江本氏、巨人・高梨は「ピッチングを知っている」

1

2020年08月27日 10:03  ベースボールキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

楽天とのトレードで巨人に加入した高梨 (C) Kyodo News
● ヤクルト 5 − 12 巨人 ○
<12回戦・神宮>

 26日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人戦』で解説を務めた江本孟紀氏が、巨人・高梨雄平の強みについて語った。

 高梨は4−5の5回無死二塁の場面でマウンドにあがると、青木宣親を空振り三振、村上宗隆に四球を与えたが、代打・西浦直亨を初球のインハイストレートでストライクをとると外角のツーシームで右飛に打ち取った。

 江本氏は西浦を打ち取った後に「ピッチングを知っていますよね。外を投げているんですけど、バッターも分かっていながらも、ちょっとタイミングがズレるんですよね。インコースに投げられる効果、右、左にもインハイのボールを絶対に有効だということをピッチングのひとつのコツとして、自分のなかにあるんでしょうね」と褒めていた。

 続くエスコバーを三ゴロに打ち取りピンチを脱出すると、逆転してもらった2イニング目の6回は先頭の山崎晃大朗をインコースストレートで空振り三振、中村悠平に四球も代打・荒木貴裕を空振り三振、一塁走者・中村の盗塁失敗でこのイニングもスコアボードに0を入れた。

 高梨は連続無失点を15試合に伸ばすとともに、6回表に逆転したこともあり移籍後初勝利を手にした。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
    ニュース設定