安倍突然辞任の裏から透けて見えてくる“政敵”石破茂に対する執念とも思える憎悪

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2020年09月01日 00:42  日刊サイゾー

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日刊サイゾー

写真「週刊文春」(文藝春秋)2020年9月3日号より
「週刊文春」(文藝春秋)2020年9月3日号より

今週の注目記事・第1位「安倍晋三<13年前の悪夢再び>潰瘍性大腸炎が再発した」(『週刊文春』9/3日号)「『安倍退陣』の瀬戸際」(『週刊新潮』9/3日号)「安倍首相『前夜の緊迫』」(『週刊ポスト』9/11日号)「石破茂独占インタビュー60分」(『サンデー毎日』9/13日号)

同・第2位「蓮舫が三行半『ペット以下』夫の言い分」(『週刊文春』9/3日号)

同・第3位「こじるり略奪愛、キングダム漫画家はアイドルとも泥沼『四角関係』」(『週刊文春』9/3日号)

同・第4位「トランプ逆転の可能性は十分ある」(『ニューズウイーク日本版』9/1日号)

同・第5位「『ちあきなおみ』最後のマネージャーが初めて明かす『断歌』の真実」(『週刊新潮』9/3日号)

同・第6位「『乙武クン』調停で元『家族』に新たな不幸」(『週刊新潮』9/3日号)

同・第7位「コロナ『ワクチン』大研究」(『週刊文春』9/3日号)

同・第8位「きゃりーぱみゅぱみゅに新恋人! イケメン年下俳優と夜のお散歩デート目撃撮」(『フライデー』9/11日号)

同・第9位「チュートリアル徳井義実、美人アーティストとお家デート−地上波復帰」(『フライデー』9/11日号)

同・第10位「御存知ですか テレワークで年金が減ります」(『週刊現代』9/5日号)

同・第11位「『キャスターもいいですね』ハンカチ王子引退へ」(『週刊文春』9/3日号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 今週は安倍辞任でもちきりだ。

 だが、残念ながら、ほとんどの週刊誌が締め切りに間に合わなかったために、辞任か? までで思考停止してしまっている。

 これも、週刊誌に散々悪口を書かれてきた安倍首相の「倍返し」ならぬ「意趣返し」かもしれない。

 その話題は後でじっくりやるとして、まずはハンカチ王子として一世を風靡した男の人生である。

 今では噂も聞こえなくなってしまったハンカチ王子。今年で日本ハムへ入団して10年になる斎藤佑樹投手(32)だが、文春によれば、今シーズン限りでユニフォームを脱ぐそうだ。

 一軍通算15勝。ここ2年連続未勝利。今季の年棒は1600万円。現在は二軍暮らしだが、ここまで1勝3敗、防御率6.57。

 なぜこんな人間を解雇せず置いておくのかというと、「一一年の入団時、『十年は契約を続ける』という約束を交わしていたという話です」(球団関係者)。それの今年は最終年になる。

 さらに、斎藤を擁護してくれた栗山英樹監督が、低迷する責任をとって辞任するそうだ。

 私生活では昨年、学生時代からの知人で元モデルの女性と結婚したという。引退後、斎藤は「スポーツキャスターもいいですね」といっているそうだが、プロで活躍しなかった選手がキャスターになれると思うのは、人生を甘く考えているのではないか。それよりも、奥さんから離婚されないように気をつけたほうがいい。

 さて、暇ネタの宝庫である現代で、紹介しようという記事を探すのは骨が折れる。

 今週はようやくこれを見つけた。

 コロナ感染拡大で、テレワークが人口に膾炙した。

 自宅にいても地方にいても仕事ができると、土地の値段が上がった地方もあるという。

 編集という仕事は、一番テレワークに合ったものだと昔から思っていたが、今なら、毎月住む土地を変え、放浪しながらでもベストセラーが生み出せる。

 会社側も、通勤定期を払うことなく、残業も減るようだから、従業員と会社はウインウインの関係になるのではと思っていたが、現代はそうではないというのである。

 諸手当が減ると、定年後にもらう年金が減るというのだ。

「通勤手当や残業手当は、社会保険料の算出に関わっているため、テレワークの影響でこれらの手当てが減ると、標準報酬月額(健康保険や厚生年金など社会保険料の算出となる額)が下がる」と社会保険労務士の井戸美枝はいう。

「厚生年金の受給額は、定年退職までの月数×平均標準報酬月額(厚生年金加入期間の標準報酬額の平均値)×厚生労働省が定めた乗率(入社が2003年3月以前は、生年月日などによって変わる。2003年4月以降は、5・481/1000で統一)の計算式に則って決定される。

 定年退職するまでの間に、テレワークによって通勤手当がゼロになり、残業手当が減少すれば、平均標準報酬月額が下がる。

 それに気づかずにテレワークを続けていると、知らず知らずのうちに、年金の受給総額が減り続けてしまうのだ」(現代)

 これは知っておいた方がいい。

 お次はフライデーから。

 2019年10月に東京国税局に累計約1億2000万円の申告漏れを指摘され、芸能活動の自粛を余儀なくされた、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(45)だが、8月26日深夜の『東野・岡村の旅猿17〜プライベートでごめんなさい…』(日本テレビ系)で地上波のテレビ番組復帰を果たした。

 フライデーが、徳井とかねてから交際が報じられていた姉妹音楽ユニット・チャラン・ポ・ランタンのもも(27)とのツーショットを掲載している。

 フライデーによると、徳井とももは2017年秋頃から交際をスタート。徳井の仕事に合わせてももが大阪に行ったり、徳井がチャラン・ポ・ランタンのライブに行くなど交際は順調に続いており、徳井の謹慎期間中も、ももが支えになっていたというのである。まずは目出度い。

 お次もフライデーから。私には発音できない女性と年下の男がデキているというお話。

 フライデーデジタルから引用してみる。

「8月下旬、日中のうだるような暑さがようやく和らいだ、夜8時過ぎ。都内の高級タワーマンションから、鮮やかなブルーのワンピースを着た女性が姿を現した。歌手でファッションモデルの、きゃりーぱみゅぱみゅ(27)である。

彼女の隣には、ひょろりと背の高いイケメンの姿が。左手にはきゃりーの愛犬『あめちゃん』のリードがしっかりと握られている。

二人はそのままゆっくりと歩き始めた。きゃりーが一人で少し先まで進んで振り返り、愛犬と彼の様子を笑顔で見つめる。その後も顔を見合わせて、時折笑いながら語らったり、『あめちゃん』を抱き上げたりしながら30分ほど散歩を続け、仲睦まじい雰囲気で一緒にマンションへ帰っていった。

気になるこの男性は、あの『テラスハウス』でスタジオメンバーを務めていた、俳優の葉山奨之(24)である。

『葉山は小栗旬に憧れて芸能界入りした期待の若手俳優で、現在放送中のドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」(日本テレビ系)にも出演しています。’18年1月には、きゃりーが自身のインスタグラムに、葉山を含めた4人でディズニーランドへ行った様子をアップしていました。その後、時が経つに連れて互いに恋愛感情を抱き始め、交際に発展していったのではないでしょうか。葉山は以前から、「年上の女性じゃないと付き合えない」と公言していますしね』(芸能プロ関係者)」

 とまあ、そういうことだ。

 さて、安倍の辞任会見で、新型コロナウイルス対策も発表された。

 来年前半までに全国民分のワクチンを確保することに加えて、秋冬に向けて、季節性インフルエンザが流行することに備え、検査体制を拡充するなどの方針も盛り込まれた。

 中でも重要なのは、現在、新型コロナウイルスは第二類指定感染症になっている。それを見直すことである。これまでは、陽性になれば無症状でも軽症でも入院措置になり、医療費もかからなかった。だがこれが外され、自己負担ということになれば、病院へ行くことを躊躇する人が増え、感染者を増やすことになるのではないか。

 また、ワクチンを来年早々から国民全員に接種するというが、文春が報じているように、承認を急ぐあまり安全性を不安視する声がある。

「ワクチン開発に本来四〜五年かかるのは、それだけ多くの人に治験を行い、有効性と安全性を担保できるかを確認するためです。今回、早さが重視され過ぎているきらいがあります」(大阪健康安全基盤研究所の奧野良信理事長)

 また、医療費の増大につながるという問題もある。

 日本は、アメリカのファイザーとイギリスのアストラゼネカと、ワクチンが完成したら供給を受けることで合意した。

 文春によると、

「米政府は、ファイザーと一億回分のワクチンを約二十億ドルで契約している。一人当たり約四千二百円。その他製薬会社と米政府との契約は、一人当たり二十〜四十二ドルだという。

 日本は契約金額を明らかにしていないが、全額を新型コロナ対策として確保した予備費で賄う方針だ」

 東京大学大学院の五十嵐中客員准教授がいうには、日本の全ワクチン市場規模は年間2000から3000億円あり、価格次第だが、全国民に接種したらそれに匹敵するか、それを上回る5000億円にもなる可能性があるという。

 逼迫している医療費をさらに危機的状況に追い込まないかと心配になるが、それよりも、そんなに早くワクチンができるのかという疑問に、政府や厚労省はきちんと答える義務がある。

 さらに、経済回復を優先するあまり、安倍が会見でもいっていたように、高齢者と基礎疾患を持った人間だけを重症化させないことにコロナ対策を絞ることで、貧困層などへの目配りがおろそかになることが考えられる。

 日本がコロナの感染者も死亡者も少ないのは、政府が有効な政策を打ち出したり、専門家と称する連中が有意義な助言をしたからではない。

 それを忘れて、コロナ対策をおざなりにすれば、今冬、痛いしっぺ返しにあうと思う。

 ところで、いくつになっても身の処し方がわからない人間がいる。新潮が報じている乙武洋匡(44)もその一人のようだ。

 彼が5人もの愛人と不倫をしていたことを、新潮が報じたのが4年前。一度は夫婦で出直すといったものの、その年の9月に離婚。3人の子どもたちは妻が引き取った。

 だが、乙武がテレビで離婚に至った経緯をべらべらと喋ったため、離婚に際して交わした「守秘義務契約」違反にあたると、元妻から損害賠償請求の提訴をされてしまう。乙武側は、法廷闘争が長引くと自身や不倫相手たちが出廷しなければならなくなるため、和解に持ち込んだという。

 その後約1年間かけて37か国を回る海外放浪の旅に出て、それを『ただいま、日本』という本にしたそうだ。

 その彼が昨年、子供たちに会いたいと家庭裁判所に面会交流の調停申し立てをしたというのである。父親としての心情はわかるが、これが子供たちへの強いプレッシャーになっていると、新潮が報じている。

 事情を知る関係者によれば、当初、不倫という意味もわからなかったが、徐々に理解しつつあり、「乙武さんへの嫌悪感が強く芽生え始めている様子です」。また、「海外放浪をまとめたことに関しても、『自慢しているようで気分が悪い』と言っているそうです」

 結局、「お子さんたちは乙武さんに会いたくないという意志を示したと聞いています」。かくして乙武は、申し立てを取り下げざるを得なかったそうだ。

 こうした問題は、子どもたちが大きくなって、男女のことを少し理解するまで、待つしかないと思う。わかればもっと嫌われるかもしれないがね。

 さて、ちあきなおみという歌手がいる。彼女は、夫の郷治が55歳の若さで肺がんで亡くなった1992年に、「主人の死を冷静に受け止めるにはまだ当分時間が必要かと思います」という自筆のコメントを出し、以来、芸能活動を休止してしまった。まだ44歳だった。

 夫が眠っている六本木の寺の近くに住み、月命日にお墓参りする姿が、時折報じられるだけで、一切メディアには登場していない。現在72歳になる。

 新しく編集されたCDはたびたび発売され、テレビも時々彼女の特番を流す。今や美空ひばりと並ぶ伝説の歌姫になったちあきだが、肉声は全く聞こえてこない。

 新潮は、彼女の最後のマネージャーだった古賀慎一郎が『ちあきなおみ 沈黙の理由』(新潮社)を出版したのを機に、古賀に、郷が亡くなった時のちあきの様子や、彼女に、「ちあきさんは本当にもう歌わないんですか」と聞いたときのちあきの言葉を聞き出している。

 有名な、郷の亡骸が荼毘に付されるその瞬間、「私も一緒に焼いて!」と絶叫したという話について、古賀は「そうした記憶はない」という。だが、ちあきは、棺の横で郷の顔を見つめて「ごめんなさい……ごめんなさいね」と何度も繰り返し話しかけていたことは覚えているという。

 もう歌わないんですかと聞いたとき、ちあきは、「私が郷さんと一緒にやってきたことが、間違いではなかったと分かったはずです。もう無理して歌わなくていいよ……郷さんもそう言っていたんです」といった。

 続けて、「郷さんを死なせてしまったのは私なんです。私が殺したんです」といったというのだ。

 古賀によれば、郷はスター俳優だったのに、それを捨ててちあきの個人事務所の社長に就任し、ちあきの盾として芸能界というムラ社会と闘って、ちあきを守ってきた。

 そのストレスが、郷の心身を蝕んでしまったのだと、ちあきは考えていたというのである。

 今は、テレビを見たり買い物をする日々だという。趣味はヨガと、意外なことに格闘技観戦だそうで、「ヒクソン・グレイシーが好き」だそうだ。

 自分の歌の中で好きなのは「霧笛(難船)」、好きな歌手は友川カズキ。今夜は安酒を呑んで彼女の「紅とんぼ」でも聞こうか。

 お次は、安倍の盟友・トランプの話題を紹介したい。

 ニューズウイーク日本版が「トランプ逆転の可能性は十分ある」と報じている。寄稿しているのは、「米国人最高の教授」の1人といわれるサム・ポトリッキオ・ジョージタウン教授。

 理由は5つあるという。トランプの平均支持率はクリントン、ブッシュ息子、オバマより低いが、大きく劣ってはいない。

 中央政界での経験が長い候補者は過去11回の大統領選で9回負けている。また新型コロナウイルスのワクチン開発が一気に進んだり、経済が予想以上のペースで回復した場合はトランプ有利。

 今回の選挙は郵便による投票が多数を占める可能性があり、選挙の手続きが異例なものになればなるほど、トランプ勝利の可能性は上がる。

 トランプ支持者は、人口動態から見て将来の選挙はどんどん不利になることを理解しているから、彼らの投票率が予想以上に上がり、トランプを当選ラインに押し上げるかもしれない。

 トランプ侮るべからずだというのである。

 文春が、“こじるり”こと小島瑠璃子(26)と、『キングダム』という漫画でベストセラー作家になった原泰久(45)が熱愛中と報じている。

『キングダム』というのは中国の春秋戦国時代を舞台に、青年たちの群像劇を描いた漫画で、集英社の『週刊ヤングジャンプ』に連載されていて、単行本の累計発行部数は6600万部を超えるという。

 小島は、この漫画の熱烈なファンで、18年11月のテレビに、小島のたっての望みで、原と対談したことがきっかけだったそうだ。その後、小島のほうから猛アタックして、今年の春ごろから本格的に付き合い始めたそうである。

 2人の交際が発覚したのは週刊ポストが7月31日にスクープしたからだが、原にはポストが書かない、隠された「過去」があったと文春はいう。原には妻と3人の子供がいたのである。

 糟糠の妻で、原は、妻への愛や子煩悩なことを隠してこなかった。稼ぐのに、クルマも着るものも地味だったが、2年前、久留米市に大豪邸を建築した頃から、夫人との間にすきま風が吹き始めたそうである。

 あるアイドルと親密な関係に陥ったという。歴史に造詣が深い「歴ドル」として活躍していたが、原から、「妻とは別れるから、付き合ってほしい」といわれ、本格的に交際が始まり、今年の春、彼女は芸能界を引退したというのだ。

 彼女は原の言葉を信じ、原との結婚を望んだが、原は一緒になろうとはしなかった。

 ポストが報じた小島との熱愛を見たのだろう、彼女はこうツイッターで呟いた。

「許せないことがあった。5日間ご飯食べられず、眠れなかった」

 その後も彼女の怒りのツイッターは続き、今度は小島が反論して、場外乱闘に発展しているという。

 現在、原の元妻と子供たちは久留米市の豪邸に住んでいる。登記簿上の所有者が妻へと変更されたのは今年3月。原は博多のマンションに住んでいるそうだ。

 原は、大学院を出てからシステムエンジニアになり、その後に漫画家になる夢を実現したそうだ。社会経験もあり世間知もある中年男で、春秋時代の英傑たちを描いているなら、身の処し方はわかっているはずだと思うが。

 私はこういう話が好きだ。蓮舫の離婚話である。

 文春によれば、8月21日未明に、参議院ホームページに掲載されている彼女の「議員情報」の本名の欄が「村田蓮舫」から「齊藤蓮舫」にひっそりと変更されたという。

 彼女が報道キャスターだった時、フリーライターの村田信之と知り合い、結婚して男女の双子を出産している。仲睦まじいように見えていた夫婦に何が起きたのか。

 蓮舫は文春に対して、「シンプルに人生観の違いですね」と答えている。要は、地方に生活拠点をもって生活したい夫と、東京が選挙区の蓮舫との違いが離婚へとつながったということのようだ。蓮舫は、

「もともと彼とは部屋は別、食事も別で、コロナ禍でも生活は変わりませんでした。子どもたちが成人し、互いの将来を考えた時、同じ籍にいる必要はないかな、と」

 話し合いは30分2回だけ。2人は独立会計だから慰謝料はなし。もともと村田は、家庭内での序列は「ペット以下」といわれていたこともあって、カカア殿下だから、村田の話もさばさばしていてすがすがしい。来年、東日本大震災から10年で、釜石で復興支援をしようと思っていた時に、離婚を切り出されたという。

「お! という感じで、悩む暇はなかったですね。おわかりかと思いますが、悩んでも聞いてくれる人ではないので。(中略)もともとペットより下の観葉植物以下でしたから、今度は自分で光合成するぞ(笑)」

 村田にいいたい。蓮舫という女性との結婚生活を書いたら面白いものになると思うが。

 さて、今週最大の話題である「安倍辞任」について。

 8月4日発売のFLASHが、安倍首相が嘔吐していたと報じた。

 その時は、大きな話題にはならなかったが、じわじわ「安倍体調不安説」が広がり、ついには辞任を発表することになるのである。

 残念ながら文春も新潮も、「安倍晋三<13年前の悪夢再び>潰瘍性大腸炎が再発した」(文春)「『安倍退陣』の瀬戸際」(新潮)と報じているが、退陣か? というところまでで、締め切りになってしまった。

 会見前日の様子から、会見の様子、これからの問題などを、私なりに見て、読んでいたことを交えて、お伝えしたいと思う。

 8月27日。安倍首相の病状と退陣するかしないかの話題でもちきりである。

 朝、『とくダネ!』(フジテレビ系)に安倍のポチといわれる政治評論家の田崎史郎が出ていた。

 明日、28日に安倍が会見をするが、どう見ているかと問われて、興味深い発言をしていた。

 これまで同様、安倍の病状は大したことはない、続投するはずだと答えると思っていたら違った。彼は、安倍の持病は相当悪いことを認めたうえで、治療を続けながらしばらくこのままでいくか、退陣表明、入院して臨時代理を置くかの3通りだと答えた。

 いつも安倍の代理人ではないかと思う発言に終始することが多い彼でさえ、安倍の病状は深刻で、続投という選択はかなり難しいのではないかと見ているようだ。

 朝日新聞の朝刊では、この問題をほとんど扱っていないが、かえって、総力を挙げて退陣か続投かを探っていることをうかがわせる。

 各紙が慎重な中、スポニチが安倍が続投する意志を固めたと報じた。

「健康不安による辞任説がささやかれる中、安倍晋三首相が、続投の意思を固めたことが26日分かった。首相に近い関係者が『体調も良くなっており、続投を決めたと聞いています』と話した。首相は28日に、通常国会閉会翌日の6月18日以来となる記者会見を首相官邸で開き、自らの病状を説明した上で、9月の早い段階で内閣改造を行う考えを表明するとみられる」

 私も、明日退陣発表の可能性は低い気がするが、病状を考え、気力の衰えも加味すると、大叔父・佐藤栄作の記録を超えた区切りで、辞めるといい出す可能性もなくはないと思う。

 翌8月28日。

 安倍首相が辞任した。私が知ったのは朝日新聞DIGITAL(8月28日 14時50分)の速報だった。

 朝、新聞各紙を買って、安倍が首相の座に残るのか、辞任するのかについて、どう報じているのかを見てみた。だが、「ワクチン全国民分確保へ」(読売新聞1面)など、コロナ対策が発表されるとは書いてあっても、「首相、きょう会見 健康状態・コロナ対策を説明か」(朝日新聞)としか書いていない。

 私が読んだ限りでは、昨日のスポニチだけが「首相続投」と書いただけだった。この不気味な沈黙が何を意味するのか、私には計りかねた。

 朝の『とくダネ!』(フジテレビ系)に出た産経新聞政治記者が、入院という選択肢はないが、持病を抑えながら続投するか、退陣の可能性もあるのではないかと、口ごもりながらいっていたのを聞いて、安倍首相は退陣に傾いているのかと思った。

 安倍首相に近い読売新聞と産経新聞は、続投ならば1面トップでやってくるはずだからだ。

 安倍一強を倒したのは、野党でもメディアでも世論でもなく、第一次政権と同じ自らの内なる病だった。

 私のオフィスには金子兜太の筆になる「アベ政治を許さない」のコピーが貼ってある。ここでも散々安倍の悪口を書き連ねてきた。

 長いだけで、何のレガシーも残さず、疑惑ばかりをばら撒き続けてきた安倍政権の罪は、これから様々なメディアで検証されるだろうが、一抹の寂しさを感じないといえば、嘘になる。

 決して、安倍を懐かしむわけではない。体調不良を押し隠して職務を遂行してきたことを賞賛する気もない。モリ・カケ問題や「桜を見る会」疑惑をなかったことにする気はさらさらない。

 数々の疑惑を国会で追及されても、質問には答えず、逆に恫喝する憎々しいまでの増上慢ぶりが消え、弱弱しい病人になってしまったことが、私には、何かやりきれないものを感じるのだ。

 最後まで居丈高でいてほしかった。

 会見を見ていてまず思ったのは、「大叔父の佐藤栄作に似てきたな」ということだった。両頬のタレ具合がそっくりだ。

 佐藤は辞任の記者会見の時、新聞や民放を追い出し、NHKのカメラだけを残して、それに向かってしゃべり続けた。

 国民に語り掛けたのではない。自分の身勝手な主張を延々と話し続ける姿は、独裁者の成れの果てだと、テレビを見ていてそう思った。

 安倍は、プロンプターも使わず、原稿に目を落とすこともなく、読売が報じたように、直前にまとめたコロナ対策について語り、その後、辞任の弁を語り始めた。

 6月に再発の兆候があり、薬を投与されたが、8月に再発が確認された。

 新しい薬を投与されたが、予断を許さない。体調が万全でないために政治判断を誤ることがあってはならないと思い、辞することを決めた。

 悩みに悩んだが、冬を見据えて、新体制に移行するならこのタイミングしかない。佐藤のように高ぶることもなく、淡々と語った。

 記者から、レガシーは何かと聞かれ、東北の復興、400万人の雇用の創出、地球儀を俯瞰する外交などと述べたが、開始から20分ぐらいで、声がややかすれてきた。口が乾くのだろう、唇を舐めるようなしぐさをする。

 拉致問題や日ロ交渉に進展がなかったことを聞かれ、「痛恨の極み」といった。

 総理の資質について問われると、首相という職務は一人ではできない、大事なのは「多くのスタッフや議員たちとのチームワーク」と答えたのが、安倍らしかった。

 辞任は一人で考えて決めたという。憲法改正、地方創生、核兵器廃絶、IT化の遅れ、メディア対策などの質問が出たが、おざなりの答えしかしなかった。

 少し怒気をはらんだいい方をしたのは、「政権を私物化したのでは」と聞かれた時だ。強い口調で「私物化をしたことはない」といい切った。

 東京五輪については、私の後任がしっかり準備を進めていかなくてはいけないと、中止という考えはないようだ。

 不思議だったのは、安倍の在任中に拗れに拗れた日韓関係と日中関係について、誰も質問しなかったことだ。

 両国との関係は、これからの日本の命運を決めるかもしれない重要な問題である。安倍が、私のやり方は間違っていなかったというのか、至らないところもあったというのか、韓国、中国の要人たちもテレビを注視していたはずだ。

 ここで何らかの謝罪のようなものがあれば、両国関係はいい方向に進むかもしれないのに、残念だった。

 1時間、見続け、ノートにこうメモした。

「やはり何も成し遂げなかった人だった」

 辞任を聞いた石破茂が「驚いた!」といったように、このタイミングで辞任する理由は、安倍の会見を聞いても腹に落ちてこない。

 体調がよほど悪いというのは、テレビからも伝わってきたが、それなら通院ではなく、1,2週間入院して、それからでも遅くはない。

 実はこういう裏があったんだと、メディアがこれから書きたてるのだろう。

 突然の辞任は、次の総選挙で自民党が勝利するためではないかといわれているそうだ。かつて大平正芳首相(当時)が衆参同日選挙の最中に急死し、自民党が大勝したことがあった。

 安倍が全身全霊をかけてコロナ対策を行い、志半ばで病に倒れ、辞任したことを旗印に、衆院選を戦えば勝てると読んでいるというのである。

 あまりにもバカバカしい見方ではあるが、逆に見れば、そこまで安倍首相は追い込まれていたということかもしれない。

 ようやく安倍政権という“悪夢”が終わったのだから、安倍の亜流政権だけは絶対つくらせてはいけない。

 だが、安倍突然辞任の裏から透けて見えてくるのは、“政敵”石破茂に対する執念とも思える憎悪である。

 安倍は二階に、総裁選を仕切ってくれるように頼んだ。“古狸”である二階は、安倍の意を汲み、9月半ばに、自民党の全国の党員・党友による投票はやらずに、国会議員票と都道府県連に割り当てられた票だけで行うようである。

 自派の国会議員はわずかに19人しかいない石破が勝つには、圧倒的な支持がある党員・党友票が頼りだが、それをそっくり奪ってしまおうという“戦略”である。

 石破はサンデー毎日(9/13日号)で、後継の決め方を問われ、こう語っている。

「国民、なかんずく党員が納得することが必要だ。自民党はずっと党員獲得運動を続けていて、党本部には『総力結集』『目指せ120万人』のポスターが大々的に張られている。私も幹事長経験者としてよくわかるが、党員獲得のセールストークは『あなたも総理が選べます』。(中略)総理は直接選べないが、自民党員なら総裁(=総理)を選べます、と言って党員を集めることが多かった。その権利が行使できないのなら何のための党員なのか、ということになる」

 党員の声は世論である。それを無視して、永田町という“密室”だけで決めてしまっていいはずはない。それでは安倍政治からの決別にはならない。(文中敬称略)

【巻末付録】

 まずは現代から。

「消えたあの雑誌/『スコラ』が撮った女たち――女優ヌード傑作選 水島裕子、児島美ゆき、岡江久美子」

「有栖花あか、神が宿るヘアヌード――驚異のJカップ巨乳が衝撃デビュー」

 そして袋とじは「道端アンジェリカ――圧倒的人気を誇る34歳のカリスマモデル」。たしかになかなか魅せるボディである。

 お次はポスト。

「日本一の美尻グラドル総選挙2020 秋山莉奈、倉持由香、蒼井まや、九条ねぎ、須永ちえり」

 袋とじは「伊藤はる、ヘアヌードの旋律―-東京藝術大学の現役大学生が脱いだ!」。なかなかかわいい子だが、身長142cmとは……。撮影中に全裸でショパンを弾いたら、「美しくも淫らな音色だった」そうだが、淫らなショパンを実際に聞いてみたいね。

「なをん。(now・on)/<42>新妻のいろは・にほへと」「優香先生、教えてください」。

 伊藤はる君もいいが、やはり道端アンジェリカの迫力には負けるな。よって今週は現代の勝ち!

このニュースに関するつぶやき

  • それは裏を返せば、安倍が石破を怖れている事の証拠。でも石破も安倍とどっこいどっこいだ。「デモはテロ」「兵役拒否は懲役300年」なんて言える奴だし。自民党は永久解党で。
    • イイネ!7
    • コメント 0件
  • ポスト安倍の街頭アンケート、菅氏の圧勝 → ネット「マスコミが調査する石破さんが圧倒な一位は何なんでしょうか?」 https://sn-jp.com/archives/10460
    • イイネ!33
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