アーセナル、フットボール部門長サンジェイ氏が電撃退団…ヴィナイ氏の一頭体制に
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2020年08月15日 20:42 サッカーキング
アーセナルは15日、フットボール部門のトップを務めていたラウル・サンジェイ氏の退団を発表した。
スペイン出身のサンジェイ氏は、2018年2月にバルセロナからアーセナルのフロントに入閣。2018年4月、イバン・ガジディス元CEO(最高経営責任者)がアーセナルを退団したことに伴い、サンジェイ氏はピッチ面の責任者に昇格し、商業面の責任者を務めるヴィナイ・ヴェンカテシャムMD(マネージング・ディレクター)との二頭体制で経営の舵取りを行ってきた。
アーセナルの発表によると、今後はヴィナイ氏がクラブの実質的なトップになる模様。インド出身の同氏は、大手会計事務所『デロイト』社やイギリスのオリンピック委員会でのディレクター職などを経て、2010年からアーセナルのスタッフとして働いている。
アーセナルのオーナー『Kroenke Sports & Entertainment』のスタン・クロエンケ氏、ジョシュ・クロエンケ氏は、「ラウルは私たちとの仕事において大きな貢献をしてきました。常にアーセナルのファミリーの一員になるでしょう。彼の多大な努力と専門知識に感謝し、今後の成功を祈っています。ヴィナイがクラブを前進させる適切な人物であることは間違いありません。現在の(新型コロナウイルスによる)危機の間、彼は優れたリーダーシップを発揮しており、社内外で高い評価を得ています。私たちは、クラブ内の誰もが彼に従い、クラブが成功とともに前進できることを確信しています」と声明を発表している。
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