山下智久と亀梨和也、事務所における立場の違いを表す「週刊女性」の不自然な記事

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2020年08月19日 00:12  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 小室哲哉が復帰した。乃木坂46の新曲「Route 246」の作曲・編曲を手がける形で。作詞は秋元康。なんだかね。やっぱ、2年前の芸能界引退宣言は不倫隠し、世間の同情を買う作戦だったのか。あらためて、ガッカリ。

第519回(8/13〜8/18発売号より)
1位「山下智久 ジャニーズ事務所を12月で退所 背中を押した“20億円”の夢舞台」(「週刊女性」9月1日号)
2位「『なんでこんなに監視されるの?』 亀梨和也が思わずこぼした愚痴」(「週刊女性」9月1日号)
3位「石田純一が怯える“黒幕”団体」(「週刊女性」9月1日号)
※「女性セブン」は合併号休み

 大本営発表が発令された。本日18日、ワイドショーが一斉に山下智久とKAT-TUN・亀梨和也の“処分”について報じたのだ。

 もちろんこれは“処分”をジャニーズ事務所が発表したから、お墨付きを与えたからだ。そもそも、今回の問題は2人が未成年女性と飲酒をしていたというもので、「文春オンライン」が8月7日に報じていた。だが、それから今日までの間、ワイドショーやスポーツ紙はジャニーズの意向に従いほぼ黙殺、報じてこなかった。それが解禁になった。で、大騒ぎという醜悪な事態が繰り広げられている。

 しかも、ほとんどのワイドショーは問題を“未成年の飲酒”に集中させ、山下が未成年女性をホテルに連れ込んでいたことをスルー(TBS系『グッとラック!』で、立川志らくとひろゆきがチラッと口にしていて笑ったが)。未成年飲酒以上に、ホテル連れ込みが事実なら、東京都が定める「青少年の健全な育成に関する条例」に違反する可能性もある。さらに言えば、山下が「芸能活動自粛」に対し、亀梨は「厳重注意」。この差はホテル連れ込みにあるのは明白だが、そこに言及することはなかった(フジテレビ系『バイキング』では坂上忍がチラッと……笑)。

 いずれにせよ、報道内容は“腰が引け”感満載で、処分を下した事務所を評価する声まであったが、本日発売の「週刊女性」がこの飲酒、ホテル連れ込み記事を掲載、そして山下のジャニーズ退所をぶち上げたのだ。記事によるとすでに昨年の秋頃から退所を口にしていたらしい。また退所の時期は12月ではないかと推測している。そして退所後は地上波ドラマに出るのは難しくなるので、活躍の場を世界に移す、とも。

 確かに、これまでにも山下の独立は根強く囁かれてきた。元SMAPの3人独立の際も“飯島三智派閥”といわれ、一緒に独立まで取り沙汰されたし、退社後の飯島氏とも接触を持ち、独自の人脈をつくっているといわれる。また元KAT-TUN・赤西仁らと親しく、独立説が消えなかったからだ。そして今回の“処分”。退所前の手越祐也と似た立場になったと考えれば、独立も可能性は俄然高くなる。処分発表が遅れたのも、下手に厳しくしたら、退所されてしまうと事務所が考えた可能性も高いのだ。

 それにしても、ジャニーズ事務所は不祥事と独立ラッシュが続いている。元SMAP・中居正広、TOKIO・長瀬智也の退所に、SnowManリーダー・岩本照の未成年者との“ラブホテル”での合コンや、NEWS・手越祐也の緊急事態宣言中の飲み会→退所、そして今回の山下と亀梨の未成年飲酒にホテル連れ込み――。

 滝沢秀明体制の下、厳しい管理体制と不祥事は容赦しないという姿勢が、こうしたスキャンダル噴出となったという側面もあるが、しかし、今回も処分発表までマスコミがこれをまったく報じなかったことを考えれば、やはり、まだまだジャニーズのマスコミ圧力体質は健在ということだろう。

 そして2位の亀梨和也記事へと続くのだが、こちらも“処分”されたのに、そして同じ「週刊女性」なのに、トーンがまったく違った。

 記事には8月28日に公開を控える映画『事故物件 強い間取り』での亀梨の演技を褒めた上で、8月初旬に訪れたアパレルブランド展示会で亀梨がこうぼやいていたと紹介している。

「なんで、こんなに監視されなきゃいけないんだ」「すごい面倒だよね……」

 この亀梨のぼやきはコロナの影響の話だというが、その後の記事では、コロナ禍で芸能人が些細なことでも批判の対象となりかねないこと、亀梨周辺もかなり神経を使っているとして、こう結論付けているのだ。

「でも、それだけ気をつけていれば、スキャンダルが出ることもない……よね!?」

 ?? 一方の山下退所記事では8月7日に発覚している飲酒スキャンダルが掲載されているのに、なんとも不自然だ。

 これって山下と亀梨の事務所における立場の違いなのかとも思ってしまう。前述したように、山下は“元飯島派”で元SMAPの香取慎吾を慕っていることを公言してきた。独立もほのめかしている。一方、亀梨は飯島派から藤島ジュリー景子社長派閥に自ら乗り換えたことで、ジュリー社長の大のお気に入り。独立の心配はない(いまのところ)。

 そう考えても、なんとも奇妙で不自然な記事だ……。

 「週刊女性」と石田純一の間でバトルが繰り広げられている。発端は「週女」8月18・25日合併号が報じた「石田純一 福岡出張で連夜の濃厚宴会」記事。7月18日、北海道から福岡入りした石田は、男女の集団で福岡のバーに行き、その後パワーストーン販売会社社長宅に移動し、シャンパン宴会。その後、宿泊先に女性を連れ込んだと報じられたことだ。

 で、石田がラジオでこれに反論。そして「週女」も「週刊女性PRIME」で取材の詳細を掲載、さらに石田がラジオで再反論――。そして今回の「週女」では石田が訴えた“ある組織が自分を社会的に抹消しようとしている”との主張を掲載している。しかも、そのトーンは“ちょっとイカレている感”を前面に押して。

 でも、そうだろうか? 実際、石田は15年の安保法制デモに参加したことで、さまざまな“圧力”を受けた。また16年の都知事選出馬表明をした際も同様で、ネットでも誹謗中傷の嵐となった。“政治に参加する当然の権利”を表明しただけで。そんな経験を持つ石田。その主張を“真夏の怪奇話”などと切り捨てず、「週女」は正面から検証してほしいと思う。

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