしまったよ。親切なメッセージを下さった皆さん、ありがとう。」

今後数週間は背中に装具を付けてハードなリハビリを行うそうで、当分の間は入院生活を送ることになるようだ。

なお『アメリカズ・ゴット・タレント』には、サイモンが審査員を務めた米オーディション番組『アメリカン・アイドル』の初代優勝者で歌手のケリー・クラークソンが代役を務めることになった。ケリーは10日にツイッターでこのことを知らせている。

「私の友人サイモンが事故に遭ったため、火曜日と水曜日の生放送に出演できません。でも心配しないで。もっと賢くて、クールでホットな誰かが代わりを務めるわ。ケリー・クラークソンよ。」

ちなみにサイモンが購入したのは、英国のエンジン開発会社「スウィンドン・パワートレイン(Swindon Powertain)」が製造する電動自転車“EB-01”モデルだ。公式サイトには「市場で最も技術的に先進したパワフルな電動自転車」と書かれており、価格は1万6500ポンド(約230万円)とのこと。最大時速は60マイル/時(約96キロ/時)で、英国の自転車の法定制限速度15.5マイル/時(約25キロ/時)を超えるため、英国内の公道での走行は禁止されている。

画像は『America’s Got Talent - AGT 2019年9月18日付Instagram「Your vote can change lives.」』『Kelly Clarkson 2020年8月12日付Instagram「It’s almost showtime y’all!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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