球団史に名を刻んだ西武・ニールが本拠地に刻む“ライオンズ愛”

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2020年08月18日 15:13  ベースボールキング

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ベースボールキング

刻印レンガのサンプルを手にした西武・ニール投手(画像=西武ライオンズ)
◆ 生涯ライオンズ宣言も?

 約1カ月前、球団助っ人タイ記録となる13連勝という偉業を成し遂げ、球団史に名を刻んだ西武のザック・ニール投手が、今度は本拠地メットライフドームエリアに自身の名を刻む。

 メットライフドームエリアの改修計画を着々と進めている西武は、様々な企画を実施中。そのひとつとして、自身の名前や誕生日などをレンガに刻印し、それをドーム前の広場に設置できる権利を販売しているが、その権利をニールが密かに自腹で購入。「チームには日ごろからお世話になっているから。少しでも恩返しをしたいと思って買ってみたんだ」と笑顔を見せた。

 メットライフドームの選手ロッカー入り口には、「選手への連絡事項」などがまとめてホワイトボードに貼られており、その中にあった「レンガ刻印の案内」を見たニールが、通訳に購入方法を聞いたとのこと。レンガに刻印する内容は購入者に委ねられ、ニールは「僕の家族が暮らしている場所をこのメットライフドームに残し、ファンの皆さんに知ってもらいたいと思った」という理由から『Neal Family Fort Worth Texas』と刻むことを決めている。

 この「刻印レンガ」が使用されたレンガサークルは2021年3月に完成し、少なくとも2031年11月までの10年間は、ドームの前に設置され続ける予定だ。ニールは自身の10年後について「僕はもう41、42歳かな? 6回3失点くらいを目指してやりながら、登板後は今よりもだいぶ疲れやすくなっているんじゃないかな(笑)でも、ライオンズファンのために頑張っていたいね」とコメントし、あらためて“ライオンズ愛”を示した。

 刻印レンガはまだ購入可能とのことで、ニールは「選手とファンの方々が同じ場所に名前や言葉を残せる機会はなかなかない。ぜひみんなにも買ってほしいね」ともコメント。自らの名前とライオンズファンが共に同じ場所に刻まれることを願った。

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