【9月の惑星予報】エネルギーの切り替えが多い1カ月　1年の締めくくりを意識し始めよう！

――太陽が昼と夜を決め、月が潮の満ち引きを決めるように、普段意識していない天体・惑星も私たちに影響を与えています。惑星予報で1カ月の星の動きを知り、惑星パワーを上手に使っていきましょう！

■9月の惑星予報

『安定した落ち着きのあるムード』ときどき『運気の転換点が訪れる』

★9月の注目DAY★
（1）9/10……火星が逆行開始。ペースがスローダウン。
（2）9/13……木星の逆行が終了。本来の幸運を受け取って。
（3）9/29……土星の逆行が終了。試練のご褒美をもらおう！

■9月の主な惑星の動き

　9月は、乙女座、山羊座、牡牛座、という地の星座グループに星が多く入った状態でスタートします。どこか安定的な落ち着いたムードが醸し出されるでしょう。物ごとを整えようとするエネルギーが高まってくる状態です。この安定感は9月下旬まで断続的に続きますが、その間、大きな惑星たちの逆行に関する転機が続きます。

　まずは10日。牡羊座エリアの火星が逆行に転じ、物ごとのスピードや攻撃性などがゆるやかになります。13日と29日には、山羊座エリアに長期滞在している木星と土星が次々に逆行を終了し、順行に。この2星の動きは、社会の混乱に対して何らかの落としどころや解決策が見つかってくる暗示といえるでしょう。

　9月22日には、太陽の運行の大きな区切りである「秋分」も迎えます。秋分は、昼と夜の長さが同じになって陰陽のバランスをとったあと、実りや終息を象徴する晩秋＆冬へと向けて歩み出すタイミング。混迷を極めた2020年の、ラスト3カ月がスタートする日です。

　9月の星回りは、このように年末に向けて新たな秩序を作り出すべく動き出します。特に、逆行を終えた山羊座エリアの木星と土星は、このあと「未来」を象徴する水瓶座へとまっすぐに進みます。12月下旬にくる土星と木星の大会合（グレートコンジャンクション）に向けて、社会的責任や、国家、政治などの問題を総仕上げするような流れが断続的に訪れるでしょう。

　個人レベルにおいても、1年の締めくくりや、自分がこれから積み重ねていきたいものなどにフォーカスしたい1カ月です。目的意識をしっかり持って、2021年を見据えた行動を開始しましょう！

■9月の注目DAYはこう過ごそう！

（1）9/10……スピードよりも堅実さを心がけて
　牡羊座にいる火星が逆行をスタートします。勢いや怒りのエネルギーは抑えられ、落ち着いた行動ができるタイミングに変わってくるでしょう。活動的な人にとっては、物ごとの動きが遅く感じたりするかもしれませんが、ここでのスローダウンは、「能動的に攻める」よりも「受動的に受け取る」ときだと考えるとよさそう。乙女座にいる太陽と山羊座にいる「幸運の木星」がぴったり調和していることもあり、堅実さにツキが回ってくるときです。

（2）9/13……確かなスキルや知識を手に入れよう
　山羊座エリアで、5月14日から続いていた木星逆行が終了します。年運を司る木星が順行に戻ることで、一気に運気が2020年の総仕上げに入っていきます。山羊座木星は、社会や国家、仕事のあり方などについて拡大・発展の運気を与えるものでしたが、今年は、土星や冥王星がともに滞在することによって、変容や試練も同時に課される運気となっていました。残り3カ月は、自分が本当に手に入れたいスキルや働き方など、本来の山羊座木星の恩恵を受け取れるときです。長期計画が必要なプランなどを始めるのもオススメ。

（3）9/29……責任やキャリアの構築に果敢なチャレンジを
　山羊座エリアにいる土星の逆行が終了します。この逆行は5月11日から始まっていたので、先に順行に戻った木星とともに、5月からの社会的停滞感を払拭する流れへと変わっていきます。土星は責任や制限、試練をあらわす星ですが、その分、試練を乗り越えた人には現実的なご褒美を与えてくれます。試練から逃げずに、自分の責任やキャリア構築に取り組むことが幸運を呼び込むでしょう。山羊座が象徴する「社会や仕事」に関する目標の総仕上げに入ってください。

　9月の決断は、2020年の締めくくりを大きく左右するものになります。過ぎてしまった時間や、なくしてしまったものがどんなに大切であったとしても、未来を見据えて過ごすことを心に決めていきましょう。
（永沢蜜羽）

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