MotoGP第5戦:ドヴィツィオーゾのドゥカティ離脱とその先。「レースを続けたいがプランBはない」

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2020年08月16日 04:11  AUTOSPORT web

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アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ・チーム)
MotoGP第5戦オーストリアGPの週末、レッドブル・リンクを大きなニュースが走った。アンドレア・ドヴィツィオーゾが、2020年限りでドゥカティ・チームを離れることが明らかとなったのだ。第5戦の予選を終えたドヴィツィオーゾが、オンラインの取材で質問に答えた。

 ドヴィツィオーゾとドゥカティの2021年に向けた交渉が難航しているという話は、7月のMotoGP再開前から流れていた。こうしたなか、オーストリアGPの金曜日には、第5戦に続きレッドブル・リンクで行われる第6戦スティリアGP以降にドヴィツィオーゾについての決断を下す、とチームマネージャー、ダビデ・タルドッジが回答したことをmotogp.comが伝えていた。

 しかし8月15日、ドゥカティ・コルセのスポーティング・ディレクター、パオロ・チャバッティ氏、ドヴィツィオーゾのパーソナルマネージャーであるシモーネ・バッティステーラ氏により、2020年限りでドヴィツィオーゾがドゥカティ・チームを去ることが明らかとなった。

 この日、ドゥカティが得意とするレッドブル・リンクで4番グリッドを獲得したドヴィツィオーゾは、多くの取材に応じていたようで、ジャーナリスト向けのオンラインを通じた取材に、予定より遅れて姿を現した。

「今はこの決断について何が起こったのか、質問に答えるときじゃないんだ。レースに集中したい」と、ドヴィツィオーゾは繰り返した。「チームと最高の状態を保ちたい。それは週末の結果につながるからね。すべての詳細を話すには、適切なときではないんだ。残念ながら」

 一方で現役続行の意志、そして同時に、そのシートについて不透明であることは明確にした。

「僕としては、レースがしたいと思っている。けれど、現時点で、プランBはない。今、(2021年の)僕のシートはないんだ。でも、この決断(ドゥカティ離脱)は、こうした状況とは関係ないよ」

 2013年からドゥカティに所属してチームをけん引し、ドゥカティに貢献してきたベテラン、ドヴィツィオーゾ。ドゥカティと袂を分かつことになった真相について、この日、自身の口から明かされることはなかった。

このニュースに関するつぶやき

  • 下のクラスから どんどん若い有能なライダーが上がってきますからね なかなか難しいなドビも
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