『有吉の壁』に日テレの年越し待望論が浮上!『ガキ使』笑ってはいけないシリーズの終了も間近か?

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2020年08月30日 16:12  日刊サイゾー

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写真Getty Imagesより
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『有吉の壁』(日本テレビ系)が絶好調だ。もともとは改編期の深夜特番だったが、今年4月にゴールデンタイムのレギュラー放送に昇格。視聴率も軒並み2ケタをキープし、5月にはギャラクシー賞を受賞する快挙を成し遂げた。

「『有吉の壁』はアイドルや俳優などのゲスト出演もほとんどなく、完全に芸人が主役です。芸人が芸だけで勝負する純粋な“お笑い番組”としてギャラクシー賞を受賞したわけですから、芸人たちもお笑い事務所関係者も沸きたっています。深夜番組がゴールデンにいくとパワーダウンするパターンも往々にしてある中、『有吉の壁』はますます勢いづいているように見えます」(テレビ局関係者)

 そんな中で、日テレ社内でにわかに囁かれ始めているのが「『有吉の壁』を年末の年越し特番に!」という待望論だという。しかし、日テレの年越しカウントダウンといえば10年以上『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の「笑ってはいけないシリーズ」が放送されてきたが……。

「『笑ってはいけないシリーズ』は長いこと高視聴率をキープしていて、その勢いは衰えていない。毎年登場する豪華なサプライズゲストも話題になるし、日テレだってそう簡単に別の番組に差し替えることはないでしょう。ただ、レギュラー陣の経年劣化が否めないのも事実。番組を見ればわかると思いますが、撮影はとにかくハード。主役のダウンタウンも若手に負けず劣らず体を張ってますが、あと数年で60歳に差し掛かりますからね。特に浜田さんには健康不安が噂されていますし、この先、5年10年と続けるのは厳しいと思います」(バラエティ番組構成作家)

 考えてみれば、『有吉の壁』の「学校」や「遊園地」など、大きな場所を貸し切って、そこら中に芸人を配置し小ネタを重ねていくというフォーマットは、「笑ってはいけないシリーズ」に近しいものがある。「笑ってはいけないシリーズ」というヒットコンテンツを踏襲するにはもってこいの番組だ。

 さらに、『有吉の壁』が生み出す笑いは今の時代に非常に合っているのだという。

「『笑ってはいけない』は、とにかく体を痛めつけるような笑いなんです。ダウンタウンが『どつき漫才』の系譜なので、番組もそれを踏襲してああいう作りになっているんでしょうが、これが徐々に時代に合わなくなってきている。コンプラ的にもそうですし、一世風靡している第7世代の若手芸人たちも『どつき漫才』からはかなり遠ざかってますよね。『有吉の壁』も体を張る面は多少あるけど、基本は『どつき』じゃないアイデア勝負の笑いです。どちらが今っぽいかといえば、『有吉の壁』のほうが時代性に沿っているとは思います」(前出・バラエティ番組構成作家)

『有吉の壁』年越し特番待望論が浮上する理由には、こうした時代性との兼ね合いを加味してということもあるだろう。しかし、テレビ局関係者は芸能事務所のパワーバランス上、そう簡単にはいかないだろうと話す。

「日テレの年越し特番枠は長いあいだ吉本芸人が仕切ってきました。この14年間は『笑ってはいけないシリーズ』でしたし、その前の2年はナインティナインの番組でしたからね。吉本としては、この枠をそう簡単に手放すわけにはいかないでしょう。ただ、テレビは数字がすべてですから。『有吉の壁』がいい数字をキープしたまま何年も続けば、可能性はなくもない」(前出・テレビ局関係者)

 新たな吉本芸人が「笑ってはいけないシリーズ」を凌駕するヒットコンテンツを生み出すか、はたまた『有吉の壁』が飛躍を続けるか……どちらにせよ、日テレ年越し特番が新たな装いになる日はそう遠くないのかもしれない。

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