オリ・中嶋監督代行が打つ“第一手”…ラオウ・杉本は打線の救世主となるか 21日のプロ野球公示

5

2020年08月21日 16:30  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

オリックス・杉本裕太郎
◆ 今年こそ一軍でブレイクを…

 オリックスは21日、大城滉二内野手(27)と杉本裕太郎外野手(29)を一軍登録した。


 20日の試合後、これまでチームを率いてきた西村徳文監督の辞任を発表したオリックス。21日からは、これまでファームの指揮を執っていた中嶋聡二軍監督が「一軍監督代行」としてチームを引っ張っていく。

 ファームの状態をよく知る新指揮官がまず一軍に呼び寄せたのが、プロ5年目の大砲候補・杉本裕太郎だった。

 徳島商高から青山学院大、社会人のJR西日本を経て、2015年のドラフト10位で入団した右投右打の外野手。ドラフトは最下位の指名ながら、グラウンド上では誰よりも存在感を放つ190センチ・102キロ(公称)という恵まれた体格を持ち、入団直後の新人合同自主トレではあのレジェンド・イチローから声をかけられて練習パートナーにも指名されたという逸話も持つ。

 その体格に加え、自身もファンであるということから、漫画『北斗の拳』に登場するキャラクター「ラオウ」の愛称でも知られる29歳。これまでの一軍出場は通算35試合に留まり、打率は.157となっているものの、一軍で記録した安打13に対して本塁打は7本。なんとヒットの半分以上を本塁打が占めているのだ。

 確実性の乏しさから一軍定着ができずにいるが、今季はファームで打率.370と絶好調。この活躍ぶりを間近で見てきた中嶋監督代行は、自身の一軍初陣を前に「ラオウ」を一軍に呼び寄せた。


 総得点187はリーグワースト。リーグで唯一、200得点に届いていないという抜けた最下位になっているように、一軍チームの課題は得点力。

 杉本裕太郎は貧打にあえぐ打線の救世主となれるのか。新指揮官が期待を寄せる5年目の大砲候補に注目だ。

 その他、21日の公示情報は以下の通り。


◆ 8月21日の出場選手登録・登録抹消

■ 福岡ソフトバンクホークス
−登録−
14 加治屋蓮/投手
54 アルフレド・デスパイネ/外野手

=抹消=
34 椎野 新/投手
4 ウラディミール・バレンティン/外野手


■ オリックス・バファローズ
−登録−
9 大城滉二/内野手
99 杉本裕太郎/外野手

=抹消=
14 吉田一将/投手
64 廣澤伸哉/内野手


■ 読売ジャイアンツ
−登録−
44 イスラエル・モタ/外野手


■ 横浜DeNAベイスターズ
−登録−
13 伊勢大夢/投手


■ 阪神タイガース
−登録−
38 小幡竜平/内野手

=抹消=
4 熊谷敬宥/内野手

このニュースに関するつぶやき

  • デスパイネ上がって、バレンティン下とかなんとゴージャスな�Ԥ��Ԥ��ʿ�������
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(3件)

ニュース設定