阪神・藤浪が692日ぶりの白星!「すごい長かった、やっと勝てたかという気持ち」

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2020年08月21日 21:44  ベースボールキング

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ベースボールキング

力投する阪神・藤浪晋太郎投手
◆ 38イニングぶりの打点でジエンゴ

 阪神の藤浪晋太郎投手が21日、神宮球場で行われたヤクルト戦に今季5度目の先発登板。7回途中90球、6安打3四死球4失点で692日ぶりの白星を手にした。

 阪神は初回、打線が一死三塁の好機をモノにできず、無得点インニングを「37」に更新。藤浪は嫌なムードの中でマウンドに上がり、先頭の坂口を追い込みながらフォークを引っかけて死球による出塁を許してしまう。その後、二死としながら自身の暴投で得点圏に走者を進めるも最後は4番・村上宗隆を空振り三振に仕留めた。

 すると直後の2回、一死満塁で打席に入った藤浪が三ゴロを放つと、これがラッキーな内野安打となって先制。ここまで自身が投げてきた27イニングにおける援護点が「2点」と、無援護状態だった右腕が、自らのバットで自身を援護した。

 38イニングぶりに得点を挙げた阪神は、その流れに乗って近本光司の適時二塁打と上本博紀の犠飛で加点。その裏に守備の乱れなどもあって2点を失うと、なおも一死満塁のピンチを背負ったが、宮本丈を左飛、青木宣親を右飛に打ち取ってピンチを切り抜けた。

 阪神は3回、ボーアの2ランで再びリードを4点とすると、藤浪が3回、4回と、走者を背負いながらも粘りのピッチングを披露。勝利投手の権利がかかった5回に村上のソロで1点を返されるが、6回を三者凡退に抑え、7回もマウンドへ。しかし、先頭の坂口智隆にソロを許すと、一死後に二塁打を打たれたところで降板となった。

 結局、後を受けた岩崎優が村上とエスコバーを打ち取って凌ぐと、ボーアのこの日2本目の本塁打で加点し、8回をガンケル、9回をスアレスが締めて7−4で勝利。粘り強い投球を見せた藤浪は試合後、692日ぶりの白星に「2年ぐらい勝てなかったので、すごい長かったという気持ちと、今季もなかなか勝てないピッチングが続いていたので、やっと勝てたかという気持ちが強かった」と安堵の表情を見せた。

 次回登板に向けては「1つ勝って自分自身も流れが変わってくると思うので、しっかり勝てるように、長いイニングを投げれるように、チームに貢献できるように頑張っていきたいです」と力強く語った。

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