大谷、9回に二塁打放ち2試合ぶりの安打　カーショーとの初対戦は3打数無安打

● エンゼルス 4 − 7 ドジャース ○
＜現地時間8月14日　エンゼル・スタジアム＞

　エンゼルスの大谷翔平選手（26）が14日（日本時間15日）、本拠地で行われたドジャース戦に「5番・指名打者」で先発出場。メジャー屈指の左腕クレイトン・カーショー投手（32）の前に3打数無安打に倒れたが、投手が代わった9回に2戦ぶり安打となる二塁打を放った。

　大谷はサイ・ヤング賞3度受賞の実績を誇るカーショーとシーズン初対戦。無死一塁で迎えた2回、2ボール1ストライク後のスライダーを弾き返したが二ゴロ併殺に倒れた。

　4番・レンドンのソロ弾で1点差に迫った5回の第2打席は、2球目を一、二塁間へ弾き返すも二塁・ヘルナンデスが横っ飛びで好捕。ヘルナンデスはひざをついたまま素早く一塁へ送球し、大谷の快足も一歩及ばず二ゴロとなった。1−5と4点を追う7回は、二死一塁でカーショーと3度目の対戦。ここは追い込まれたあとのスライダーを引っかけ二ゴロに倒れた。

　3−7と4点を追う9回は、一死無走者の場面で救援右腕のトライネンと対戦。2球目のスライダーを左翼線へ運ぶと、悠々と二塁ベースに到達。二死後、代打・グッドウィンの適時二塁打で4点目のホームを踏んだ。大谷はフル出場し、4打数1安打1得点。打率は.214となった。

　エンゼルスはカーショー降板後に反撃するも及ばず。カーショーは7回をソロ被弾による1安打1失点に抑え、今季2勝目（1敗）を手にした。