筒香、四球選ぶも好機で2度倒れ3打数無安打　レイズは完封リレーで3連勝

● マーリンズ 0 − 2 レイズ ○
＜現地時間8月28日　マーリンズ・パーク＞

　レイズの筒香嘉智外野手（28）が28日（日本時間29日）、敵地で行われたマーリンズ戦に「8番・指名打者」で先発出場。四球を1つ選んだものの、好機で2度倒れるなど3打数無安打に終わった。レイズは投手陣が踏ん張り完封勝利で3連勝。貯金を今季最多の11とした。

　MLB機構は同日、例年は4月15日に開催している「ジャッキー・ロビンソン・デー」を実施。1947年に黒人選手として初めてメジャーデビューを果たしたレジェンドの功績を称え、全選手が背番号『42』をつけプレーした。

　筒香はマーリンズの先発右腕・サンチェスに対し、二死一、二塁の先制機だった2回の第1打席は二ゴロ。無死一塁だった5回の第2打席は一ゴロ併殺に倒れた。0−0のまま迎えた7回の第3打席は、二死一塁でサンチェスと3度目の対戦。一塁走者が二盗を決め再び二死二塁と先制のチャンスだったが、フルカウント後のチェンジアップを引っかけ一ゴロに倒れた。

　1点リードで迎えた9回の第4打席は、再び二死二塁の好機で救援右腕のスミスと対峙。ここは四球で出塁し、続くペレスの右前適時打につなげた。

　筒香はこの日も四球を1つ選んだものの、好機で2度倒れるなど3打数無安打。2試合連続無安打で打率は.173となり、出塁率は.306となった。