オリックスが中嶋代行体制で2連勝!ジョーンズが2戦連発含む2発・4打点

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2020年08月22日 17:30  ベースボールキング

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ベースボールキング

2発・4打点の活躍を見せたアダム・ジョーンズ (C) Kyodo News
◆ 逆襲のスーパースター、2試合で7打点

 オリックスが8月はじめての連勝。監督の交代にチームが奮起し、逆襲の気配を漂わせている。


 この日は今季初登板となった相手先発・内海哲也を前に3回まで無安打。ベテラン左腕の丁寧な投球を前に打線が沈黙を続けるも、今季2試合目の登板で初勝利を目指す先発の張奕が負けじと好投。援護がない中で粘りの投球を見せる。

 すると、4回にようやく打線が奮起。一死から吉田正尚がチーム初安打を放ち、さらに4番・中川圭太の打球を処理した内海の二塁送球が悪送球に。一死一・三塁というチャンスを迎えると、きのうチームの全打点を叩き出したアダム・ジョーンズが初球をレフトスタンドへ。弾丸ライナーで突き刺さる7号3ランで、ついに試合を動かす。


 その後、6回に1点を返されたものの、直後の攻撃で二死走者なしからジョーンズが2打席連発となる8号ソロ。今度は打った瞬間それと分かる特大弾を放ち、貴重な追加点を叩き出す。

 守りも、張奕が5回で降板して以降は小刻みな継投へ。澤田圭佑と齋藤綱記が6回を1失点、山田修義とタイラー・ヒギンスが7回を1失点とブルペン総動員で相手の反撃をなんとかしのぎ、ヒギンスはイニングをまたいで8回も無失点の好リリーフ。

 すると、打線が8回裏にチャンスを作り、ジョーンズに代わって守備から途中出場していた小田裕也が左中間に弾き返す見事な適時二塁打。勝利を手繰り寄せる追加点を挙げると、3点リードの最終回はブランドン・ディクソンへ。

 ストッパーは走者こそ背負いながらもなんとか無失点で締め、5−2の逃げ切り勝ち。オリックスが7月21日〜25日にかけての4連勝(1分含む)以来となる連勝を挙げた。


 前日に続いて、この日もヒーローはアダム・ジョーンズ。打ちあぐねていたベテラン左腕に2発のパンチを浴びせ、チームを勝利に導いた。

 メジャーリーグのスーパースターとあって、大きな期待を背負っていた分、開幕からここまでの姿に落胆の色を隠せないファンも多かったが、この2試合は通算で7打数4安打、3本塁打で7打点の大暴れ。

 チームと同様、ここからの逆襲に期待を抱かせる大活躍を見せた。


文=尾崎直也

このニュースに関するつぶやき

  • ジョーンズ選手はよほど、西なんとか監督とソリが合わなかったのだろうか(ぉぃ)
    • イイネ!2
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