『半沢直樹』で“鉄の女”役、西田尚美が堺雅人と久々の共演に懐かしさと緊張

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2020年08月17日 15:51  Techinsight Japan

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『半沢直樹』の撮影現場は「めちゃめちゃ緊張」と西田尚美
TBS系日曜劇場『半沢直樹』は、8月16日放送の第5話から主人公・半沢直樹(堺雅人)が帝国航空の再建に向けて動き出した。これまでは東京中央銀行内部における権力や陰謀との戦いだったが、これからは帝国航空のメインバンクや政府というさらに大きな相手が半沢の前に立ちはだかる。そんななかで重要な存在となるのが国土交通大臣・白井亜希子(江口のりこ)と帝国航空のメインバンク・開発投資銀行の“鉄の女”こと谷川幸代(西田尚美)だ。

第5話では半沢直樹が帝国航空の実態を調査するなか、東京中央銀行から出向して財務担当役員の座に就く永田宏(山西惇)の不正を暴く。山西惇は堺雅人が主演したNHK大河ドラマ『真田丸』(2016年)で、北条家の重臣で外交僧として知られる板部岡江雪斎役を務めたことがある。堺雅人演じる主人公・真田信繁(幸村)とは緊迫した場面もあったが、今回の『半沢直樹』では役員という立場を利用して私腹を肥やす憎たらしい役柄を熱演した。

山西惇は第5話のオンエア後、Twitterで「真田丸以来となる堺さんとの対決、最高のスタッフ、共演者の皆さんのおかげで楽しくやらせていただきました」と撮影を振り返りつつ「腐った肉の臭い、、改めて聞くと凄い台詞ですね」と半沢から浴びせられた言葉を噛みしめていた。

国土交通大臣・白井亜希子役の江口のりこも堺雅人と共演した経験があるという。15日放送の情報バラエティ番組『王様のブランチ』に堺と江口がインタビュー出演した際に、釈由美子主演ドラマ『スカイハイ』(2003年)で共演したことをお互いに「覚えている」と盛り上がった。

堺は「いい女優さんだなと思っていた」と江口の印象を話しており、このたびの白井亜希子という役柄には「なんか愛嬌がある。凛として筋道が通って真っ直ぐなんだけど、ちょっと真っ直ぐをズラして斜めから入ることができる。半沢にはそれができないので、このズラしがあると画としてもおもしろいし、とても新鮮」と期待していた。

『半沢直樹』第5話で半沢と江口演じる白井国土交通大臣が対峙する場面はなく、それより先に堺の前に現れて強烈なインパクトを放ったのが開発投資銀行・企業金融部第四部次長で“鉄の女”の異名を持つ谷川幸代(西田尚美)だった。西田尚美もまた堺雅人とは櫻井翔主演映画『ハチミツとクローバー』(2006年)で共演しており、堺の主演映画『南極料理人』(2009年)では夫婦役を演じたことがある。

西田尚美は『半沢直樹』のオンエアを見て「久しぶりの堺雅人さんとの共演。ものすごく嬉しかったです」とツイートしており、夫婦役での共演を懐かしんで「南極料理人以来だったので、うわぁとニヤけてしまいましたが」と明かしつつ「半沢の現場、めちゃめちゃ緊張して臨んでおります…」と気を引き締めていた。

そんな西田が演じる“鉄の女”谷川幸代は半沢直樹に「帝国航空の再建など無理だ」と反発するが、半沢の熱意に打たれてヒントとなる情報を教えるあたり、まだ敵か味方か分からない。江口のりこ演じる国土交通大臣・白井亜希子とともに動きから目が離せない存在である。

画像2枚目は『西田尚美 2020年3月25日付Twitter「前髪切りました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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